天津の田舎もんがNYに行く の巻 – Part.1

どうも、今まで日本から一歩も外に出たことのない、井の中の蛙の高梨です。

昔から英語は好きで自分なりに勉強していまして、今ではそこそこ喋れるくらいになりましたが、今まで英語圏も含め、外国に行ったことがありませんでした。中学のときに、ある先生が「英語なんてアメリカに住めば簡単に覚えられるよ。」みたいなことを言っていたので、「なら俺は日本にいたまま英語喋れるようになってやる!」と思いたち、現在にいたっております。我ながら素直じゃありませんね。大学の時には留学しようと思っていたら、なんと留年してしまいました。orz

ただまあ、いつかは行ってみたいという希望はずっと持っておりまして、今まではお金があるときには暇がなく、暇があるときにはお金がない、という大変ありがちな状況が続いておりました。

が、今回ある程度両方が見込める状態になったので、ご存じの通り円高ですし、晴れて海外、それもアメリカはニューヨークに行ってみようと思い立ったわけです。そう、あの自由の女神が立っているニューヨーク、です。栄町で入浴するのとはわけがちがいます。w

なんで近場の韓国でもなく、日本人に人気の高いハワイでもなく、いきなりニューヨークかというと、理由は単純で「友人がいるから」です。以前、彼とその一家は鴨川に住んでおり、ALTとして働いていたときに知り合いました。毎年夏になると鴨川に来ていたので、今年は来るのか聞いてみたら「行く予定はない」とのこと。

ならこっちから行こうというわけで、その友人にはホテルの手配をお願いし、私は航空券とパスポートを準備すればいいことになりました。向こうでも色々楽しいところに連れて行ってくれるそうなので楽しみです。

しかし、そうは行っても*初*体*験*なのでやはり不安はあります。ニューヨークなんて一歩間違えたら危ないエリアに踏み込んでいた、なんてことになりそうだし。

まず行ってみたいのはニューヨークからは離れるんですが、スミソニアン博物館。日本に原爆を落としたあのエノラ・ゲイが展示されている有名な博物館です。前の消防旅行で知覧に行ってきましたが、アメリカではエノラ・ゲイがどのように評価されているのか、非常に気になります。

また、アメリカでITというと、西海岸のシリコンバレーが有名ですが、東海岸部にもいくつか有名な大学がありまして、その一つがボストンのマサチューセッツ工科大学(MIT)。実は大学の友人がMITのTシャツをおみやげに買ってきてくれたんですが、その後はからずも体が成長してしまい、今ではパッツンパッツンの上におヘソが出ちゃうようになりました。orz ので、もう少しゆったりめの服を買い直そうと思います。

あと、計算機屋なら誰だって見てみたいのは世界初の「汎用型」コンピュータ “ENIAC”ですよね。

 

 

祖国ハンガリーに侵攻するナチス軍に抵抗するために、アメリカに亡命していたフォン・ノイマンはこのENIACの後継機種EDVACの設計・開発に積極的に貢献したというエピソードがあります。この頃、計算機の主な利用用途といえば、真っ先に軍事目的でした。

インターネットも元々は、合衆国に散在する大型コンピュータ同士をリンクして、どこか一ヶ所が核攻撃を受けても他のマシンで対応できるように、という方針のもと整備されました。それが大学機関同士を結び研究者に開放され、その後商用サービスとして企業が提供できるようになり、一般市民も利用できるようになった、という経緯があります。

また、プログラマにとって恥ともいえる「バグ」の語源は、このころのコンピュータでは真空管が多用されており、その光と熱に集まった蛾が、故障の原因になることが多く、その蛾をさして「バグ(虫)」というようになった、という説もあります。

ちょっと離れたニューヨーク「州」には IBM本社がありますし、計算機屋としての見どころはアメリカ東部にもいろいろあります。

コンピュータの歴史を知るという意味では、大変面白い旅になりそうです。

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