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高梨的「賢い(?)」買い物メソッド

市内の百均やカイ◯ズ、◯D◯YAなどもよく行きますが、ネットでもよく買い物をする高梨です。

このブログをお読みの皆さんなら、すでにネットで買い物をしているかもしれませんが、今日はもうちょっと踏み込んで、「賢く」「騙されずに」買い物をする方法をご紹介します。はじめにお断りしておきますが、この記事によって生じたいかなる損害も私は保障いたしません。採用・不採用はあくまでもご自身の責任で。

オクではウォッチリストで「アタリ」をつけておく

オークションサイトといえば日本最大の「Yahoo!オークション」。きっとご利用の方も多いと思います。市内で手に入りそうな人気商品はもちろん、ネジ一本から中古の部品まで、まず見つからないものはないといっていいでしょう。レアなところでは「ミジンコの卵」を買ったことがあります。ww

難点なのは、「オークション」なので、一度入札に参加してしまうと、高値更新されるか実際に落札するまで降りることができないこと。複数商品があった場合には、他に入札した方が安くて、損した気分に・・・なんてこともあると思います。

そこで、欲しい品を見つけたら、一旦「ウォッチリスト」に登録しておくことをオススメします。よほどレアな商品でなければきっと今後も出品されるでしょうし、同じ商品が複数出品されていることもあるでしょう。パッと見て、安いところをいくつか登録しておきます。

そして、その競りが終わった頃に「終了したオークション」を確認し、だいたいの「相場」を把握します。つまり、つい競りに入れ込んで、相場より高い値で落札してしまうことをこの方法で防ぐわけです。

あと、オークションではあまり「高いモノ」を買わない方が、いろいろな点で賢明と言えるでしょう。実際私も、商売で必要なモノ、つまり道具やPCパーツなど、自分の目が効くものを除き、趣味で買っているのは高くても数千円の品ばかりです。1万円を超えるものならネットショッピングの方が安心ですし、安い場合も多いです。

アヤシイ出品の見分け方

よくも悪くも、いろいろな品があるのがオクのいいところですが、中にはちょっとどうかな?と思う出品があるのも確かです。見分けるのはなかなか難しいですが、私はこんな点に注意をしています。

  1. 日本語が変
    日本人でも書き間違いはありますが、外国人特有の間違え方、というのもあります。例えば、敬語・丁寧語の使い方がおかしかったり、形容詞(大きい、安い、など)の接続の仕方がおかしかったり・・・。文法的な間違いが頻繁に見受けられるようであれば、注意した方がいいかもしれません。
  2. 送料・梱包料が馬鹿に高い
    商品はかなり安く出品されているのになぜか入札がないなぁ・・・と思ってよくよく見てみると、小さな品なのに送料があり得ないほど高い!しかも同梱不可!なんてことがよくあります。せっかく激安落札できても、送料や梱包料でお金を取られるなら結局は損をしてしまいます。詳細をよく確かめ、送料にいくらかかるかをチェックした上で入札しましょう。
  3. 商品写真がイメージ画像のみ
    つまり、自前で撮影した写真ではなく、Amazon他のショップサイトで採用されているタログ用画像を転載しているケースです。実際に品があるのであれば、説明用に撮影できるはず。それなのにイメージ画像しかなかったら、ちょっと気をつけた方がいいでしょう。

Amazonでの私の買い物

ヤフオクと並んで「何でもある」系のサイトといえば、やはりAmazonでしょう。最初期は書籍のみの販売でしたが、今では家電・生活雑貨・食品・衣服・機械ものなどなど、なんでも揃いますよね。しかも送料が安い、または無料で、市川に配送センターがあるので、千葉県民なら短時間のうちに商品を手に入れることができます。

私がAmazonで買うのは、書籍、特に技術書の類と、PC用パーツが多いです。書籍は自習用、パーツはお客様への納品物として購入しています。

書籍について

ただ、最近書籍については自腹で買うこともだいぶ少なくなりました。どうしても手元に置いて置きたかったり、ファンの著者の本なら買いますが、あらかたの概要を知りたい、あるいは一度読めば充分、という場合には、市立図書館にお願いして、千葉県内の公立図書館で取り寄せてもらいます。技術書籍は、新品はもちろん中古価格も高いですし、かさばってしまうので家に置くには向かないのです。それに技術は「頭の中に入れてしまえばこっちのもの」じゃい!なんちゃって・・・。

PCパーツについて

これは商売のネタばらしにもなっちゃいますし、一般の人にはあまり参考にならないかもしれません。市内の家電量販店でもある程度の機器なら揃えられますが、PCの筐体を開けてゴニョゴニョするための部品となると、まず置かれていません。なので、結局ネットに頼らざるを得ないわけですが、Amazonの有利な点はなんと言っても「安くて早い」ことです。もちろんAmazonプライムにも加入しています。

