Category Archives: 経営道

いろいろアップグレード

みなさんこんにちは。お元気ですか?

長らく更新してませんでしたが、高梨は生きております。というより、ここのところめっちゃ忙しいです。

そんな中、弊社としていろいろニュースがありますのでご紹介。

1. 応用情報技術者に合格しました!

今までは素人の趣味の延長でコンピュータのお仕事をさせていただいておりました。さしたる資格も免許もなくいわばモグリで営業していたわけです。

nanishiro

が、今年の1月、何か資格取っとこうかなー、などと気を迷わせまして、4月に応用情報技術者試験を受験してきました。

AP-exam

普通は「基本情報技術者試験」というのを受けて、それに受かったら応用を目指すのが定番なんですが、今さら基本受けてもなー、という気がしましたので、いきなり応用を受けることにしました。高校のときに取ったアマチュア無線の資格も、友達と「どうせ4級はみんな持っててつまんないから、俺らいきなり3級受けようぜ」と話し合って受験し、結果そのときは合格しましたが、まあそれと同じノリです。

本当は試験勉強もしたかったところではありますが、冒頭書いたようになかなか時間が取れず、結局一夜漬けで試験に臨むことになりました。

どうせ一夜漬けだし、受かっても受からなくてもいいさ〜、なんくるないさ〜、という気でいたので、合格者受験番号の一覧に私の受験番号AP312-1298があったときはびっくりしましたねぇ〜。一夜漬けで受かるもんなのかよ!

免許資格ではないので、これに合格したからって何かできることが増えるわけじゃありませんが、まあ名刺に書ける資格があるのは悪くないもんです。

2. 3Dプリンタ始めました。

私の周りでも話題になっている3Dプリンタ。もちろん以前から存在は知っていましたが、その使いドコロが思い浮かびませんでした。フィギュアやピストル作っても全然面白くない。

が、ある日「そうだ、ギヤとかクランクとか機械部品作れるじゃん!」と思いつきました。

私が専門に扱う機械はコンピュータですが、こいつ、自分では1mmも移動しません。物理的に動いてるのは、ディスクとCPUファンくらい。ただ、コンピュータにモーターを制御させる、これは比較的簡単。

問題なのはその先で、モーターの回転を好みの動きに変換する機械部品がなかなかないわけです。

じゃあその機械部品を自分で作ったら? そう、3Dプリンタはベストな解ですよね。まあ解像度とか強度とかに問題はあるにしろ、どうせ試作品だし、壊れたらまた作ればいいし。

前々から情報だけじゃなくて物理的世界にも進出したいとは思ってましたが、やっとこれで目処が立ちました。

3.マイコン開発始めました。

先ほども書いたように、弊社の専門はコンピュータです。一口にコンピュータといっても様々でして、マイコン(マイクロコンピュータ)というのは、処理能力は低いけれども、各種センサーの値から状況を判断して決定を下す、「現場で働いてるヤツ」です。炊飯ジャー、地デジテレビ、プリンタ、自動車にも実はこのマイコンが入ってます。というより、今電気で動くものでマイコンが内蔵されてないモノのほうが少ないかもしれません。大昔の車はキャブレターといって機械的に燃料を噴射していて、厳冬期にはエンジンがかかりにくかったものですが、ここにEFI(「インジェクション」と通称されます)が採用されたことにより、今は冬でも簡単に始動できるようになりました。EFIはコンピュータで制御されています。車関係だと、ABS、もう少しクリティカルなとこでは衝突軽減ブレーキシステムなんかもコンピュータ制御です。

PIC12F683-IP

 

私が主に使っているのはPIC12F683という1cm四方にも満たない8本足の小さなICですが、これでも立派なコンピュータ。Cで書いたプログラムだって動きます。

あとは、ぼちぼちFPGAをやりだしています。専門的な説明は省きますが、これを使うと普通にコンピュータを使うよりも数段速く計算が行えます。それで何をするかは企業秘密。

というわけで、受けられる仕事の幅が広がり、「製作所」というイメージに近くなってきました。最近はハードの開発ってむしろ向いてるかもしれないなー、などと思ったりもします。まだまだ学習中ですけどね。

なぜ技術立国の日本がスマホ世界市場で出遅れているのか

みなさまお久しぶりでございます。最近、リアルな生活が忙しくてあまりIT周りでの遊びをしていない、なんちゃってIT屋の高梨です。

さて、ある先輩から以前、表題のような、至極まっとうな質問をいただきまして、今回はそれに答える形で私見を述べてみたいと思います。私がクルマやバイクについて語ったら素人のつぶやきですが、IT機器に関しては一応職業でもあることはご承知いただければ。

ご存じの通り、スマホ/タブレットの世界シェアでは、残念ながら日本は立ち遅れの感が否めません。実際のところ、最近の世界シェアはどうなっているのでしょうか。Counterpoint社の最近のレポートにあったグラフを挙げます。

global-sm-graph

ご覧の通り、サムソンが27.9%、アップルが16.5%と2強で、後はその他大勢、Sonyはかろうじて3%いってるかな?という感じです。中国のHuawei, Xiomi、韓国のLGよりも下。Sonyでこの有り様ですから、他の日本企業に至っては推して知るべしでしょう。

