何かに熱中できるとしたら、それはきっとすごくラッキーだよね。

Posted on : 17-01-2012 | By : sino | In : 地域社会, 外国語道, 経営道, 雑考

こんばんは。自分の趣味の延長で仕事をしているもので、普段あまり仕事がつまらないとか、キツイとか思わずに済んでいる高梨です。今回は公共のネットに憚ることなく大自慢しちゃいますので、お暇な方だけお読みください。w

さて、こういう仕事をしておりますと、ときどき「そんなにお詳しいんなら、専門の学校を出られたんでしょうね?」と言われることがあります。このブログをお読みの皆様ならご承知でしょうが、私は情報工学系の専門学科の出ではありません。

また、英語圏の外国人と話していると、「お前がそうやって英語を操れることが信じられない(驚きだ・日本人じゃないみたい、などなど)」と、ほとんど会う人ごとに、と言っていいほど驚かれます。が、これも英会話学校に通ったわけでも、留学や海外在住していたわけでもないことは、やはり皆様ならご存じでしょう。受けた教育といえば中学・高校・大学の10年間くらいのもので、あまり特殊なものではないと言えると思います。(なので、昨今の英語の早期教育の風潮に疑問なのです。実感として中学から始めても充分だと思っているので。)

ただし、コンピュータと英語は、それこそ家族に呆れられるくらい(特に前者は)、熱烈に「モノにしたい」と思ってはいました。なぜかというと、どちらも、若かった当時の私にとって将来役に立つことはわかりきっていたことでしたし、自分の好みにも合っていたからです。

誤解する人がいるかもしれないので大急ぎで付け加えますが、それは何も私に「先見の明があった」からでは断じてありません。そんなものが本当にあったら今頃もう少しマシな暮らしをしているでしょう。w どちらかというと「それくらいしかできなかった」というのが本人の実感です。

その実感というのはある程度真実でして、例えばこれをお読みの方には既婚者も多いと想いますが、私は未だに独身で、もちろん子供もおりません。自分の住んでいる家を自分で建てたかって? まさか! この歳になって住まいはおろか、炊事洗濯家事親父まで面倒を見てもらっている身分です。独身貴族なら、彼女はどうか? これも否と答えざるを得ません。

・・・などなどと考えると、「高梨は英語とパソコンには詳しいかもしれないけど、彼女もいない哀れなやつ」と思えてくるでしょう。実際そうなんですから否定のしようもありませんが、ここで申し上げたいのはそういうことではないのです。

むしろ、私はかろうじて英語(という外国語)とコンピュータを「モノにできた(と少なくとも自分では思える)」から、 ラッキーな方だと思うのです。

例えば、かくのごとく「頭がよさげ」なことを自慢している私ですが、知的分野に限ったとしても苦手なことのリストは以下のような有様です。

  • 数学全般 (やっとこすっとこ基本的な微分積分ができる程度)
  • 碁・将棋・などのいわゆるテーブルゲーム (小学校以来、無勝の実績あり)
  • テレビゲーム (苦手というより興味がわかない)
  • 道を覚えること (地図は読めるんですが、その上で間違う)
  • 数独・クロスワードパズルの類 (若い頃は好きだったが、今は面倒くさすぎる)
  • 何かモノを作ること (親父からは「ぶきっちょ」と度々呼ばれています)

本当はこれに「歴史の勉強」と付け加えたかったのですが、最近になって(外国の)歴史モノ小説の面白さがわかって来たので、割愛しました。

だいたい上のリストを見ると「理系」なことが不得意な感じを受けるでしょうが、それを言ってしまうとコンピュータ屋として立場がないので、自分では言いません。w また、「運動・スポーツ一般」と「女性との交際」は一般的には知的分野とは呼ばれておりませんので、やはり除外しています。

というわけで、外国語とコンピュータはたまたま私の適性に合っていただけの話で、それさえモノにできなかったら今頃どうしていただろうか、と恐ろしくなることさえあります。実際、方向音痴が治るんだったら、頭の中にある英単語100個と引換えにしても惜しくはないですね。