お客さんから「パソコンが壊れた!」の通報を受け、状態を確認し、その帰り道にスマホで発注すれば、もう当日か翌日には届く。この利便性は捨てがたいですね。在庫を抱えなくて済むので、商品の陳腐化や在庫管理に頭を悩ませることもありません。

おまけ:鴨川市内での買い物

以上、ネットでの買い物について書きましたが、もちろん市内で買い物をすることもあります。もっとも私が買うのはDIYの材料や、100均で「本来の使い方とは異なる」使い方をするためのものにほぼ限られますが・・・。ネット通販とは異なり、送料もかからず、現物を手にとって確かめることができるのが魅力。また、その店独自のブランド(PB:プライベートブランド)の商品なら、かなり安くなっています。

レンタル系ですと、GEO鴨川横渚店の「マイショップメール」に登録しておくと、旧作・準新作が安く借りられるセールをお知らせしてくれます。(ちなみに現在も、22日までの長期セール実施中!)私の「友人」はそのタイミングを見計らってある分野の作品をまとめ借りし、面白いことをやっている、と聞いています。。。

また、市の図書館で定期的に「本のリサイクル市」をやっています。図書館に寄贈された本を、なんと「無料」で手に入れることができ、私もほぼ毎回いただいてきています。(おかげで家の中は本だらけww)

 

なんだかいつにも増してセコセコ感満載の記事になってしまいましたが、ご参考にいただければ!不況・デフレの世を賢く生き抜きましょう!

キセルするのも楽じゃない・・・ (´・ω・`)

最近は目に血走った感じのエントリ続いちゃったので、今日はちょっとユルい感じで書いてみようと思います。

さて、皆さん、キセルのお手入れはどうしてますか?って、そもそもキセルやってる人も少ないでしょうけど。

私は、今年の1月からタバコ代節約のためにキセルをやっています。一箱360円の刻みタバコが3,4日はもちますから、とっても経済的♪ 味も刻みに慣れてしまったので、たまに紙巻タバコ吸うと紙の味しかしなくて、うーん・・・って感じです。煙も多いし。

それはともかく、キセルは「使い捨て」ではない大変エコな喫煙具なので、当然のことながらお手入れが必要です。以前は、針金を細工し、それにウェットティッシュをとりつけ中を掃除していましたが、この方法は

  • 針金を引っ張って煙管を通すとき、かなり力が要る。
  • ウェットティッシュが使い捨てでもったいない。
  • 結構手が汚れる。

など、正直、そこそこ面倒な方法でした。まあそれも道楽のうち、と割り切ればいいのでしょうけど。

そして、つけ置き洗いの要領で、お湯につけたりしていたらなんと羅宇(中間の竹の部分)が割れてきてしまいました。orz

自他ともに認めるDIYer としては、羅宇のすげ替えにも挑戦しようかと思いましたが、雁首は着脱可能でも、吸口がどうやっても取れない!聞いたところでは、最近の煙管は気密性を高めるために、各部取り外しが効かないようになってきているんだそうです。

そもそも羅宇が竹でできてるから割れたりするわけで、オールメタルならいいんじゃね?というわけでヤフオクで落札した品がこちら↓

『丸福』 キセル 煙管 アルミ合金ラオ 羅宇 ブラック

これは、通常、竹で作られている羅宇をアルミ合金化し、なおかつ竹羅宇っぽい塗装を施した「ハイテク」煙管です。

問題なのは、雁首・吸口ともに外れないので、今までの方法ではお手入れができません。(今までは雁首を外した上で針金を通していた)

はてさてふーむ、どうしたもんか、と頭をひねったあげく、今まで以上にお手軽なメンテナンス方法を思いつきましたので、ご紹介します。

用意するのは、上の方をカッターで切った500mlのペットボトル(つまり、ヤニやタバコ葉で汚れてもいい容器)と、ダ◯ソーなんかで売っている、灯油ストーブ用ジャンボスポイト。

ジャンボスポイト(灯油ストーブ用)

スポイトの先端部分は若干細めになっているので、吸口が収まるような太さのところで切断します。そして、できあがったセットがこちら。使用後のため、汚れている点はご容赦を。w

使い方は単純で、ペットボトルに熱めのお湯(50℃くらい?)を入れ、スポイトと吸口をつなぎ、シュコシュコお湯を通すだけです。その模様が以下。

うわっ、きったねぇぇ!www この、タールだかヤニだかを結構な量で毎日肺に吸入しているのかと思うとちょっと恐ろしくなりますが、まあ気にしないことにします。だいたい肺病むこと考えてたらとっくの昔に禁煙してるっつーの!ヽ(`Д´#)ノ

今回、私は雁首も吸口も外れないタイプのキセルを買ったので、この方法を思いついたわけですが、普通の竹製のキセルでも分解することなくこの方法でお手入れは可能と思われます。タバコのタールを溶かすには、普通の洗剤ではダメでアルコールかお湯がいいのですが、アルコールは買わなければなりませんから、お湯なら容易に入手可能。キセラーの皆さんはお試しあれ!