と、冷徹に現実を踏まえた上で、じゃあなんでこうなったのか?スマホに使われている部品(液晶、IC)は、ほとんど日本製なのに?というところを考えてみます。

私の見るところでは、日本メーカーがシェアをもっと持っていてもおかしくはなかった、というより、むしろそれが必然でした。しかし、そうできなかった理由がひとつあります。

それは、「プライド」です。

考えてみましょう。今でこそ国内メーカーもこぞってAndroidタブレットを生産していますが、Androidをベースにした韓国・中国製スマートフォン/タブレットを、我々はやれ「中華パッド」だの「イーパッドってなんだよwww」だの「また中韓がモノマネ商売始めたかww」だのと、さんざんにこきおろしたではありませんか。

そういう雰囲気の中で国内メーカー各社が「この辺りの製品に手を出すと、逆に顰蹙買いそうだな・・・」と足踏みしただろうことは、容易に察せられます。他東アジア諸国、平たく言えば「三流」国のメーカーと同一視されたくない、という思いがスマホ分野への進出を躊躇させたのではないでしょうか。

結果、世界シェアは先行していた他アジア諸国に奪われ、日本はただの部品提供国になってしまったのでした。

もうひとつ、思い当たる理由もあります。それは「要らない工夫をする国内メーカーの癖」です。このことはパソコンについても言えます。

iPhoneで使われているiOSがAppleの企業秘密である以上、順当に言ってメーカー各社はスマホのOSにはAndroidを使用せざるを得ません。しかし、そこに「要らないひと手間」を加えてしまうのです。「なんとかコンシェルジュ」とか「なんとかTV」とか、あれ、誰か使ってます?

国内大手メーカーのパソコンにも、使いもしないソフトがてんこ盛りにインストールされていますよね。私はお客様の強い要望がない限り、ほとんど外資系のパソコンをお勧めしています。理由は、何も余計なものが入っていなくて、安いから。

そのひと手間を加える分のコストは、当然製品価格に上乗せされてくるわけです。結果、要らないソフトでク◯重いスマホとPCの出来上がり、というわけです。

どこぞの仕分け議員じゃありませんが「日本一では駄目なのですか?」駄目なんです。世界1位にはならなくても、2位・3位くらいの方が日本1位よりも価値がある。そのためには、相当図太く図々しく、「モノマネ」の非難にも屈することなく、仕掛けていかないと、弱肉強食のグローバリゼーションの波に飲まれていくだけです。

天津と小湊と鴨川のじーちゃんばーちゃんごめんなさい。

先日の投稿で、

鴨川市内、新規開通地域に「泥縄ポスティング」決定!\(^o^)/

なんて大口叩きましたが、絶望的に時間が取れず、やっぱり俺には無理でした。。。せめて、この光の開通の仕事だけに関わっていられたら、なんとかなったかもしれませんが、請負の、しかも急ぎの仕事が入ってしまい、そっちを断るわけにも行かず・・・。ああ我ながら情けない。

その代わりと言ってはなんですが、主に天津地区のご商売をしているお店(床屋さん、酒屋さん、飲み屋さん、飲食店さん、スーパーマーケットさん、雑貨屋さん、などなど)に注意喚起の印刷物をお配りしています。お店の方も詳しいことはわからないながら、礼を失した営業活動にはいい加減ウンザリしているらしく、「こういうわけで、こちらのお店にはご高齢のお客様も多いと思いますから、心当たりの方にお声がけの上、渡しておいてください。」とご説明すると、だいたいは了解していただけます。いや、実際今まで断られたことがありません。その上「大変ですね、ご苦労様」とのお声をいただいたりして、ありがたい限りです。

しかし、天津・小湊・鴨川の新開通エリアについては、15日まで1週間を切ったわけで、早い家ではその日から開通になります。おそらく20日以降の開通が多いでしょうが、それにしてもあと10日。その間に各お店に来た人が気づいてくれればいいのですが、引っかかるような人は、気づいてくれないかもなぁ・・・。そもそもそこに来ないかもしれないし。ただ、回覧板などと違うのは、お店の人が(願うらくは)気を回してくれて、声がけしてくれるんじゃないか、という点です。

実際回ってみると、お店の人たちもやはり何件か心当たりがあるようで、少なくともその人たちは救えそうです。

印刷物に関しては、当然ですが、自腹を切って、紙代とトナー代を捻出しています。あ、あと電気代も。白黒印刷で文字も多くて、見栄えのしないことこの上もありませんが、自分で勝手に始めたことですし、公的な補助金もらってる印刷物の表紙に、デカデカと自社の記事を載せるような図太さは、残念ながら私は持ちあわせていませんので。(キリッ

とにかく、この2,3日間で、すくなくとも15日開通のエリアは回らないと間に合いません。これをお読みの鴨川市内の皆様におかれては、ご近所、別宅にお住まいのご親戚に「NTTの回線工事、入ってないよね?」と折をみてお尋ねいただければと思います。

