ロングテールは地方都市を救うか?

ご存じの方には「何をいまさら」という感じでしょうが、最近、「ロングテール」という考え方が脚光を浴びています。

下のグラフが占めすように、商品を売れる順に並べると、わずかな「売れ筋」商品が全体の売上のほとんどを占めますが、他の「死に筋」商品1つ1つの売上としてはわずかではあるものの決して売れないわけではない。インターネットを広告媒体として考えた場合、かかるコストは従来のメディア(TV, ラジオ, チラシ広告など)に比べれば劇的に低いのだから、とにかく品揃えを豊富にすれば、死に筋商品でも全体で見れば売れ筋商品に匹敵する売り上げを上げることができるんじゃないの?という考え方です。

そこで、例えば鴨川市のような地方都市を、1つの企業複合体として考えた場合、これはもう死に筋商品の固まりみたいなものです(笑)。実際、一部の企業だけがまともに売り上げていて、あとはどんぐりの背比べ。もちろん、弊社もそのどんぐりのひとつです。

で、目下開発を進めているポータルサイト(Kamox.Net) では事業者が簡単に広告を打てるように腐心しました。ちょっと努力するだけで誰でも広告主になれます。理由が後付けっぽいですが、これってロングテール的だと思うんです。大企業や行政を相手にするのではなく、最初から零細企業に視点を置いているという点において。

成功するかどうかはわかりませんが、「ロングテール」はサイトを展開する上でひとつのテーマとして考えていきたいと思います。

Got Something To Say:

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

Copyright © 2024. Powered by WordPress & Romangie Theme.