田舎の良さは Hackable (改良可能)であることだ、と思う。

 

さて、私の知り合いに、「どうすれば効率的な生活を送れるか」といったテーマでブログを書いている人がおります。もちろん役に立ちますし、私自身参考にさせてもらっています。

が、しかし。

ご存じの通り、私のブログでは、どちらかというと「お金をいかに使わないで事を済ませるか」ということを取り上げています。

上記のエントリなどは、全て「お金を出せば」解決できるものばかりですが、敢えてちょっとだけ工夫と手間を加えて、比較的安価に済ませています。我ながらチャチくてセコイことこの上ないとも思います。w

ただし、ですね、やっている当人としては、経済的な理由もありますが、その「ちょっとだけ工夫と手間」をかけることが案外楽しかったりします。また、何かを考案し実現するには、それなりに試行錯誤が必要ですが、その過程で得られるノウハウというのもあります。

例えばiPodデッキを自作したことにより、カーオーディオ関係にはかなり詳しくなりました。既製品のカーステやカーナビ、ETCの類なら、たぶんもう自分で取り付けられる自信があります。今後何か新しい製品が出てきても、そのノウハウというのは活かせます。

カブのタイヤ交換を「何の気なく」マイナスドライバーでやったせいで、自らチューブにボコボコ穴を空け、おかげでパンク修理までできるようにもなってしまいました。w タイヤレバーという400円しない工具を惜しんだがために、2本のチューブ代として3,000円使うハメになったわけですが、「今後は」自分でパンク修理もタイヤ交換もできるようになったわけで、その価値、プライスレス!・・・と自分では思うことにしています。orz

そして、自分の身の回りのことで工夫できることももちろんんですが、のみならず、概して田舎の生活というのはそういう工夫のしどころが沢山あると思うんですね。社会を変革する、とまで言ってしまうと政治家のスローガンになってしまいますが、そこまで行かない、ちょっとした「こうしたらいいんじゃないか?」という工夫をする余地は沢山あると思いますし、また実際に行なっている人も少なくありません。

改良の余地がある、ということは、それだけ不備(不便)な点がある、ということでもあるのですが、その不便な点を「耐え忍ぶ」のではなく、むしろ「楽しむ」ようにすると田舎の生活に順応しやすいのではないかと思います。

例えば。

都会ではまず見かけることがありませんが、鴨川でよく見かけるのは、コンビニやスーパーに腰掛けられるベンチが設置してある例です。これがお店のオーナーさんの親切心によるものであることは言うまでもありませんが、ではなぜそれを都会で見かけることがないのか、ということに考えを巡らせると、より理解しやすいでしょう。つまり、田舎のお店では高齢者の来客が多いので、来店するだけでも大儀に感じられるのです。といって店内に座れる場所を作ると長居されかねない。そこで、店外にベンチを置いて、徒歩で来られる方に一休みしてもらう。ベンチがある店とない店なら、お年寄りは前者を選ぶんじゃないでしょうか。

それから、先日見かけた例としては、ツイッターでもつぶやいたんですが、

市内のスーパーが、入り口に小学校の献立表を掲示していました。私は「ああ、学校の献立を参考に(子供のいない)主婦が栄養を考えたおかずを作るのにいいな」と思ったんですが、Facebookでは意外にも「これなら学校の給食と自宅でのおかずがかぶらなくていいね!」という反応がありました。なるほど、立場が違えば見方も変わるわけです。いずれにしろ、こういうちょっとした工夫は歓迎すべきだと思いますし、あわよくば自分の商売にも活かせる、かもしれません。

そしておそらく、こういうDIY的な方法を好む文化的傾向があるのは、多かれ少なかれ鴨川が「田舎」だからなのでしょう。ここでいう「田舎」というのは、農家や漁師が多いという意味で使っています。つまり、相手にしているのが丸出しの自然なので、その時その時にあった対応をしなければならない。去年まで使えた手も、今年になって使えるとは限らず、その場その場で問題解決をしていく必要がある、ということです。おおげさに言えば、毎日がサバイバル。w

でも、これはきっと悪い面にも影響を及ぼしていて、曰く「鴨川人は愛想がない・仏頂面だ」と言われるのも、人を相手にしているわけではないからなのかもしれません。もちろん愛想のいいお百姓さんや船方もいらっしゃいますが、まあ概して不愛想な方が多いんではないでしょうか。w

私には、「日本人よ、目を覚ませ!」と大上段から訴える気概も資格もありませんし、上記の如く「目の前の富、経済を優先するようなさもしい人間」でしかありませんが、社会を「具体的に」「少しだけ」よいものにすることなら可能性は誰にでもある、と思うのであります。

キセルうめぇwwwそして安い!(・∀・)

こんばんは。こう見えて煙草は1☓歳のときから吸っていた、元チョイ悪少年の高梨です。

だからもうかれこれ15年以上煙草というものとつきあっているわけです。悪癖もここまでくると自慢していいのではないでしょうか。

しかし、ご存じの通り煙草の値段は近年とみに上がって来ました。私が吸い始めた当時、200円そこそこだったものが、今では440円もします。ほぼ倍ですよね。1000円札を出しても2個しか買えません。

