「文は人なり」はある程度真実だと思う

「文は人なり」という言葉があります。昔の中国発の言葉だとずっと思っていましたが、フランスの博物学者ビュフォンの言だそうです。

電子メールというものが世に知られるようになったとき、「手書きの手紙に比べたら見た目が画一的で味気ない」ということを言っていた人がいました。でも、そうかなぁ、思っていました。確かにどのメールも同じフォントで表示されますから、ぱっと見た目は同じかもしれません。けれども、よく読んで見れば、その人独特の言い回しとか、よく使う言葉とか、あるいは「だ・である」体か「です・ます」体か、人によっては漢文・古語の素養をさりげなく忍ばせたり、もっとわかりやすいのは顔文字を使ったりと、メールといっても人それぞれ個性が表れるものだということがわかります。

最近、仕事でご一緒した方から

 メールの文面で高梨さんの人柄がものすごくつたわってきました(大笑) 良い人なんだなって。。。

と言われました。そんなにほめられるような人柄でもないと思うのですが、メールの文面でも人格とか性格を伝えられることもあるんですね。

だから、きっと「文は人なり」という言葉はある程度真実だと思います。特に市井の一般人なら嘘を書く理由はないのですから、信憑性は高いかもしれません。

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