ただ、冒頭でも申し上げた通り、私はコンピュータというものがやはり好きで、それこそICサイズのものからクラウドまで使いこなし言うことを聞かせることをメシの種にしており、自分の好きなことを仕事にできているというのはものすごく幸せだよなあと思うんです。あまつさえ、この3日ほどお客様から「お前が地元にいて何かあるとすぐ来てくれるから本当に助かるよ」という旨のお言葉をいただいたところですし。

だから、若い人が職業を選ぶにあたって、ぜひ考えに入れていただきたいのは、それが「自分のやりたいことか」と「人から感謝されることか」の二つです。もしその二つをクリアできているなら、それはやる価値がきっとあります。あ、あともちろん他にも「儲かりそうか」もあります。w 「他にやっている人がいない」とか「ダサい・カッコ悪い」とかはあんまり考えなくていいんじゃないかな。(むしろそれらはチャンスなんじゃないかとも思います。)

成人式とかセンター試験の季節になったので、またくだらないことをと思いつつ書いてしまいました。参考にしていただければ幸いです。

天津の田舎もんがNYに行く の巻 – Final

Posted on : 09-09-2011 | By : sino | In : 地域社会, 外国語道

フェイスブックには現地でのレポートを載せておりましたが、こちらは更新しておりませんですみません。9月6日の早朝、無事帰還致しました。(`・ω・´)ゞ

ええと、最初に断っておきますが、ニューヨークでは、皆さんがご想像するような遊びは全くしませんでした。なぜって?食べ物が想像を絶するくらいまずいのに、そんな気まるで起きませんよ。「衣食足りて生殖を知る」と先人の言葉にもあるように(ウソ)、人間、食欲が満たされないとそういう気にはなれないもんです、なかなか。

2,3日ならともかく1週間以上滞在するのであれば、食品武装を万端に整えていくことを強くお勧めします。私は鈴木さんのアドバイスにより、カップラーメンとインスタント味噌汁を持ち込みましたが、これに大変救われました。

2日目の朝にして耐え切れず手をつけたカップラーメン

他に、削り節のパックや、固形コンソメ、梅干しなどもいいと思います。

それはさておきまして、ニューヨーク、観光という点ではなかなかよかったです。特にマンハッタン島のダウンタウン(南方エリア)は、ぶらぶら歩いているだけで、なんとなく映画で聞いたような地名に出くわし、「お、ここがあれかぁ」と飛び込んだり。キッチリキチキチ計画を立てて行くのは休日の過ごし方としてふさわしくない、と考えている私のような人にはオススメな観光地です。だいたい周りがガイジンばっかりなんですから、嫌でも異国情緒に触れることはできます。w

というわけで、ざっと現地で取った写真をご紹介したいと思います。

ほんとはこれ以外にも行ったところはたくさんあるんですが、あんまり写真撮るのが好きじゃないんで、有名なところを抜き出しました。

ところで、観光はまあまあ楽しめたんですが、えらく難儀したのが買い物や飲食店での注文など、やはり日常の生活に関わる事どもでした。

実は、ハリケーン・アイリーンの影響で、ニューヨークの前にデトロイトで一泊することを余儀なくされました。モーテル(?)みたいなところに泊まったのですが、そこでは食事を自分で取る必要があります。近くにコンビニのような店があったので、そこで買い物したんですが、レジに商品を持ち込むと、店員のオバチャンが “How are you?”と聞くんですね。学校英語だとたいてい “May I help you?” と尋ねられると教わるんですが、”How are you?”は教わってなかった。

で、教科書通り “I’m fine thank you, and you?” とニッコニコしながら答えたら、

相当けげんな顔をされました。orz

こういう場合、なんと答えるのが正解かというと “Fine, thanks.” くらいを、モゴモゴっとつぶやけば十分なようです。

あとは例えば食事するときにコーヒーを頼んだとしましょう。日本だと、砂糖やミルクはコーヒーに添えられて出てくるか、自分で勝手に使えるようになっています。が、アメリカではほとんどの場合、注文するときに”With milk and sugar?(砂糖とミルクは要りますか)” と尋ねられます。よくよく聞けばわかるんですが、こっちはそう尋ねられることを想定していないので、戸惑うんですね。これ以外にも、サンドイッチは温かいのにするか冷たいのにするか、ソースは何にするか、サラダのドレッシングは何がいいか、などなど、実にいろいろなことを尋ねられます。つらつら考えてみるに、奴らは、こういう選択肢が多ければ多いほどいいサービスなのだと考えている節があります。