煙草の価格推移

中には禁煙に成功したラッキーな方もいらっしゃるでしょうが、私の生活から煙草をなくしてしまうと、もう人間らしい楽しみがなくなってしまうので、今のところ、禁煙するつもりはありません。でも、お金は節約したい。

で、貧乏人のための国産煙草「わかば」に乗り換えたりもしました。これなら一箱250円と10年前のお値段で済みます。

最初は痛かったいがらっぽかったけど、そのうちだんだん慣れてきて・・・最後にはやめられなくなっちゃいました♡

がしかし、家で吸ってる分にはいいんですが、出先だと「なに、高梨くんはわかば吸ってるの?」「ずいぶん渋いタバコ吸ってんじゃんよー」などと言われたります。まあ気にしてるわけじゃないんですが、「おまえ、そんなにまでしてタバコ代浮かせたいか」と言われているようで、わかばを吸っていることに基づいた私の人格を否定されたような気がしたことも事実です。(キリッ

古いモノマネはともかく、もうこうなったらとことんタバコ代を浮かせちゃる!と思いたち、以前から興味のあったキセルに挑戦することにしました。

毎度のことで恐縮ですが、貧者の物品調達所、ヤフオクをあたってみると安いものなら500円くらいからあるようです。とはいえあまりチャチイのだとカッコ悪いので、こちらの商品を1,800円で落札。出品者さんは刻み煙草も扱っていたので3個同梱をお願いしました。キセルと葉っぱ、および送料込みの価格は、3,570円でした。だいたいわかば14箱分の値段ですね。

商品が届き、早速吸ってみようとしたのですが、なかなかうまく草を丸められない・・・。タバコ葉が髪の毛のように細く刻んであるので、すぐボロボロ崩れてしまいます。(これは後で対策が分かりました) が、なんとかキセルに詰めて吸ってみると、意外に軽い感じでした。今まで吸っていたわかばの方がキツイくらい。

・・・そして4日が経過し、今ではすっかり馴染んだ感じです。この間消費した草は、1箱とちょっと。一箱が390円なので、1日あたりのタバコ代は100円で済んでいます。わかばのときは、だいたい1日1箱吸っていたので、まだまだ元は取れていませんが、4日目にしてすでに600円節減できたことになります。1カ月も続ければ元は取れるでしょう。

ちなみに葉っぱがボロボロと崩れてしまうのは湿り気が足りないせいでした。霧吹きでちょっと箱の内側を濡らして1日置くと葉が湿り気を帯びて茶色が濃くなり、丸めても崩れなくなります。乾きすぎだとほとんど黄土色になってしまうので、すぐわかります。

あまりお金の話ばかりしても「どんだけセコイんだYO! (´Д` )」と呆れられてしまうかもしれないので、ちょっと話を変えますと、キセルを扱っているお店では、たいてい小道具として「かます(叺)」というものも売っています。要するに、キセルとタバコ葉を持ち運ぶための入れ物です。

家の中だけでなく外でも吸いたかったので、これも欲しいなぁ、とは思いました。が、革製のしか見当たらず、値段もだいたい3,500円くらいします。革も悪くはないんですが、気分は永遠に少年の私としては、デニム地(Gパンの布地)のやつがないかと思っていました。

とはいえ、そんなものは当然無かったので、「無いのなら作ってみせようホトトギス」のエンジニア精神で自作することに。裁縫針なんて去年の夏、祭りのダボシャツの股をかがって以来握っておりませんでしたが、家庭科だけは5だった昔の杵柄だけを頼りに手縫いで2日かけて作ってみました。その写真がこちら↓。

 

まあまあ洒落たモノができたと自分では満足しているのですが、どうでしょうか。ちなみに材料はセリア鴨川店で調達し、420円(税込)で済みました。

というわけで、今ではすっかりお気に入りのアイテムになったキセル。これからも末永く愛用しようと思います。ヤニ中の気まぐれに最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

ヤター! iPodデッキできたよー!!(^ε^)

今年も残すところあと1日となりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?最近、すっかりハードウェアづいている高梨です。

ところで、「iPod classicのサイズって、昔のカセットテープとだいたい同じじゃね?」と思ったことはないでしょうか?私はあります。なので、中古の車載用カセットデッキにiPodを組み込めないものだろうかと常々思っておりました。

「そんな手間かけるんだったら、それなりの製品があっべぇ」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。そう、実際あるんですが、

  • FMトランスミッターは音質が悪い。お値段高めのものは音もいいのかもしれませんが、以前買ったことのある2〜3千円のものは、残念な音しか出ませんでした。
  • カセットテープの形をしたアダプタは、壊れやすい。これもモノによるのかもしれませんが、ひと夏入れっぱなしにしておいたらカセットデッキもろとも使えなくなったことがあります・・・。音質はFMトランスミッターよりはかなりマシですが、機構上どうしたってカセットテープレベルです。
  • 私の車にはCDプレーヤがすでについていたので、音楽を一度CD-Rに焼けばいいとも言えます。が、それはめんどくさい。ここはギークらしく(?)iPodから直接再生することにトライしてみたい!

