[ほぼ読了レビュー]リチャード・ドーキンス「祖先の物語」

例によって市の図書館で借りてきました。「最近生物学方面の本読んでないなー」と思い、ドーキンスなんて置いてないかなと思ったらやっぱりありました。この図書館はなんで俺の読みたい本ばっかり置いてあるんだろう。

さて、進化の歴史をありがちな、古細菌といった原始的な生物から始めていくのではなく、人間から、チンパンジー、哺乳類、爬虫類、両生類、魚類という具合に過去への「巡礼の旅」で出会う仲間たちの物語を展開しています。

ドーキンスというと「利己的な遺伝子」「神は妄想である」など、ややつっとんがった論調の本が多くて、その辺の言い切り方が好きだったりするのですが、この本はまあおとなしめです。逆に言うとキレが悪い。ライバルのスティーブン・J・グールドは、もってまわった文体が特徴ですが、それに近いものがあります。


そうそう、市の図書館は検索システムが刷新されたようで、携帯からも使えるようになってます。まだリンクされてないので、正式公開じゃないのかもしれませんが、このブログを読んでくれているみんなのために勝手に URL公開しちゃいます。http://mlib.city.kamogawa.lg.jp/

本屋で買おうかどうか迷ったら、ここから蔵書されてるか調べてから決めましょう。

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