こうした会話以外にも

  • デトロイトのタクシーではバスターミナルから空港近くまで、行きの3倍の料金をぼったくられたり
  • 宿のシャワーの出し方がわからず、20分以上バスルームで悩んだり
  • 夜中の3時に地下階で洗濯しようと思ったらクォーター(25セント硬貨)が足らなくなり、近くのコンビニまで3回両替しに行ったり
  • スーパーでうどんが売っていたので見ようとしたら、箱ががばっとあいて中身を床にぶちまけたり
  • ビールを買おうとしたら、レジのチャンネーに「あんた、年齢足りてんの?ID見せなさい」と言われたり
  • 楽しみにしていたグラウンドゼロは再建工事中で全く立ち入れないことがわかったり
  • おみやげに買ったビーフジャーキーは税関で取り上げられ、しかもピクルスが一瓶スーツケースの中で全開していたり

これ以上はないくらいズッコケまくりな体験ばかりでした。

ニューヨークを歩く上で覚えておいた方がいい英語の言い回しを2つだけご紹介します。それは “Excuse me, sir.” と “Can I have 〜?” です。

特に前者は必須で、やつらは自分の背後や周囲の状況に全くといっていいほど注意を払いません。通行人がいるにもかかわらず平気で道を塞ぎ、 談笑などしています。こういうときには、びびって回り道をするのではなく、丹田(へその下)に力を込めて “Excuse me, sir!”と、ややイラついている体ではっきり言うと、道を開けてくれます。後者は食事をするときももちろん使えますし、買い物にも、機内食の選択にも使えます。「キャナイハヴ」の後に自分の欲しいものの名前を入れればいいだけです。

あと、もしかすると道を尋ねられることがあるかもしれません。まさかとお思いでしょうけれども、実際私も何回も道を尋ねられました。どこから見ても日本人だったでしょうし、片手には地下鉄の地図を持っていたにもかかわらず、です。(さらに驚いたのは、なんとかそれを教えることができてしまったらしいことです。)そういうときは、”Sorry, I’m new to here.” でOKです。

ハリケーンのケツを蹴っ飛ばしながら地球の裏側まで出張って思ったことは、「やっぱり天津が一番いい」ということです。食べ物は何でも安い上にうまいし、子供だけで出歩いても全く心配ないくらい安全だし、気が効いて親切な人ばかりだし、公共交通が多少不便ではありますが、そんな欠点は補ってありあまるほどの長所が天津や鴨川にはあります。

 

天津の田舎もんがNYに行く の巻 – Part.4

Posted on : 27-08-2011 | By : sino | In : 地域社会, 外国語道

最近このネタばっかりですいません。(汗) いよいよ明日早朝(6:55)、羽田を発つことになりました。

しかしここで思わぬ伏兵がっ! なんとハリケーン・アイリーンがアメリカ東海岸を襲いつつある模様。NY現地時間で27日の正午以降は市内の公共交通機関(バス・地下鉄など) が全面的に不通になるとのことです。Σ(゚д゚lll)ガーン 現地に住んでいる方によると「こんな事態は今までなかった」とのこと。俺、今まで自分が折り紙つきの晴れ男だと思ってたんですが、ちょっと考えを改めることにしました。orz 先日はバージニア州でM5.8の地震があったし・・・。

まあでも、約1週間の滞在期間ですし、1日や2日カンヅメになるのも得難い経験と思えばなんくるないさー、と思うことにします。ハリケーンにも負けず、地震にも負けず、天津の田舎もんはニューヨークに行って参ります!(`・ω・´)シャキーン

末尾になりますが、ここまでの準備の間、現地の友人や、弊社社員鈴木さん、友人・知人その他色々な方から、貴重なアドバイスをいただきました。どうにか出発まで漕ぎ着けられましたのも皆様のおかげでございます。また、私が不在の期間中お客様はもちろんのこと、地域社会でおつきあいいただいている方々にはご不便をおかけ致しますが、なにとぞよろしくご了承くださいませ。