などなどの理由により、今回の改造に挑戦することにしました。

貧者の物品調達所w、Yahoo!オークションをチェックしてみると、だいたい送料込みで1,500円から2,000円くらいで入手できそうなことがわかりました。このくらいなら、壊れたところで諦めがつきますし、成功したらめっけもの、くらいに考えて、サクっと落札。

そのカセットデッキがこちらになります。下に並んだボタンをよくみると AUX と書かれているものがあることがおわかりいただけると思います。AUXとは何かというと、auxiliaryの略で、元は「予備の、補助の」という意味ですが、ここでは外部音楽プレーヤからの入力を受け付けられることを意味します。要するに、iPodのイヤフォン信号を、このデッキのAUXに繋げてやればいいわけです。

商品が届き、iPodが本当に入るかをチェックした写真がこれ↓

ビンゴ!思ったとおり、厚さはピッタリでした。幅は若干iPodの方が狭いのですが、まあそこは入ればヨシということで。iPodの操作ダイアルは外に出し、この状態のまま操作できるようにします。

また、カセットを挿入すると、当然奥に動くようにできているので、それを防ぐためにワイヤーで固定します。ちょっとわかりづらいですが、ステレオミニジャックもiPodの穴と一致するよう、取り付けています。

この段階で、一旦マイカー(トヨタ Bb)に取り付けられるかチェックしてみることにしました。こういった車の改造は初めてでしたので緊張しましたが、なんとかパネルを外すことができました。

すると、なんとも私らしい痛恨のミスが発覚! 私の車は前述の通りトヨタ車なのですが、このテープデッキはマツダ車用なのでした・・・。マジカヨ orz

がしかし、こんなことでメゲる私ではありません! 気を取り直して、トヨタ車用「逆カプラ」をやはりヤフオクで落札。逆カプラというのは、車からのコネクタを社外品(車メーカー以外の機器)に接続するための部品です。それをハンダ付けした写真がこちら。

これで、車への接続はできるようになったのですが、ここで問題なのが「いったいAUX端子ってどこにあるねん?」ということでした。が、ぐぐってみると、このようなページを発見!私のデッキにも、上記接続線の他に16ピンのソケットがあります。なので、以下の要領でハンダ付けしてみました。

最初、6番ピンと9番ピンを1kΩの抵抗で直接ブリッジしたのですが、それだと、チューナー(ラジオ)モードに切り替えてもすぐAUXモードに戻ってしまいます。要するに、AUX入力を使うタイミングで、何か別のスイッチで6番と9番を抵抗経由で接続しなければならないのでした。

でも、それはやはり不便。iPodを入れたら自動でAUXモードに切り替わって欲しいものです。

なので、またまたヤフオクでこのスイッチをゲット。

組み込んでみた様子がこちらになります。iPodとうまく接触し、スイッチが動くよう、腕を加工しています。

上述のAUX入力にミニジャックからの銅線ハンダづけし、蓋を閉めたところでデッキの改造は完了です。前面からの外観は全く変わっていません。

 

そして、いよいよ車に取り付け。果たして期待通り音が出るでしょうか・・・?

キタ━━━━━━( ∀ )━━━━━━!! 出ました!・・・って写真じゃもちろん分かりませんが、私の好きなK-POPが結構な音質で流れています。オーイェー! (ただ、若干ですが、高音部がシャリシャリする感じはあります。iPodはイヤフォンで聴くことを想定して作られているはずなので、周波数分布にバイアスがかかっているのかもしれません。この辺りは妥協するか、別途ローパスフィルタを組み込むかですね・・・。)

以上、サラサラっといかにもすんなりできたかのように書きましたが、実際には試行錯誤の繰り返しでした。とりかかってから完了するまで、約2週間かかっています。もちろんこれにかかりっきりだったわけではないものの、かなりの時間を費やしてしまいました。。。暇じゃないとできませんね。w

ひょっとしたらマネをする方がいるかもしれないので、あらかじめお断りしておきますが、

この記事に書かれていることは、一切無保証であり、この改造を行ったことによる、全ての事故・破損・障害について、私は責任を一切負いません。

ということをご了解いただいた上で、ポイントを挙げるとすれば

  • カセットデッキのソケットはよく確認して車種を間違えないこと。ここをミスると、私のように逆カプラを取り付けなければならなくなってしまいます。
  • デッキにAUXモードがあることを確認すること。
  • 少ないとはいえ、若干のハンダ付け作業は必要。
  • カセットデッキは、「壊れてもいいや」くらいの気持ちで購入すること。今時カセットデッキなんて中古でしか手に入らないでしょうし、そもそもが正規の使い方ではないので、この心構えは重要です。

というわけで、オーディオに関していえば文句ない状態にはなりました。・・・が、リアシートやトランクが、ゴミやらジャンクパーツやらで埋まっており、そちらを片付けた方が快適なことは言うまでもありません。。。orz 今年はカブにもよく乗りましたけど、同様によく働いてくれた愛車に感謝をこめて、今更ですが大掃除することにします。みなさま良いお年を!

