先ほど、かなり小っ恥ずかしいオナニーエントリ上げてしまったので、連投になりますが、草稿から大急ぎで書き上げたのを上げたいと思います。
さて、弊社は2005年3月末から営業を開始しまして、おかげさまで6年と半年になろうとしています。これも一重に皆々様のご支援・ご鞭撻の賜物でございます・・・と通り一辺なご挨拶は割愛させていただきます。w
例えば、新しい企業とお付き合いすることになったりして、自己紹介・自社紹介などしていると、「ああ、お一人でITやられてるんですか。ベンチャー企業なんですねぇ。」などと言われることがあります。また、いくつかのブログに弊社が取り上げられて紹介されるときも、「鴨川で頑張ってるベンチャー」のような記述だったりします。
それが嫌なわけではないんです。ベンチャーと言われるのも無理はないかなぁなどとも思いますし、まあ一応IT分野の仕事もしているし、事あるごとに「鴨川のGoogle」を自称してはばかりませんし(特に酒呑んだとき)。
ただ、自分としてはいわゆるベンチャーとはちょっと違うんじゃないかな、と思っています。むしろベンチャーという名にさえ値しないというか。
例えば、弊社では独自のサービス・プロダクツを永続的に運営しておりません。恥を偲んで打ち明けますと、このサイトにある「弊社謹製Webサービス」には以下のようなものが書かれています。
鴨川市内向け
- 鴨川人のためのケータイSNS Zeego.org
- 鴨川最旬情報サイト Kamox.net
- 鴨川市立図書館⇔Amazon 相互参照ブックマークレット
一般向け
- NHKラジオ語学番組キャプチャツール
- Amazon⇔ブックオフオンライン相互参照ブックマークレット
- 日本一短いURL取得 u4y.jp
- コメントスパム・トラックバックスパム対策 DNSBL「スパム鯛めし」
この中で、なんとか脈を保っているのは1つだけ(NHKラジオ語学番組キャプチャツール)です。orz
そういう意味で「なんかスゴイ斬新なサービスやソフトを開発して一躍有名になる」といったタイプの企業ではないですよね。
それ以前に、そもそも私が起業したとき、「一発でかいヤマを当てて大儲けしたるぜ!」と鼻息荒く興奮していたか? いや全然。むしろ、釣具屋になりそこねて、「あー俺にはやっぱりパソコンのことしかできねーんだなー」とむしろ負け組的な気持ちが強かったですね。
そういうわけで、弊社はご存じの通りかなり「草食系」なIT企業であるとは言えるかもしれません。ガンガン営業をかけるわけでもなく、私と社員が食える分が仕事があれば、それで満足しております。