それでは行ってきまーす!ε=ε=ε=ヾ(´∀`*)ノ

天津の田舎もんがNYに行く の巻 – Part.3

Posted on : 23-08-2011 | By : sino | In : 外国語道, 経営道

さて、出発日まで1週間を切りまして、本当に行けるのかどうか不安になってきた高梨です。(汗

最近ご存じの通り円高が進んでおりまして、「市場の動向を見極めた上で」航空券を取ったところ、

106,120円(燃油サーチャージ・諸税込み)

で、往復チケットを取ることができました! (n‘∀‘)η ヤァーッホォー

ちょっと不安なのが、アメリカ国内の空港で乗り換えがあることでして、しかも往復ともにその時間が30分程度しかないことです。乗り換えに3時間かけるコースもあったのですが、生来何につけ待つことが大ッキライなのと、「まー俺の英語力をもってすれば、そんなの人に聞きゃ楽勝じゃね?」とゴーマンかましてみたくなったので、敢えてギリギリの選択をしてみました。

というわけで、NYの友人とゲストルームに到着時刻を連絡し、とりあえず、行く手段と泊まるところは確保できました。

さあ後は荷造りなんですが、「やっぱ海外旅行ったらスーツケースだよなぁ」と思い、買おうとしたところが結構高い。フツーに2万弱とかします。どうしたものかと悩んでいたら、弊社社員から「レンタルもありますよ」とのアドバイス。9日間の旅程だと6千円ちょっとで借りられるようです。これならリーズナブル。ちなみにアメリカ国内への旅行の場合、「TSAロック」がついているものがオススメです。これは何かというと、税関などで検査するさい、TSAでないロックがかかっていると「鍵が壊されて」返されます。TSAロックだと、マスターキーで職員が開けられるので、再度施錠されて返してくれるというわけです。

だがしかし!色々お金を払っているうちに「あれ?ずいぶん手元の現金が少なくなったな・・・」と感じ始めました。まあこの夏は色々遊んだですから、減るのは承知なんですがそれにしても少ない。来月車の保険も払わなきゃいけないのに、このままじゃヤバくね?

・・・などと不安になったりもしたのですが、よくよく考えてみたら、ここのところお客様に請求を発行していなかったのでした。\(^o^)/ そりゃ現金が少なくなるのは当たり前。というわけで、未請求の案件を精査し、請求書を発行。ふーやれやれ。

なんだかバタバタしっぱなしで、まだ見て回りたいところさえ決めてませんが、5日後には出発ですし、なんとかキリつけて出発したいと思います!

天津の田舎もんがNYに行く の巻 – Part.2

Posted on : 16-08-2011 | By : sino | In : 外国語道

8月はなぜか遊びの予定が一杯で、こんな充実した夏は14歳の時以来な高梨です。

さて、祭りも終わり、人生初の海外旅行出発日が今月末に迫って参りました。外国に行くためにかかせないのはなんといってもパスポート。これは先月下旬に申し込んでありましたので、先日館山まで取ってきました。

立小便から壁の柿泥棒まで、悪いことはひと通りしていた私に果たしてパスポートが降りるか心配でしたが、無事GETできました。

そして、今回は1週間ほど滞在する予定なので、いろいろ身の回りのことも調査・準備しなければなりません。まずは宿泊施設。

昨日、現地の友達に紹介してもらっていたゲストハウスからメール連絡があり、滞在後半の3日間は予約が埋まってしまっているとのこと。ただ、調べてみるとその類の宿(?)は結構あるようで、最悪向こうについてから探してもいいかなー、と思っています。

それから、電源についても調べてみました。日本ではAC100Vが標準ですが、アメリカでは 110-240V。昔はこれに対応するのにクソ重い変圧器を持っていったそうですが、身の回りで使う電気機器(ノートPC, iPad, スマートフォン)はたいていアメリカの電圧にも対応していますし、プラグの形状についてもそのまま差し込めるようです。なんてグローバル。

そして、IT屋的にもう一つ気になるものと言えば、通信インフラ。今、日本で使っている携帯をそのまま持って行っても、使えるのは使えるようです。が、「電話を受けたら、国際電話料金(しかも携帯の)が受信者持ち」「データ通信などしようものならパケ死必定」などの噂を聞き、恐ろしくなって調べてみました。(;゚Д゚) するとこんなエントリが。