これは革命なんかじゃない!戦争だ!w

つい何日か前までは、「うっひょー、俺の時代ktkr!(゚∀゚)」なんて浮かれてましたが、現実というものは常に厳しいことをまざまざと思い知らされている高梨です。

いや何がって、今回光開通が決定した天津・小湊・清澄・四方木・江見・太海・長狭地区にお住まいの方はご承知の通り、「営業」という名のハイエナどもが、「ノルマ」という名のムチに追われ、あっちにふらふらこっちにふらふらしています。遠くから「テレアポ」という名の舌を繰り出すカメレオンの数もハンパなものじゃありません。しまいには、「(市民の税金で建てられた)行政施設での説明会」という名の大アゴで一口にがっぽり餌を獲得しようと目論むクジラまで出現するに至り、もう陸上動物・水中動物入り乱れての激烈な闘争が、この平和な鴨川市内で繰り広げられることになるとは、予想だにしておりませんでした。

かくいう自分にしても、その乱闘で血を流して戦っている獣の一匹なのですが、しかし、私にとってこれはかなり面白いゲームです。先ほど「ハイエナ」なんて言いましたが、中にはフェアプレイを心がける殊勝な人もいて、お互いに声をかけあったりしていますし、慣れない「営業」という仕事は私にとって非常に新鮮で、タイミングを見計らい、戦略を練り、結局バイク屋さんに直してもらったw愛車赤兎馬号を駆って走り回りなどしていると、「戦いの場」にいる自分にしばしうっとりしてしまったり・・・。(アホ

いやまあ、私にはノルマはありませんし、生まれ育った土地なので、気楽に構えられるところもありますが、よそから来て知らない土地を歩かされ、おそらくはあまり契約を取れていない他社の方々を見ると、ちょっとかわいそうにも思えてくるから不思議なものです。帰ったらこの人上司に怒られるんだろうなぁ、とか、がっくり肩を落とした後ろ姿が哀愁を誘うよなぁ、とか。w

もっとも彼らに同情してしまったら私の儲けも減ってしまうので、そこは心を鬼にして非情に徹するしかありません。

ただ、その辺のザコキャラとは別格の、地元民の私にもどうしても倒せないラスボスが一人だけいるんです。行く先々でその方のお名前を耳にする度、「くっそー、またこの人にやられた!」と何度奥歯を噛み締めたことか。なんとか一矢むくいたいとは思うものの、なにせお客様から絶大な信頼を得ており、なかなか牙城を攻略できていません。まあ年季が違うのはわかってるんですが、それにしてもくやしい。

その方は、どちらかというと、営業というよりはおそらく私のような技術畑の人なのですが、技術屋でありながら、顧客を「マインドコントロール」していると言っても過言ではない、その魅力とはいったい何なのかを猛烈に知りたい。単に専門的な知識があり、技術に長けているというだけでは、ああも顧客を魅了することはできないでしょう。いずれ機会があったら、ぜひお会いしたいものだと思いつつ、未だ相間見えることかなえずにいます。向こうも向こうで「小ざかしい若造がいやがる」くらいには思っているかもしれません。w いや、思ってくれてるといいなぁ・・・。

血に飢えた、あるいは怠惰な獣どもの闘争の場にあって、彼こそは孤高を貫く騎士。人はその名を尊敬の念とともに口にします。ああ、なろうことなら俺も彼のようになりたい!志の卑しい私ではとってもかないはしないでしょうが、それでも羨望せずにはいられない。

もう、私の中では、結果としていくつ契約が取れたかではなく、その人に一矢報いることが、目標になりつつさえあります。なんとか彼の顧客を我が物とできれば、今回のゲームは「勝ち」とできます。願わくば運が我に味方してくれることを祈るばかりです。

鴨川市にぃ、光ファイバーがぁ、来る―――(゜∀゜)―――!!

既にご存じの方も多いと思いますが、

とうとう、鴨川市内全域に光ファイバー開通の見込みが立ちました!!!

この日をどんなに待っていたことか・・・。思えば2008年、自前サーバを立ち上げるからには光が欲しいよなぁ、じゃあ光を開通させればいいんじゃね?と少々無謀な思いつきから、Project Lumineakとして、地元である旧天津小湊町地区への光ファイバー誘致を始めました。

ただ、諸般の事情あって、そちらの活動は長らく休眠しておりました。ご期待いただいていた方には大変申し訳ございません。

弊社が回線申し込みを扱う代理店となっていたことで、「結局は金のためか」「小利のために大義を見失っている」などなど、ご批判をいただいたことも事実です。もちろんそのようなご批判は想定しておりましたし、それもそれで正しい見方であることは否めません。ただ、弊社は何よりも「営利企業」なのです。これは、「金にもならないことについつい血筋をあげてしまう」クセがある自分へ言い聞かせるために営利企業というものを持っている、というスタイルでもあります。

さて、つまらない経営哲学はおいといて、光が通ると地域社会はどう変わるか?これはちょっと思いつくだけでも様々な応用が考えられます。

山村地区に多い空き家への住民誘致

天津地区にも、四方木・清澄地区という、過疎化地域があります。(当該地区の方、失礼とは思いますがお許しください)

