「ネメシス」読中レビュー

ネメシス〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)先日は世界史小説が好き、というようなことをいいましたが、実は中学のときに国語の授業で星新一を知って以来、SFのファンでもあります。国内のSF作家というと言うべき人は少ないですが、海外には多数いて、「英語を勉強すれば、海外の小説も読めるんだ!」と当たり前のことに気づき、それが英語を勉強する動機になったというのもあります。実際、スティーブン・キングやロアルド・ダールといった作家の短編は原書で読んだこともあります。

さて、今回読んでいるのはアメリカを代表するSF作家、故アイザック・アシモフ後期の作品「ネメシス」です。アシモフというと、ロボットもの(「アイ・ロボット」は映画にもなりましたね)、銀河帝国ものが有名ですが、この作品はそのどちらの流れにも組しないという点で異色の作品です。書店でハードカバーをみかけたことがあるのですが、そのときは買いませんでした。ハードカバーで値段が高かったこともありますが、他のシリーズを読み終えていなかったので、まだ手をつけないでおこう、と思ったというのもあります。今回は例によって鴨川市立図書館で借りてきました。市の図書館、なぜか結構私の好みの本を置いてくれています。私以外にも好事家がいるんでしょうかね。(笑

確か、この作品には人類以外の知的生命体が登場すると何かの書評で読んだ気がするのですが、定かではありません。それら知的生命体を巨匠がどのように描くのか、楽しみでもあります。

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