20100425【TIPS】アメリカでプリペイドSIM(プリペイドケータイ)を買う方法

要するに、向こうについたらAT&Tのショップを探し、プリペイド契約すればいいということでした。幸い、私は去年アメリカからSIMロックフリーNexusOneを購入してありましたので、アメリカではこいつに活躍してもらうことにします。その新しい番号をお客様や知人・友人にお知らせしなければなりませんが、まあこれはメールを送ればいいことです。

後は航空券を買わなければなりませんが、ご存じのように最近、ドル円が激しく乱高下していますので、某大臣ではありませんが「市場を注視しつつ動向をしっかり見極めた」上でオトクなタイミングで買いたいと思います。ていうか私がNYに行くことにした途端円高が進むって、なんて親切な市場なんでしょうか。

というわけで、ひと通りメドが立ったので、今度はどこを観に行くか、面白そうなイベントがあるか、調査開始です。続きはWebで!

日本語教室で痛恨の一言

Posted on : 13-03-2010 | By : sino | In : 地域社会, 外国語道

このブログでも度々言及していますが、週に一度、金曜の夜、市の中央公民館で日本語教師のボランティアをしています。

で、先月テキストが一冊終わったところなので、この3週間ほどはそのおさらいをしているのですが、「~と思います」という文型を練習していたときのこと。私が質問し、生徒が答えるという形を取っていました。

私: 「日本人はやさしいと思いますか?」
生徒:「はい、やさしいと思います。」
私: 「日本語の勉強は面白いと思いますか?」
生徒:「はい、面白いと思います。」
私: 「私の授業は面白いと思いますか?」
生徒:「いいえ、面白いと思いません」

これにはがっかりを通り越して笑うしかありませんでした。(苦笑

まあ笑ってばかりもいられませんよね。彼女にそう思わせている事実は真摯に受け止めなければならないと思います。現に思い当たる節はあって、私はほとんど準備らしい準備もできないまま授業に臨んでしまうので、授業中彼らに少し待たせたりすることもあります。例文が思い浮かばなかったり、漢字が思い出せなかったり。特に後者は日頃パソコンでしか文章を書かない私にとってなんとかしなければならない喫緊の課題です。

その点、他の先生方はちゃんと予習なり、今日やるべきことを考えていらっしゃる。たまに他の先生が休むと私のクラスに混ぜて教えることもあるのですが、やっぱり差を感じてしまいます。経験が少ないことを言い訳にもできるのでしょうが、自分の努力不足なんだろうなぁと思ってしまいます。その結果が今日の一言、ということになるのでしょう。

もちろん、週に一度授業をしたところで、教えられることには限りがあります。理想としては、彼らが日頃から日本語習得に興味を持ち、自発的に質問などをしてくれるようになったらいいのですが、その前にまず自分がもっと努力している姿を見せなければダメですね。最近仕事が忙しいことを言い訳に、そうした努力を怠っていました。そのことに気づかせてくれた今日の一言でした。

言語学という学問について

Posted on : 22-08-2009 | By : sino | In : 外国語道, 雑考

数学や物理学、生物学という学問の名前なら、みなさん一度は聞いたことはあるでしょう。でも、「言語学」という学問についてはどうでしょうか?非常にしばしば、いわゆる「語学(特定の外国語を話せるようになるための実学)」と混同されるのですが、実は似ているようで異なります。

なんでこんなことを書いているかというと、昨日書いたように私がいろいろな外国語を学んでいる理由として、一つにはこの言語学のフィールドワークという意味があるからです。普遍文法というものがもしあるならそれを発見してみたいのです。

先ほども述べたように、言語学は語学ではありません。私が学生のときに籍を置いていたのは、「外国語学部英語学科」であり、「外国文学部英文学部」ではないのです。どういう違いがあるかというと、前者は英語という言語そのものについての研究をする(英語はどのように成り立ってきたか、シェークスピアの時代と現代英語はどう違うか)のに対し、後者は英語で書かれた文学作品について論じる学問(シェークスピアがあれほど様々な社会階層で使われていた用語に通じていたのはなぜか)であるということです。

で、長々と前置きしましたが、この言語学という分野、見方によってはこれからかなりアツいんではないかと思い、紹介してみたいと思いました。

話をわかりやすくするために端的な例を挙げましょう。

人間は今までいろいろな種類の機械を作ってきました。地面を走るもの、空を飛ぶもの、計算を瞬時にこなすもの、音楽を流すもの、映像を見せるもの、部屋を温めるもの、逆に冷やすもの、などなどなど・・・。ですが、未だに実現していないのは「言葉を話す機械」です。急いで付け加えておきますが、ここでいう「言葉を話す機械」とは、話し相手の言っている意味を理解し、相手や場に即した受け答えができるもののことです。