一方、都市部には団塊の世代で田舎暮らしに憧れる方も沢山います。では、なぜこの人たちは鴨川に引っ越して来ないのか?理由は様々でしょうが、一つには都会のような情報インフラが整備されていないからだ、とよくお聞きすることがあります。

空き家、または空き家同然になっている家屋は沢山ある。地代もおそらくは安い。そこに最新の高速情報インフラが引ければ、もうそれだけで魅力的な田舎暮らし物件になるでしょう。都市部あるいは、日本国中の友人と自由に連絡でき、かつ田舎ならではの暮らしも堪能し、もしかしたら、鴨川にいながらにして仕事ができる、という生活さえ不可能ではありません。

クラウド型ビジネスの促進

世の中、クラウドビジネスが真っ盛りです。クラウドビジネスというのは、要するにネットの向こうにある仕組みで商売を動かす、ということです。実際私の知っている企業でも、全社的に業務をクラウド化したものの、貧弱なADSL回線のため、利用にストレスを感じている、とのお話を聞いたことがあります。

また、支障ない速度が出る地域でも、今後クラウドに依存した業務形態に多かれ少なかれ移行していくはずです。弊社とて例外ではなく、当初自宅で動かしていたシステムをクラウド上に置き、電気代をかけることなく比較的安価な運用コストでサービスを提供しています。

こういった業務形態において、高速な情報インフラは必須です。田舎には似合わないという向きもあるかもしれませんが、ITの威力を存在原理とする弊社としては、ぜひとも推進したいところです。

遠隔地の家族・知人との、コミュニケーション向上

私の妹家族は栃木に住んでおり、甥っ子と私の両親で行うビデオミーティングは我が家の夕食後の恒例行事になりつつあります。(もちろん本人は「ビデオミーティング」などとは言わず、「ばあちゃんとモシモシやるー」と言っているのですがw)

双方がオンラインでリアルタイムに話をするのも楽しいのですが、例えば、義弟が撮影した運動会の動画をこっちに送ってもらう、などということも、これまでよりストレスなくできるようになります。

今までは回線速度が制限となって、ビデオレターの類は難しかったのですが、それも充分楽しめる可能性が生まれました。

・・・さて、ここまでは結構ありきたりですぐできるお話でした。地域に根ざしたIT企業を標榜する弊社としては、もう少し妄想を逞しくしてみたいところです。

地域の催事・祭礼のリアルタイム中継

地元の青年団に入れさせていただいて、もう7年くらいになりますが、天津の祭りは文句なく素晴らしい行事だと心底思います。どっちかというとマジメ君だった若い頃はその良さがわかりませんでしたが、青年に入って、地域の人が協力しあい、知恵を出しあい、祭りを最高のものにしようと歯を食いしばる姿、子供たちやご近所の方の笑顔を目の当たりにするにつけ、「ああ俺はこんな素晴らしいものをないがしろにしていたのか」と嘆息するばかりです。

そして、この魅力を少しでも多くの人に伝えようと、半ば勝手に撮影した動画をYouTubeにアップロードしたのが2008年。その後、私の真似をして、私の他にも動画を投稿する人が出てくるようになり、そこそこ好評を博しているようです。祭りの動画アップはすでに定着した感があります。

そこで!

もう一歩進めて、今度は、これを生放送できないものでしょうか? 全市的に光ファイバーというインフラはあります。ustream やニコ生放送というライブ放送のためのサービスもあります。ならば、あとはそれなりの機材と人材さえ確保できれば可能なはずです。

実際、ねぶた祭り、各地花火大会では ustreamを利用して生中継している例もあります。その意味で初の試みとは言えませんが、鴨川の天津(という小さな地域)が ustream で祭礼を生放送する、というのは話題性も期待できるのではないでしょうか?クオリティが高くなくても、小さな地域がやっている、ということに意義があるのだと思いますがどうでしょう?

WiMaX, LTEがエリア外なら全市でWiFi使えるようにすればいいんじゃね?

都市部の若年層は、もう完全にガラケーからスマートフォンに移行した感があります。彼らはすでに、「ただ接続できる」では飽きたらず、「ネットが速く繋がる」高速回線を必須としています。そのためのサービスがLTEやXiなどであるわけですが、いわずもがな、当地域はまだまだ「エリア外」の情況が続くでしょう。

ならば!

各家庭、道路沿いの家屋に「全市共通のアクセスポイント」を設置し、自由に使ってもらう、というのはどうでしょう?あまり縛りをゆるくすると、悪用される恐れもありますので、ある程度本人確認が取れる形が望ましいでしょうね。いつ、どこで、誰が使ったかを可能な限り正確に記録できる仕組みが必要です。

私は都内で光回線に接続されたWiFi(無線LAN)を使った経験があるのですが、ボトルネックになっているのは、無線の速度ではなく、元の回線だ、と実感しました。つまり、ADSL下のWiFiよりも光下のWiFiの方が、速く感じられたのです。

無論のこと、LTEなどのガチ無線サービスとは違い、対応エリアは限られざるを得ませんが、まあ道路沿いでだいたい使えるとなれば許容範囲ではないでしょうか?