好っきやなー、スキャナ!(^ε^) あるいはクラウドスキャナ再挑戦!の巻

カメラで写真を取ることにはほとんど興味はないのですが、文書を電子化することにかけては目がない高梨です。スマホのカメラも、写真を取る機械としてよりも、ほとんどメモを手軽に取る道具としてしか使っておりません。

かなり以前、こんなエントリを書きましたが、やはりというか、自己満足に終わってしまい、ほとんど活用しておりませんでした。

が、前回も書いたように、タブレット端末での書籍・紙データの閲覧に「覚醒」してしまったため、「自炊生活」を始めることにしました。いや、この際だから証拠書類としての紙以外はすべて電子化してしまおうかと目論んでおります。

まず、今身の回りにある「紙」についてですが、これは大きく以下のように分類できます。

  • 書籍
    • 仕事で使うもの(=経費扱いになるものw)
      • 技術書・・・厚い本が多い。電子化できれば協働者と共有できるなど、メリットも多い。
    • 私用で買ったもの
      • 文庫・新書・・・冊数では圧倒的多数。たぶん総数では1,000冊くらいある。1冊1冊は小さいが、チリ積も状態。
      • ハードカバー・単行本・・・どちらかというと、持っていること自体に自己満足を覚える書籍。w 一部を除き再読することはあまりない。図書館に寄付してもいいかも。
      • 漫画・・・あまり冊数はないけど、一応取っておきたい。
  • 書類
    1. 証拠書類 ・・・契約書・領収書・納品書・レシートなど、紙の状態で取っておくことに意味があるもの。廃棄することはできない。
    2. 各種通知書類・・・紙自体は廃棄してもいいが、中の情報が重要なもの。卸値表・FAXで受けた書類など。
    3. 勝手に億られてくるカタログの類・・・一度目を通せばほぼ不要。電子化の必要もなし。

ただし、技術書の大多数は先日業者に頼んで電子化が済んでおりまして、電子化が必要になるのは、「文庫・新書」「漫画」「各種通知書」です。そこで前者2種についてはドキュメントスキャナ、後者についてはスマホのカメラかこのスキャナを使って電子化することにしました。

ドキュメントスキャナがあれば、書類用にも兼用すればいいのではないか、と思われるかもしれません。が、このスキャナにはドキュメントスキャナとは異なるある特長があります。

それは「SDカードを内蔵できる」という点です。それのどこが特長なんだ?とお思いかもしれませんが、SDカードが内蔵できるということはEye-Fiが使える、ということで、PCに繋げなくても、このスキャナ単体で読み取った結果をEvernoteにアップロードすることができます。そして、Evernoteには、画像内の文字をかなりの精度で読み取り、後で検索できるようにしてくれる、という非常に優れた機能があります。

経験上、「A4一枚の紙」が一番なくしやすいものです。いや、捨ててしまうことはないにしても、とにかくどこかに紛れやすい。ファイルなどに閉じておいても、どのファイルに閉じたかがわからなくなる、という感じです。であれば、PCを立ち上げていなくても、スキャナにセットするだけで読み取り、Evernoteに上げてくれるこのスキャナがベスト。以前書いたエントリでも、それを目論んではいましたが、

  • 電池がすぐ切れる
  • やはり外付けのアダプタは外れやすい。
という点であまり使い勝手のいいものではありませんでした。

書籍の電子化、いわゆる自炊は、どちらかというと私用のためなので、いつやってもいい作業です。とにかく本に埋もれた部屋をなんとかするためと、タブレット端末での閲覧をしたいがためのことですから。

さて、方針が見えてきたところで、早速スキャナを購入しました。といっても皆さんご存じのとおり、ピンからキリなら、必ずキリの方を選ぶのが貧乏性の私です。w まずヤフオクをチェックし、中古のScanSnap S510を1万円で落札。ジャンク扱いの品でしたので動くか不安でしたが、xsaneで所期の動作をすることを確認。あと、前述のコンパクトスキャナ EXMODE ScanBit S-45 がアマゾンでなんと77%オフの2,980円で出ていたので、即購入。内蔵するEye-Fiは以前のものを流用することにしました。ということで計15,000円ほどでスキャナについては準備ができました。

自炊には、書籍をどう分解するか(ほとんどの場合は裁断機を使うでしょうが)という課題がありますが、こちらについてはまた今度。

 

弊社的超アナログなGTDメソッド

GTDという言葉に耳慣れない方も多いと思いますが、”Get Things Done”の略で、簡単に言えば「タスク管理」「やるべきことをどう管理するか」ってことです。