確かにそれに近い真似事をするロボットはあります。人の接近を感知し「いらっしゃいませ」と話しかける機械もあるにはあります(そしてそのような自動販売機の方が「人間より愛想がある」という理由で好んで買う人もいることも知っています)。が、それは人間相手の「会話」からはほど遠く、せいぜい少し賢いテープレコーダーといったところでしょう。

今のところ、計算機に自分の思う仕事をさせるには、人間のほうが機械に合わせて命令を書く必要があります。私が言っているのは、もちろん各種プログラミング言語のことです。そして、プログラマーが職業として成り立っているのは、この機械用の言葉を曲がりなりにも操れるからに他なりません。

さて、ここで言語学の研究が十分進んでいれば、人間の言葉を機械の言葉に翻訳するのはきっと訳もないことでしょう。残念ながらそうなっていないのは、言語学者の怠慢というよりは、そもそもこの分野が「哲学」と呼ばれるすべての学問の母親から最近独り立ちしたばかりの学問だから、という理由に依ります。

ですが、言葉を話す機械こそ生まれていないものの、世の技術者はこのよくわかっていない言語というものに対してかなりよく対応していると思います。かな漢字変換システム然り、検索エンジン然り。実際、形態素解析なんかさせてみると、言葉を話す機械まであともう少し、という気にさせられます。

ただ、熱力学の法則のような物理学的に普遍的な法則が、蒸気機関の熱効率を研究しているときに発見されたように、言語学に普遍的な法則が、逆にITの分野から見つかるかもしれません。いずれにせよ、言語学とITは十分役に立ち、かつ私の知る限り最もお金にもなりそうな組み合わせです。

天津でドイツ語が必要になるとは・・・。orz

Posted on : 22-08-2009 | By : sino | In : 地域社会, 外国語道

あんまり「国際交流」という言葉に興味の湧かない私ですが、役に立つかわからなくても、いろいろな国の言葉には首を突っ込んでいます。英語は義務教育を受けているので話せて当然としても、ドイツ語は学生のときに2年授業を受けましたし、中国語は第三外国語でやったのと、今小うるさいネイティブスピーカーたち(笑)から習っています。あと、気の向くままに韓国語、イタリア語、ロシア語をかじりました。

さて、今日、消防で同期のFよし君から「社長、ドイツ語話せるんっすよねぇ?今度ラーブ町からお客さん来るんでお願いしまーす」と軽いノリで頼まれちゃいまして、どうしたもんかと思案中です。

先ほど書いたように学生のとき第二外国語で必修だったんで2年間授業を受けはしましたけど、もう10年以上前のことですし、教わった内容だって初歩中の初歩で、挨拶と簡単な会話くらいだなんてカッコ悪くて言えませんでした。w

ドイツ語や他のヨーロッパ語を実際やってみるとわかりますが、英語の文法なんて、それらに比べたらアホみたいに簡単です。一例を挙げれば、英語の定冠詞 the に当る言葉がドイツ語ではder, des, dem, den, die, der, der, die, das, des, dem, das と12通りあり、それぞれ後に続く名詞の性や文中の格によって使い分けなければならない、と言ったらお分かりいただけるのではないでしょうか。しかも口語中ではしばしば zu  dem (英: to the)がつづまって zum となったりしますから、もう基地外の沙汰かと。

そんなわけで、今、ドイツ語の挨拶やら初歩の会話やらをぐぐって復習してるところです。目下困っているのは、ドイツに旅行したときに使えそうな例文は腐るほど出てくるのに、ドイツ語を話す観光客を迎えるための例文は皆無に等しいということです。ほんとどうにかして欲しい。

実際、私の語学力なんてたかだかこんなもんです。買いかぶりする人が多いみたいですが今の内に白状しておきます。

あ、ちなみに、韓国語は詳しくは書けない「あるシチュエーション」では大いに役に立つ、ということは言っておく価値があるかもしれません。同様の使い方をロシア語ではしたことがないのですが、いずれ機会があったら試してみたいと思っています。そして、世界に冠たる大ドイツではそのシチュエーションが合法だということも申し添えておきましょう。

Project LumineAK 200件達成! キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

Posted on : 20-07-2009 | By : sino | In : 外国語道, 経営道

昨年1月から取り組んでいた、天津・小湊地区光ファイバー通信サービス誘致活動Project LumineAKですが、あと1件で200という状態がしばらく続いておりました。が、本日とうとう達成しました!