実現するには、ちょっとの技術とちょっとの資本と、住民皆さんの協力が必要ですが、やってみる価値はあると思います。やるとしたら KamogaWiFi (カモガワイファイ)なんて名前はどうでしょう。

IT合宿・勉強会の誘致

これは、私オリジナルのアイデアではなく、都心の仕事仲間からよく提案されるものになります。

今、都内では毎週のようにITに関する勉強会が開かれています。最新の動向を知るためとはいえ、参加するには時間も運賃もそれなりにかかってしまう私としては、ため息をつきながら脇目で見ているしかなかったのですが、逆にその勉強会を鴨川で開けばいいじゃないか!との発案をうけ、おそらくは天津史上初めてのIT勉強会を去年の、よりにもよって震災の不安が残る4月23日に開催しました

来ていただいた方のご協力、そして会場を提供していただいた旅館さんのご好意により、人数こそ14人と少ないながら、大変楽しい時間を過ごすことができました。何より、私自身、地元でも勉強会が開催できるんだ、という確信を得た貴重な体験でした。

勉強会に限らず、「合宿」と称して、都心部のIT企業が田舎に泊まりこみ、豊かな自然環境の中で社内勉強会を数日にわたって催すことは、一般的になりつつあります。有名な例では、TV難聴対策として全県域に光ファイバー網を整備した徳島県には、大阪や京都などからの「IT合宿」が人気を博しています。

IT企業に勤めるような人は、普通の人以上に「ネットに繋がる」ことを渇望、というか、ネットがないと生きていけない人種wですから、鴨川全域で光ファイバーが使えるとなれば、IT合宿や勉強会にはもってこいでしょう。波の音を聞きながら眠りにつけば、次の朝素晴らしいアイデアが生まれることは請け合いです。(ほんとか

少々嫌らしい話ですが、昨今ITは唯一といっていいくらいの花形産業で、平たくいうとお金を使うことにあまり抵抗がありません。つまり、安くてまずいもの、よりは、高くてもうまいもの、を食べたがります。サービスにしてもしかり。ですから、優良顧客の筆頭候補といってもいいでしょう。数は少なくても、いいサービスを提供すれば、贔屓にしてもらえる可能性は充分あります。

・・・などなどと、半ば妄想、半ば本気なご提案をしましたが、光ファイバー開通は地域が躍進する小さくないチャンスだと考えています。ご意見・ご感想などありましたら、お気軽にお寄せください!

何かに熱中できるとしたら、それはきっとすごくラッキーだよね。

こんばんは。自分の趣味の延長で仕事をしているもので、普段あまり仕事がつまらないとか、キツイとか思わずに済んでいる高梨です。今回は公共のネットに憚ることなく大自慢しちゃいますので、お暇な方だけお読みください。w

さて、こういう仕事をしておりますと、ときどき「そんなにお詳しいんなら、専門の学校を出られたんでしょうね?」と言われることがあります。このブログをお読みの皆様ならご承知でしょうが、私は情報工学系の専門学科の出ではありません。

また、英語圏の外国人と話していると、「お前がそうやって英語を操れることが信じられない(驚きだ・日本人じゃないみたい、などなど)」と、ほとんど会う人ごとに、と言っていいほど驚かれます。が、これも英会話学校に通ったわけでも、留学や海外在住していたわけでもないことは、やはり皆様ならご存じでしょう。受けた教育といえば中学・高校・大学の10年間くらいのもので、あまり特殊なものではないと言えると思います。(なので、昨今の英語の早期教育の風潮に疑問なのです。実感として中学から始めても充分だと思っているので。)

ただし、コンピュータと英語は、それこそ家族に呆れられるくらい(特に前者は)、熱烈に「モノにしたい」と思ってはいました。なぜかというと、どちらも、若かった当時の私にとって将来役に立つことはわかりきっていたことでしたし、自分の好みにも合っていたからです。

誤解する人がいるかもしれないので大急ぎで付け加えますが、それは何も私に「先見の明があった」からでは断じてありません。そんなものが本当にあったら今頃もう少しマシな暮らしをしているでしょう。w どちらかというと「それくらいしかできなかった」というのが本人の実感です。

その実感というのはある程度真実でして、例えばこれをお読みの方には既婚者も多いと想いますが、私は未だに独身で、もちろん子供もおりません。自分の住んでいる家を自分で建てたかって? まさか! この歳になって住まいはおろか、炊事洗濯家事親父まで面倒を見てもらっている身分です。独身貴族なら、彼女はどうか? これも否と答えざるを得ません。

・・・などなどと考えると、「高梨は英語とパソコンには詳しいかもしれないけど、彼女もいない哀れなやつ」と思えてくるでしょう。実際そうなんですから否定のしようもありませんが、ここで申し上げたいのはそういうことではないのです。

むしろ、私はかろうじて英語(という外国語)とコンピュータを「モノにできた(と少なくとも自分では思える)」から、 ラッキーな方だと思うのです。

例えば、かくのごとく「頭がよさげ」なことを自慢している私ですが、知的分野に限ったとしても苦手なことのリストは以下のような有様です。

  • 数学全般 (やっとこすっとこ基本的な微分積分ができる程度)
  • 碁・将棋・などのいわゆるテーブルゲーム (小学校以来、無勝の実績あり)
  • テレビゲーム (苦手というより興味がわかない)
  • 道を覚えること (地図は読めるんですが、その上で間違う)
  • 数独・クロスワードパズルの類 (若い頃は好きだったが、今は面倒くさすぎる)
  • 何かモノを作ること (親父からは「ぶきっちょ」と度々呼ばれています)