ご存じの通り、私自身はそういったことに関してあまり成績のいい方ではありませんで、過去、いろいろな方法を試してきました。手書きメモから始まり、PCアプリケーション、スマートフォン、ブラウザ組み込みなどなど。重要なのは

  • 嫌でも目に入り
  • 参照したいときはいつでもどこでも即座に参照できる

という2点です。メモ帳に書くのは「それを持ち歩く習慣があり、かつ置き忘れない自信も持ち合わせている人」に限られます。PCアプリケーションはそのデータが入ったを持ち歩かなければならず、スマートフォンは他にしたいこと(Twitter, Skype, Facebookなど)がアイコンの形で目に入るので、ついついそちらに誘惑されがち。まあ普通の自制心を持ち合わせている人なら大丈夫なんでしょうが、そもそもそれさえあればGTDなどする必要もないでしょう。

ただ、最近その究極形に近づいたっぽいので、恥ずかしげもなく公表してみたいと思います。それは「モニタのサイド枠に付箋を貼り、かつ(必要ならば)クラウド上に詳細を書き込む」です。

TODO 付箋

そもそも、ディスプレイ上のスペースというのはPCで仕事をする人にとって貴重な空間です。そこにGTDアプリを常置するくらいなら、いっそ画面の外に出してしまいましょう。付箋なら、さっと書き込め、かつ詳細な情報までは書くスペースはないので、自然と「パッと見てどのタスクのことかわかる」簡潔な書き方になります。それに、終わったタスクを指で揉みくちゃにして捨てると、意外なほど爽快な気持ちになれます。w

また、ここはPCで仕事をする人なら「嫌でも目に入る」場所に他なりません。私は、左側を「やりたいこと、またはオリジナル企画」右側上を「やらなければならないこと」右側下を「出かけたら買ってくるもの」という具合に分けています。

重要なのは、後で見て「えーと、これ何のことだっけ?」と迷うような書き方はしない、ということです。モノの性質上、自分で分かればいい、いやむしろ、自分にだけ分かればいいという点に留意しながら書きましょう。

ネット上に詳細を書き込む場合ですが、私はEvernoteを使っています。弊社の業務の性質上、仕様書や指示書の内容が多岐に渡ることがあり、タスクを補完する意味でも、詳細はどこかに置いておく必要があります。Evernoteであれば、協働者とも共有が簡単ですし、自分自身へのドキュメンテーションにもなります。

これをやっていたところ、家族に「IT企業の社長にしてはずいぶんと原始的だね」と苦笑されました。しかし、それでいいのです。目的さえ果たせれば、手段は原始的でもハイテクでも。

目下の問題は、たぶん100円ショップで買ったものだからでしょうが、「付箋がどんどん剥がれ落ちてしまうこと」です。orz しかし、それを逆手に利用して、時限つきGTDとするハックもあるみたい。。。 とりあえず私は粘着強度高めのしっかりした付箋を買って来ようと思います。

hidescan+変換名人+EyeFi⇒モバイルクラウドスキャナ

ちょっと古い話になりますが、ネットの世界では「自炊」といって書籍や書類をドキュメントスキャナで読み込み、電子化するのが流行っています。その作業を請け負ってくれる業者さんもたくさんあります。

私もドキュメントスキャナを買ったことは買ったのですが、買ってから一度も使わず、結局知り合いの方に購入額より若干安めにお譲りしました。

私の場合、

  • 書籍をまるごと電子化する必要性はあまりない。最新の情報はネットのドキュメントを見ればよいし、もしどうしても必要なら業者にアウトソースした方が手間もかからないし、安い。また、書籍の中でも取っておきたいのはほんの一部だけ。
  • ドキュメントスキャナで一度にセットできる枚数は多くて50枚。例えば300ページの書籍だと2回にわけて食わせる必要がある。機械の作業を人間がじっと待つのは不毛極まりない。
  • 本当に電子化&保存したいのは、請求書や領収書などの比較的小さめで1枚で完結する書類。

などの理由によりドキュメントスキャナは不要と判断しました。

しかし、溜まる一方の書類をなんとかしたいというニーズは依然としてあるわけで、どうしたもんかなぁと思っていました。

そんなある日、ネットを漁っていたら、hidescanというスキャナを発見。スリムな筐体を紙の上でスライドして読み取るタイプのものです。つまり、「自炊」作業で行うようなまとめ読みはできません。読み込んだ画像は microSD に保存され、PCにUSBでで接続することもできます。(接続すると外付けUSBドライブとして認識される)

hidescan@amazon.co.jp

一方、高梨釣具店の動画をYouTubeに自動でアップロードするため、EyeFi という製品を買ってありました。YouTubeだけでなく、Flickr や Evernote など、ネット上の様々なサービスに画像・動画をアップロードできることは以前から知っていました。が、肝心の貸しボート業が長期休業を余儀なくされたため、こちらも使わないままでした。

