地方のIT企業として言及してみるよ

ここ数日、はてなで地方の情報社会のありかたについて話題になっています。(ちょっと乗り遅れてますが。)

最近、こんなサイトを公開(リニューアル)したばかりの私としてはすごく興味深く読みました。

鴨川ももちろん観光地であるわけですが、勢い「内から外へ」の情報発信ばかりが主張されることが多く、「内から内へ」の情報って(ネット上には)あまりありません。誰かやらないかなぁ→自分がやればいいじゃん、と思って先のようなサイトを作ったわけですが、言うまでもなく、大変で貴重なのは内容を充実させることです。

特にイベント関係の情報をうまく集める方法はないかと模索していますが、なかなかうまくいきません。市役所の広報がPDFで落とせるので、そこからコピペ引用すればいいかな、とか思ってますがそれさえも面倒くさい。誰かやってくれる人いないかな。(笑

地方でネットの利用が進んでいない話(3) – 北の大地から送る物欲日記

大手企業が作るような派手な動画や音、動きがついてたり、どこの未来UIだよ!と言いたくなるような豪華なサイトなんていらない。そこを利用しようとする人が欲しい必要最低限の情報がしっかり出ているサイトがあるだけでどれだけ嬉しいことか。

そうそう、そこなんですよ。全市的に日時・場所(地図)・概要がわかるサイトがあったらいいんですが、それがない。紙媒体では結構あるんですけど。

特に3年前に合併したんだから、もう少し旧鴨川市のことを知りたいという欲求は(たぶん逆も)少なからずあるんですが、 なかなか。

まあ近いんだから何もネットに求めなくてもダイレクトに体験できるじゃんという指摘もあるでしょうが、まずイベントがあることを知りたいと思うわけです。

「情報」というと(自分もそう思ってましたが)「口コミ」「レビュー」と捕らえがちです。が、こと地方の場合、これを引き出すのは難しい。リンク先にもあるように「匿名性」が保障されていないからです。例えばどこかの店の料理が不味かったとして、それを書けば「どこの野郎が書いてやがる」ということに必ずなります。 それはそれで無責任な発言がされないという抑止の効果もあるわけですけど。

だもんで、まずは表に出ていても集約されていない「公の」情報をまとめることから、と思ってます。ビジネスにはならないかもしれませんが。

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