近所のお稲荷様の祭礼に青年として参加しました。青年の集まりはこのブログの感想を直に聞ける貴重なチャンスでもあります。果して「靴のセールスマンの話、よかったよ」とのご感想をいただきました。こういうのを聞くと書きがいもあります。
さて、肝心の祭礼について。寒さをしのぐために焚き火を起したのですが、こういうときにボーイスカウトの経験が役に立ちます。こう見えて火起しはプロ級なんです。あんまり焚き火のプロっていない気もしますが。
焚き火に限らず、技術というのは人を幸せにするためにある、と思っています。例えば焚き火の腕を放火に使ったりするのはよくないわけで、それはIT、情報技術関しても同じことです。自分の腕を誇示するためにウィルスを作ってばらまいたり、他人のシステムに侵入して情報を盗んだりするのは、技術を持つ者としての倫理に反していると思うのです。
耐震偽装問題でも明らかになったように、この社会というのは磐石なように見えて、実はこういう、ちょっとした、極めてあやふやな倫理観に支えられているところって結構あるんじゃないかと思う、この頃です。