4度目の挑戦でやっと総裁になれた麻生首相は「マンガ愛好家」としても知られています。好きなマンガは「ゴルゴ13」。実は私もゴルゴは好きで、「お、麻生さんも読んでるのか」と内心親しみを感じていました。
ただ、それはあくまで読むべき活字の本は読んでいて、その合間にマンガを読んでいるのだろうと思っていました。麻生さん自身、本を何冊も上梓していますし、私もマンガよりは活字の本を読んでいるので。
でも、それは私の思い違いだったようです。普通に活字の本を読んでいれば、あんな間違いは犯さないはず。流行のおバカキャラのマネをしているのかとさえ疑いたくなります。
どうもこの国の政治家の皆さんには「言葉の大切さ」をお分かりになっていらっしゃらない方が多いような気がしています。公約あるいはマニフェストを実現するとかしないとかではなく、それ以前に自分の考えを的確な言葉で伝えること。これは政治家として不可欠な能力のように思いますがどうでしょうか。