fon というWiFi環境を相互に提供しあうソーシャルサービスがあります。プロジェクトの趣旨は理解できるのですが、実効性はいまいちだろうなと思っていて、なぜなら、無線LANユーザがみんなが Linus であるとは限らないから。無線LANユーザの中でfonユーザが占める割合って少ないと思うのです。
観光地である鴨川市では、普通に家庭で無線LANを使っている観光客(ビジター)が、Linus であるとは限らない、いやむしろ断然少ないでしょう。
ならば、携帯から認証情報を取得できて、それを無線LANの接続IDに使う、というほうがスマートですよね。そういうことはやろうと思えばできるんですが、APをひとつ作るのにかかるコストがかかりすぎて現実的ではないなぁと思ってました。
が、しかし。
なんと fon ルータ La fonera (1,980円) は Linux で動いているということじゃないですか!ファームをダウングレードすれば ssh でログインでき、中をいろいろいじれるみたいです。これは面白くなってきた。早速 Amazon で、La fonera を発注しましたよ。明日には届くようなので、早速いじってみたいと思います。
やりたいことは、先ほども書きましたが、
- 携帯で指定Webサイトにアクセス。無線LANアクセス情報を取得。
- 手持ちのPC/ガジェットからfoneraハック版にアクセスし、認証情報を入力。
- インターネットに接続。
1. のところで弊社製SNS、Zeego.org に入ってもらうか、寄付を募るという形にすれば、いろいろ面白いことできそうです。プロジェクト名は考えてあります。ずばり、
Project KamogaWiFi (かもがわいふぁい)
インターネットへのアクセスは施設負担になってしまいますね。そこまで面倒みれればカッコイイですが、弊社にはそんな資本はありません。(w
市内の宿泊施設、飲食店を中心に営業してみようかと思います。たぶん La fonera にちょこっと手をいれればできるはず。久しぶりにハックのしがいがあるモノを見つけました。
La Fonera ハック (OpenWRT化)…
月初め頃に「La fonera をハックしたくなりました。」というエントリを書き、モノをアマゾンで購入してはいたのですが、ずっと触れずにいました。今日やっと時間まとまっ (more…)