本当はこれに「歴史の勉強」と付け加えたかったのですが、最近になって(外国の)歴史モノ小説の面白さがわかって来たので、割愛しました。

だいたい上のリストを見ると「理系」なことが不得意な感じを受けるでしょうが、それを言ってしまうとコンピュータ屋として立場がないので、自分では言いません。w また、「運動・スポーツ一般」と「女性との交際」は一般的には知的分野とは呼ばれておりませんので、やはり除外しています。

というわけで、外国語とコンピュータはたまたま私の適性に合っていただけの話で、それさえモノにできなかったら今頃どうしていただろうか、と恐ろしくなることさえあります。実際、方向音痴が治るんだったら、頭の中にある英単語100個と引換えにしても惜しくはないですね。

ただ、冒頭でも申し上げた通り、私はコンピュータというものがやはり好きで、それこそICサイズのものからクラウドまで使いこなし言うことを聞かせることをメシの種にしており、自分の好きなことを仕事にできているというのはものすごく幸せだよなあと思うんです。あまつさえ、この3日ほどお客様から「お前が地元にいて何かあるとすぐ来てくれるから本当に助かるよ」という旨のお言葉をいただいたところですし。

だから、若い人が職業を選ぶにあたって、ぜひ考えに入れていただきたいのは、それが「自分のやりたいことか」と「人から感謝されることか」の二つです。もしその二つをクリアできているなら、それはやる価値がきっとあります。あ、あともちろん他にも「儲かりそうか」もあります。w 「他にやっている人がいない」とか「ダサい・カッコ悪い」とかはあんまり考えなくていいんじゃないかな。(むしろそれらはチャンスなんじゃないかとも思います。)

成人式とかセンター試験の季節になったので、またくだらないことをと思いつつ書いてしまいました。参考にしていただければ幸いです。

綿鋼雲泥 2012

皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年は本当に大変な一年でございました。なんといっても未曾有の大震災が日本を襲った3月11日。10m級の津波が関東をも襲うとの警告が発せられたときには、我が人生もこれまでかと覚悟を決めましたが、結果的に南房総一帯は比較的被害は少なく、その後の余震も多少はあったものの、今ではほぼ平常通りの生活を送ることができる状態に回復しております。甚大な被害に見舞われ、今なお復興にあたっている東北の方々には申し訳なくも、ふと気づくと日々の安逸な生活に埋没してしまっている自分がおります。

また、私事にはなりますが、出不精の私にはめずらしく、昨年の夏は国内外に旅する機会が多くございました。宮城・仙台に友人と出かけたり、ツアーではなく、自力で旅程を組み、はるばるニューヨークまでハリケーンの妨害にも遭いながら出張り、慣れない文化に戸惑いながらも異国の大都会を目の当たりに見て参りました。また、これは旅というより冒険になりますが、東京までバイクで往復したこともあります。

弊社として大きな出来事は、なんといっても有能で理解のある従業員を得られたことでした。今までですと、私が体調不良だったときには、どうしようもなかったのですが、そんな時代打に立ってくれる社員がいてくれるということだけで、心安らかに日々の業務に邁進することができます。本当にありがたいことです。

また、仮住まいではありますが、東京に出張所のようなものを持つことができました。こちらは、私が都内に出たときに、自由につかえる作業所といったものですが、東京支社といえばそうも言えるわけでして、大げさに言えば東京進出をついに果たした、とも言えます。

先日、ある方とのチャット中に、「自分は『綿鋼雲泥』を座右の銘にしている」旨のことを打ち明けました。実は今までこれを人に言うのは避けてきました。というのは、完全に自作ですし、披露したら「守れていないじゃないか!」というお叱りを受けることは必定だからです。

ではありますが、その銘について解説しますと、

  • 人当たりは「綿」のように柔らかく
  • 意思は「鋼」のように強く
  • 理想は「雲」のように高く

そして・・・

  • 品性は「泥」のように下劣に。

となります。最後のはまあ私なりの卑下というか開き直りですね。(笑) 事実、皆様もご存じの通り、下品なことは大好きです。

ただ、言うは易く行うは難し。意思を強く、理想を高く保つのは容易なことではありません。事実、やるべきことをやらなかったり、何事につけすぐ妥協してしまう悪いクセはなかなか抜けません。

しかしそこも、あまり強すぎても人と衝突しますし、高すぎる理想に燃えていても、一人ではすぐ無理がくることは経験上よくわかっております。

そこは中庸の徳を説いた孔子に習い、過ぎたるは猶及ばざるが如し、ほどほどに自己を御することも大切かと考えております。

私自身は今年3回目の年男になります。竜頭蛇尾に終わることのないよう、日々を大切に精進し、願わくは飛龍の如き躍進を果たさずとも、タツノオトシゴのように世に流されることなく、しっかり居場所を定められるような一年にしたいと存じます。

皆々様におかれましては、引き続き変わらぬおつきあいのほど、社員一同、よろしくお願い申し上げます。

フリーランスだからこそ、人と関わりましょうYO!