EyeFi@amazon.co.jp

であれば、hidescan に EyeFi を繋げれば、PC操作不要で、スキャンした画像を即Evernoteに上げられることになります。

が、hidescanに挿せるのは前述の通り micro SD に限られます。EyeFiは SDカードサイズなので、そのままでは繋げることはできません。

そこで探し出したのが「変換名人 SDカード→microSD逆変換」という製品。microSDをSDカードに変換するアダプタは百均でも売られているほど出回っていますが、これはその逆でSDカードをmicroSDポートに挿すためのものです。

変換名人@amazon.co.jp

これで役者は揃いました。この3品を組み合わせれば、コンパクトかつ便利なドキュメントスキャナができあがるはずです。

ここでくだくだしく設定方法を述べてもいいのですが、とても簡単なのと、私自身EyeFiをこの用途にしか使っておらず、詳しくないためソフト的な設定の解説はしません。結果から言うと、

思惑通り成功! (^_^)V

しました。完成写真を下に示します。

全体像

変換名人取り付け部分

変換名人のボディをどうやって取り付けるか悩みましたが、事務用両面テープで十分な強度で留めることができました。願わくは、フラットケーブルにもう少し長さが欲しいところ。↑の位置だとformat ポッチが隠れてしまいます。まあでも画像を消したければPCにUSB接続して消せばいいことです。

スキャンしてからEvernoteに上がってくるまで少し待つのかなぁと思っていましたが、そんなことはなく、無線LANの範囲内なら即時アップロードされるようです。

もちろん、無線LANの使える場所は限られますが、EyeFiはSDカードでもあるので、外でスキャンして帰宅後に電源を入れるだけでEvernoteに上がってきます。単3電池2本で動作しますから出先で電源に困ることもありません。電池が切れたらコンビニで買えばいいのです。

これは期待以上に便利なものができあがってしまいました。「できるはず」とは思っていたことですが、本当にできると嬉しいものです。

肝心の費用は、というと、

  • hidescan … 10,000円前後
  • 変換名人 … 1,300〜1,600円台
  • EyeFi Share (2GB) … 5,000円前後

ということで、だいたい17,000円もあればできあがります。ドキュメントスキャナはそれ自体安くても2万円はしますし、忘れないで欲しいのですが、PCに接続して操作しなければ使えません。

今思いついたのですが、ネットの向こう側でゴニョゴニョすれば、電子FAXとして使うこともできるでしょう。田舎では大変多いのですが、例えば私の親のような情報弱者にとって、ネットに情報をアップロードするのは至難の技です。そこで、

  1. A4の原稿用紙に、手書きで紙を書いてもらい、これでスキャン。
  2. 写真共有サイトを経由して原稿データを受け取る。
  3. あとはメールするなりOCRするなりお好きなように。

まあITに弱い人が無線LAN設定をどうやってするのか、という問題はありますが、ある程度こちらでプリセットして発送する、という手も取れなくはありません。

この記事が参考になったという方は、以下のリンクでAmazon.co.jpから買っていただけると、私に手数料が入ります。よろしければお願いします。3つの新ウィンドウが開きます。(ウィンドウが3つ開きます)

目玉クリップで作る汎用T字カミソリホルダー

「俺は電気カミソリなんて使わねぇぜ!」と公言してはばからない、硬派なT字カミソリファンの皆様こんにちは。

もう亡くなりましたが、私の伯父には通勤途中にブラ◯ンの取材を受け、笑顔でマイクを向けるインタビューアーに製品をクソミソにこき下ろして立ち去ったという筋金入りのT字カミソリ派がおりました。そんな伯父に影響され、私も普段は電気カミソリは使っておりません。

しかし、以前から不便に思っていたのは、替刃とホルダー(替刃を取り付ける柄)に互換性がないことです。他社製のが使えないのならまだしも、同じ会社の製品間でさえ、替刃とホルダーの互換性がない。つまり間違った替刃を買ってしまうと使えないってことです。「えーと、うちにあるのホルダーはSi◯k FXだったっけ? それとも フェ◯ー FII?」替刃を買いに行く度にこんなことで悩みたくないですよね?不便で不経済で窮屈なことが大嫌いな私はなんとかならないかと思っていたものでした。

そこで考えたのが、「(たぶん)汎用T字カミソリホルダー」です。制作費は驚きの261円!余った目玉クリップがあるならもっと安く上がります。

説明するより実物を見ていただいた方がいいでしょう。

全体像

接合部

替刃部分

柄の部分はDIY店で入手したステンレス一文字金具をペンチで曲げ、接合部のネジはアルミ3mmネジを使っています。この目玉クリップの穴は実はもう少し大かったので4mmでもよかったかもしれません。

単純極まりないですが、これで我が家で無用の長物になりつつあった10枚以上の替刃が有効利用できるようになりました。実用上も申し分なく、実際ヒゲをあたってみましたが、全く問題なく剃れました。

さらに将来新しい替刃が発売されても、気軽に試すことができます。

※余談ですが、父曰く「昔は一枚刃だったけど全部の替刃が全部のホルダーで使えた」とのことでした。まあ普通消費者のことを考えたらそうなるよなぁ。

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