宿泊施設での公衆無線LAN

観光が主な産業の一つである鴨川市は、当然、ホテル、旅館、ペンションなどの宿泊施設が多く、弊社の市内のお客様も考えてみると殆どがそうだったりします。

 で、宿泊客にインターネット接続環境を提供するのが普通になりつつあるのですが、そのお手軽な手段としてADSLに無線 LAN ルータを繋ぎ、接続を開放するというのがあります。ここまでは非常に分りやすい話。

 しかし、ここで立ちはばかるのが、無線LAN機器メーカー各社独自仕様の「クライアントマネージャ」と呼ばれる類のソフト。Windows XP にも Wireless Zero Configuration というサービスがありますが、ほとんどのソフトはこれを殺したり、他メーカーのソフトと競合してしまったりで、事態を非常にややこしくさせています。といって、専門家でないペンションオーナーに競合状態を回避するなどとても無理な話。

 メディアコンバータを入れればいいじゃんと思われるかもしれませんが、AP が複数あった場合に電波の強い方を自動選択してくれるモノってあるんでしょうか。実際無線APが2つあるペンションさん、あるんです。

 「これ!」というソリューションが思いつかない、悩ましい分野です。

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