ウェブルさんみたいな有名ブログにトラバ送るのは恐縮至極なんですが、「フリーランスになって半年経ってこの世で一人ぼっちになったことに気付いて究極に失敗した」を拝読しまして、もしかしたらアドバイスになるかも、と思い、書いてみたいと思います。

私も今でこそ仕事を頼める社員がおりますが、起業してから6年ほぼ一人でやってきました。途中、体調を崩したり仕事が暇になったりと、いろいろありましたが、おかげさまでなんとかやれてきております。家で仕事をしている、基本的にフリーランス、などウェブルさんと仕事のスタイルとしては近いものがあります。仕事の内訳としては、都内の企業からWeb関連の仕事を振ってもらったり、後は地元企業や団体のITサポートをやらせていただいたりしています。名古屋周辺と千葉県鴨川市、というだいぶ異なった状況ですが、私自身は仕事は楽しいし(ラクではないけどw)、やりがいもあるし、お金はさほど稼げてはいませんが、まあやっと人並みくらいにはなりました。

さて、ウェブルさんは「人と関われていない」ことでお悩みのことと拝察しました。ここが私と大きく違う点でして、そこに重点をおいてみます。

ご想像に難くないでしょうが、田舎ではITに強い人というのは大変希少です。私も、当初は請負中心に仕事をシフトして行こうと思っていましたが、結局、請負と地元サポートという二足のワラジを履きっぱなしになっています。

というのも、売り上げ的な面はともかく、まさに「人と関わる」という点で、捨てがたいものがあるからです。

請負ですと、どうしても最終顧客とお会いしてお話する機会がありません。地理的に遠いこともありますし、営業エージェントさんがいて、制作会社さんがいて、という中で仕事をしていますから弊社のような存在はなおさら埋没しがちです。

一方、地元の企業・個人ユーザの問題や悩みを解決して差し上げると、それはもう、モロに感謝の念を受けます。作業をしていれば、お茶やコーヒーを出していただけますし、作業が終わって料金をいただいた後も、世間話に興じてしまうことも多いです。

これは一つには、私が地元育ちということもあるかも知れません。「高梨さんはどちらの方ですか?」と聞かれて「天津になります」と答えると、たいていの方は安心したような表情を浮かべられます。冷静に考えれば私がどこ育ちだろうと関係ないはずですが、実際にはそうなんです。

「お客様に感謝される」「笑顔を見られる」「人の役に立っていることが感じられる」という点において、とてもやりがいを感じており、それだけのために続けていると言っても過言ではありません。

ただ、ウェブルさんにそれをやれ、とは申し上げません。名古屋のような都会でどうそれをやったらいいか、私には見当がつかないからです。

ですが、もう一つ、別な側面から「社会と関われる」ことがあることをお伝えしたいと思います。

このブログでも度々言及していますが、私は毎週金曜日、市の公民館で行われている日本語教室にボランティア教師として参加させていただいています。これは市内在住の外国人に日本語を教えるというもので、もうかれこれ4年くらいやっています。もちろん仕事が忙しかったり、体調が悪かったりして出られないこともあるのですが、まあできる限り出ています。

こちらの動機としては、日本語を教えて人の役に立ちたい、というのももちろんありますが、それ以上に「自分がやりたかったことだから」というのがあります。学生の頃、一時期日本語教師になろうかと思って、その課程を取ったりもしていました。諸事情により、その道はあきらめたのですが、今はボランティアとしてやっています。それを「自己実現」というのかはわかりませんけれども。

それに、田舎ですとやはり外国出身の方と関わる機会が少なく、外国人と会うこと自体が面白い、というのもあります。実は先日も生徒の一人(アメリカ人)とFacebook友達になりました。

私がボランティア的にしていることは、他にも消防団や青年会議所(最近はすっかりご無沙汰していますが・・・(汗))、祭りの準備などをする青年団もあり、自分でもいささかやりすぎている気がしています。ただ、私以上に活動されている方もザラにいらっしゃいます。

そして、それらが嫌か?と尋ねられれば断じてNO!です。それらは全て、自分がやりたいからやっていることであって、嫌だと思ったらとっくに辞めています。仲間と会い、一緒に活動し、酒を飲みながらやへえやる(この辺の方言で「世間話をする」という意味」)のは、大変楽しいですし、ウェブルさんが物足りなく感じているところを、満タンにしてくれます。

で、何かと時間に都合がつくフリーランスなら、こうしたボランティア(的)活動は比較的参加しやすいと思うのです。名古屋市周辺のご事情は私にはわかりかねますが、おそらく市役所などに「ボランティア募集」の情報はあるのではないでしょうか。

私は基本的に、ボランティアは自分のやりたくないことだったらやらなくていい、と思っています。当たり前のことかもしれませんが、そうでないと続きませんし、volunteerとはそもそも「自発的に」という意味であって、苦役労働を強制的にやらされるのとは全然違います。

お金にならないことを無理にお勧めするつもりはありませんが、「究極的に失敗した」と思われる前に、試してみるべきことは沢山あることをお伝えしたくて、こんなエントリを書いてみました。ご参考になれば幸いです。

弊社は「ベンチャー企業」なのか?

