私が未だに煙草を吸っている理由

Yahoo!ニュースの「たばこで不快な飲食店、「利用しない」が約8割」という記事を読みました。記事の内容はまあおくとして、興味深かったのは一般読者から寄せられたコメントです。喫煙者・非喫煙者ともどもまあ口汚く罵り合っていること。これも匿名性の効果なんでしょうかねぇ。

私自身は喫煙者であることを明かした上で、かくも毛嫌いされている悪習をなぜ続けているか、ということについて書いてみます。いずれも、流布している情報ではなく、あくまで私個人の主観に基づくものです。

私の知る限り、煙草のせいで肺ガンになった人はいない。

うちは典型的なガン家系で、喫煙者もそこそこいて、当然受動喫煙もあったと思うんですが、肺ガンで亡くなった者はいません。他のガンならいっぱいいるんですけど。だから、統計的・疫学的に、喫煙・受動喫煙を続けていると肺ガンその他のリスクが高くなる、という主張をイマイチ信用できていないんです。親類だけでなく、肺ガンにかかった人に限って非喫煙者だったりするものですから、一口に健康被害、といいますが、本当にそうなのかなぁと思っています。

酒飲みに知性は感じられないが、喫煙者で知的な人はたくさん知り合いがいます。

私は普段、家ではほとんど飲みません。親父が飲まないもので自然とそうなっています。1ヶ月飲まずにいても一向に平気ですが、酒を飲む場に行けばそれなりに飲む程度です。

で、正直なところ、酒好きに知性を感じることはほとんどないというのが実感です。酔っている姿を見ているからではなく、普段の言行から判断してのことです。あくまで主観ですが。

そこへ行くと、愛煙家で知的レベルの高い人はたくさん知っています。学歴や学業の成績云々ということではなく、「言うことが鋭い」「すごいことしてるなぁ」と感じさせられる人はたいてい喫煙者です。

以上のことから判断して言えるのは「アルコールが脳を萎縮させるのは事実かもしれないが、煙草は脳には無害。むしろ好影響を与えているのではないか」ということです。

最近みんな、臭(にお)いに敏感すぎやしませんか?

まっとうに体を動かして働いていれば汗の臭いもするでしょう。それなりに年齢を重ねれば加齢臭もするでしょう。腋臭の人も中にはいるでしょう。喫煙者は煙草の臭いがするでしょう。

でも、それでいいじゃありませんか。いつからそんなに臭いに目くじら立てるようになったんでしょうか、この国は。「先進国で全面喫煙していないのは日本くらいだ」「文明国では煙草がもっと高い」「アメリカでは・・・」「イギリスでは・・・」ああもううんざりです、この先進国民意識。つい100年くらい前までは日本だって道で牛馬が糞を落としながら歩いていたんですから。

いいじゃないですか、人が臭ったって。それはその人の個性だと捕らえたらいいじゃないですか。私はむしろ人に会って臭いがしない方が不自然だと思いますけどね。焼き肉屋は焼肉の臭いがするだろうし、寿司屋は酢飯の臭いがするだろうし、釣具屋は釣りエサの臭いがするでしょう。それを無臭にしようと言うほうがよほどどうかしています。個人についてもそれは然り。「死ぬほど臭(くさ)い」とはあくまで比喩で、本当に臭いで死んでしまう人はいません。だから、皆さん臭いについてはもう少し寛容になったらいいんじゃないかと思いますがいかがでしょうか。

    ・・・とまあ今となってはすっかりマイノリティになった感のある愛煙家からのささやかな主張でした。

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