通信事業者から言われているのは400という数字なのですが、個人でやるには限界がありますし、市からも市町名入りの要望書を添付していただけることになっているので、これで交渉してみることにします。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

経過は追ってお知らせします。皆様の期待を裏切らないよう、全力を尽くして交渉に当りますので、今しばらくお待ちください。

国の違いを実感するには

Posted on : 20-07-2009 | By : sino | In : 外国語道, 雑考

私は元々異文化大好き人間なので、日本から一歩も出たことがないにも関わらずいろいろな国の外国人とつきあいがあります。中国・韓国・イギリス・ア メリカetc… 国際人を気取るつもりは毛頭ありませんが、田舎暮らしをしていることを考えればまあまあ頑張っているほうではないでしょうか。

そんな私が最近不思議に思っていることがありまして、というのは「中国人はアメリカ人はいったい歴史の授業をどの辺りから始めるんだろう?」という ことです。商(殷)・周・秦・漢・・・と中国の統一王朝を覚えている人も多いかと思いますが、仮に商からだったとして、今調べたら「紀元前17世紀頃か ら」始まった国だそうです。紀元前17世紀ですよ。今からざっと3600年前ってことです。考古学上の実証は完成を見ていませんが、その前に夏(か)とい う王朝の実在性もかなり高くなっているとのことで、となると中国の歴史は紀元前2070年頃、今からほぼ4000年前から始まることになります。

唖然。皆さんが覚えている日本史で一番古い年号は何ですか?「無事故(645)で終わった大化の改新」じゃないでしょうか。私もそうです。で、そ れってたかだか今から1365年前のことです。まあ大化の改新が日本の始まりとは言えませんけれども、どう贔屓目に見ても、中国の学生はまともにやったら 日本の学生の2倍半は年号を覚えなければならない計算になります。果たしてこれが可能なのか?という疑問があります。

話は変わってアメリカの歴史授業について。皆さん知ってのとおりアメリカという国には様々な民族が共存しています。アングロサクソン、アイルランド 系、アフリカ系アメリカ人、ネイティブアメリカン(インディアン)、華僑、ロシア系、イタリア系、ドイツ系、そして最近富に人口比率を増やしているヒスパ ニック系。イスラム圏からの移住者もきっといるでしょう。

で、こんなに違う民族がいて、まともな歴史の授業なんてできるんかいな?と思ってしまいます。例えばコロンブスの「発見」以来、ヨーロッパからの移 住者が先住民族を排除しながら、もっとわかりやすく言うと虐殺しながら、自分たちの領域を広げてきたという事実があります。これなんか授業でどう取り上げ るんでしょうね。もっとわかり易く言えば、オバマ大統領が言及したように、つい最近まで有色人種に対する差別は公然と行われてきましたが、これなんかも授 業でどう説明するんでしょうか。きっと白人の先生と黒人の先生では教え方が違うのかもしれないですが、それは公平な教育と呼べるのでしょうか。

現イラクはメソポタミア文明発祥の地、つまり史上最古の文明が生まれた土地ですが、当時の人たちがアッラーに帰依していないことは明白です。代わり にアン、エンリル以下、日本の八百万の神にも負けないほどの超多神宗教を信仰していました。という事実を現イラクで歴史の授業として行えるのでしょうか。 甚だ疑問です。

というわけで、国ごとにどう違いがあるかは、その国の歴史の授業がどうなっているかということを想像してみると、日本とはだいぶ違うだろうということが察せられますし、今の世界状況がどうしてこうなっているのかということを知る、一つの手がかりになるかもしれません。

私は世界史が万年Dのダメ学生でしたが、最近は積極的に外国の歴史に興味を払うようになりました。特に古代史を学ぶと、人間ってこの数千年間あまり変わっていないんだな、という認識が持てるのでオススメです。