弊社的超アナログなGTDメソッド

GTDという言葉に耳慣れない方も多いと思いますが、”Get Things Done”の略で、簡単に言えば「タスク管理」「やるべきことをどう管理するか」ってことです。

ご存じの通り、私自身はそういったことに関してあまり成績のいい方ではありませんで、過去、いろいろな方法を試してきました。手書きメモから始まり、PCアプリケーション、スマートフォン、ブラウザ組み込みなどなど。重要なのは

  • 嫌でも目に入り
  • 参照したいときはいつでもどこでも即座に参照できる

という2点です。メモ帳に書くのは「それを持ち歩く習慣があり、かつ置き忘れない自信も持ち合わせている人」に限られます。PCアプリケーションはそのデータが入ったを持ち歩かなければならず、スマートフォンは他にしたいこと(Twitter, Skype, Facebookなど)がアイコンの形で目に入るので、ついついそちらに誘惑されがち。まあ普通の自制心を持ち合わせている人なら大丈夫なんでしょうが、そもそもそれさえあればGTDなどする必要もないでしょう。

ただ、最近その究極形に近づいたっぽいので、恥ずかしげもなく公表してみたいと思います。それは「モニタのサイド枠に付箋を貼り、かつ(必要ならば)クラウド上に詳細を書き込む」です。

TODO 付箋

そもそも、ディスプレイ上のスペースというのはPCで仕事をする人にとって貴重な空間です。そこにGTDアプリを常置するくらいなら、いっそ画面の外に出してしまいましょう。付箋なら、さっと書き込め、かつ詳細な情報までは書くスペースはないので、自然と「パッと見てどのタスクのことかわかる」簡潔な書き方になります。それに、終わったタスクを指で揉みくちゃにして捨てると、意外なほど爽快な気持ちになれます。w

また、ここはPCで仕事をする人なら「嫌でも目に入る」場所に他なりません。私は、左側を「やりたいこと、またはオリジナル企画」右側上を「やらなければならないこと」右側下を「出かけたら買ってくるもの」という具合に分けています。

重要なのは、後で見て「えーと、これ何のことだっけ?」と迷うような書き方はしない、ということです。モノの性質上、自分で分かればいい、いやむしろ、自分にだけ分かればいいという点に留意しながら書きましょう。

ネット上に詳細を書き込む場合ですが、私はEvernoteを使っています。弊社の業務の性質上、仕様書や指示書の内容が多岐に渡ることがあり、タスクを補完する意味でも、詳細はどこかに置いておく必要があります。Evernoteであれば、協働者とも共有が簡単ですし、自分自身へのドキュメンテーションにもなります。

これをやっていたところ、家族に「IT企業の社長にしてはずいぶんと原始的だね」と苦笑されました。しかし、それでいいのです。目的さえ果たせれば、手段は原始的でもハイテクでも。

目下の問題は、たぶん100円ショップで買ったものだからでしょうが、「付箋がどんどん剥がれ落ちてしまうこと」です。orz しかし、それを逆手に利用して、時限つきGTDとするハックもあるみたい。。。 とりあえず私は粘着強度高めのしっかりした付箋を買って来ようと思います。

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