先ほど、かなり小っ恥ずかしいオナニーエントリ上げてしまったので、連投になりますが、草稿から大急ぎで書き上げたのを上げたいと思います。

さて、弊社は2005年3月末から営業を開始しまして、おかげさまで6年と半年になろうとしています。これも一重に皆々様のご支援・ご鞭撻の賜物でございます・・・と通り一辺なご挨拶は割愛させていただきます。w

例えば、新しい企業とお付き合いすることになったりして、自己紹介・自社紹介などしていると、「ああ、お一人でITやられてるんですか。ベンチャー企業なんですねぇ。」などと言われることがあります。また、いくつかのブログに弊社が取り上げられて紹介されるときも、「鴨川で頑張ってるベンチャー」のような記述だったりします。

それが嫌なわけではないんです。ベンチャーと言われるのも無理はないかなぁなどとも思いますし、まあ一応IT分野の仕事もしているし、事あるごとに「鴨川のGoogle」を自称してはばかりませんし(特に酒呑んだとき)。

ただ、自分としてはいわゆるベンチャーとはちょっと違うんじゃないかな、と思っています。むしろベンチャーという名にさえ値しないというか。

例えば、弊社では独自のサービス・プロダクツを永続的に運営しておりません。恥を偲んで打ち明けますと、このサイトにある「弊社謹製Webサービス」には以下のようなものが書かれています。

鴨川市内向け

  • 鴨川人のためのケータイSNS Zeego.org
  • 鴨川最旬情報サイト Kamox.net
  • 鴨川市立図書館⇔Amazon 相互参照ブックマークレット

一般向け

  • NHKラジオ語学番組キャプチャツール
  • Amazon⇔ブックオフオンライン相互参照ブックマークレット
  • 日本一短いURL取得 u4y.jp
  • コメントスパム・トラックバックスパム対策 DNSBL「スパム鯛めし」

この中で、なんとか脈を保っているのは1つだけ(NHKラジオ語学番組キャプチャツール)です。orz

そういう意味で「なんかスゴイ斬新なサービスやソフトを開発して一躍有名になる」といったタイプの企業ではないですよね。

それ以前に、そもそも私が起業したとき、「一発でかいヤマを当てて大儲けしたるぜ!」と鼻息荒く興奮していたか? いや全然。むしろ、釣具屋になりそこねて、「あー俺にはやっぱりパソコンのことしかできねーんだなー」とむしろ負け組的な気持ちが強かったですね。

そういうわけで、弊社はご存じの通りかなり「草食系」なIT企業であるとは言えるかもしれません。ガンガン営業をかけるわけでもなく、私と社員が食える分が仕事があれば、それで満足しております。

「ドジョウプログラマ」でありたいなぁ

私のしていることがプログラマなのかはさておき、まあ田舎に暮らしておりますと、IT企業と言ってもパソコン購入の相談に乗ったりとか、ちょっとしたWebアプリを作ったりだとか、パソコンが壊れたから直してくれというのに対応したりとか、ホームページの更新の仕方を教えてくれとか、LANケーブルの配線からクラウドシステムまで、ありとあらゆることをしませんと、生活していかれません。

一昔前はプログラマ定年38才説だとか、いや35才だとか色々言われておりました。プログラマはそのくらいの年齢になると体力が低下し、ゴリゴリコーディングすることができなくなる、だから早々に見切りをつけてSE(システムの設計をする人)になった方がいい、というのが通説のように言われておりました。

確かに納期直前の慌しさとかエンバグ対応とかは、それなりにハードで、◯日間貫徹なんてこともあるんですが、それは概してプログラマが自由を求める人種であるからであって、悪く言えば納期前にならないとエンジンがかからないプログラマが大半(だと思うw)だからなんだと思います。

では、コーディングが嫌か、と言われれば、断じて”NO”です。私の同期の中にはいわゆる上流工程やクライアントとの交渉、マネージメントの方向に行ってしまった人たちもいるんですが、彼らがやっていることが面白そうだとは思わない。

問題のあるプログラムを調査して長いこと原因がわからなかったバグを潰したり、顧客と電話でやりとりしながらライブ感覚でコーディングしたり、時には自分用に作ったソフトを利用しやすい形に直して公開して大衆から絶賛を浴びたり、もうそういう感覚が楽しくってしょうがない。そりゃあ時には辛いことはありますけど、それはどんな仕事だってそうですし、それを補ってありあまる達成感はこの職業でなければ味わえないんじゃないかな、と思ったりもします。

だから、私はドジョウプログラマでありたい。

ドジョウのように泥臭く、お高くとまって喋ることばかりが上手な上流屋さんに堕することなく、最新の技術トレンドを追い、ワクワクし、鍛え抜いた集中力と、なぜか身についた勘を駆使しつつ、下手くそなコードを量産していたい。そして見積りはやや強気で出す。w

そんな風に暮らしながら、田舎でうまい魚食いながら年を取っていければ、最高だよなぁ、と思う今日この頃なのです。

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