「仕事は何をしてるんですか?」

例えば合コンとか、例えばお見合いとか、例えば飲みの席とかで、表題のようなことをよく聞かれるのですが、どう答えたらいいものか、いつも思案してしまいます。

「IT企業の社長してます」と言うのもアレなんで、最近は「計算機屋です」と答えるようにしています。一瞬意味がわからないようで、たいていは「?」マークが頭の上に浮かんだ表情をしてくれます。(笑

自分で言うのもなんですが、パソコンの納入、コード書き、サーバ&システム保守、ユーザサポートなどなど、個人でできる範囲のことはたいていやっていますね。ずっと前に、田舎のIT屋は町医者と同じで、内科も耳鼻科も皮膚科も外科もやらなくてはいけないというようなことを書きましたが、その姿勢は変わっていません。

私の知人は自分のことを「IT土方」と言っています。その人はスキルも知識もモチベーションも自分より数段勝っているのですが、「土方」と自称するあたり、カッコイイっすね。私は雇われる立場じゃないのでそうは言えませんけど。

私はこの世界にサーバ&システム管理者として入ったのですが、いつの間にかコードを書くようになっていましたし、こっちに帰ってきてからは他人の使っているコンピュータの面倒までみるようになりました。でもやっぱり年のせいかコードを書くのが年々億劫になっています。ただ、どう書いたら楽かは知っているので、書き出したら結構早いです。

田舎でこの手の仕事をしていて一番楽というか幸せに感じるのは「納期」や「締切り」が絶対ではないということです。誤解のないように言っておくと、納期がないわけではないんです。ただ、その決まり方がかなりゆるい(「夏になって忙しくなる前」とか「台風シーズンが来る前」とか)ですし、多少お客様をお待たせさせることになっても、都会で仕事をしているときほど大きな問題にはならない。それよりも大切なのは、「何か起きたときにすぐ対応できる」姿勢を示しておくことですね。電話一本ですぐサポートに回れるというのはかなり信用を得られるようで、好評をいただいています。

ビッグマウスを叩かせていただくと、弊社があるかないかで「鴨川の情報化の早さが10年違ってくる」と言われるような存在でありたいと思っています。

Got Something To Say:

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

Copyright © 2024. Powered by WordPress & Romangie Theme.