違法性の問題はさておくとして、彼の言動には常に賛同していました。「世の中こうあるべき」という態度を明確に打ち出しており、私が起業したのも、堀江元社長の影響が少からずあります。
ただ、株式会社にしなかったことからもお分かりいただけるように、私はいわゆる株式というものをいまいち信じられないでいます。M&A然り。もちろんIT業自体は虚業ではありません(それを言われると私が食っていけないからですが ^^;)が、株価が上ることを主な収益とするのは、リスクが高くて私ならやりません。第一「やってて楽しいか?」と思うのです。
世の中、喜んでお金をくれる人はいないわけで、何がしかの商品なりサービスなりを提供することで正当な対価を得る、というのが常識。また、そこに喜びを見出せるか否かが成功の鍵だと思っています。然るに株の売買やM&Aはそういう見地からはかなり遠いところにあるなぁ、と。
他山の石とすべき事件として今後も注目していきたいと思います。