「やって楽しいことというのはたいてい悪いことだ」

ということに気づくまで、私はなんと人生の3分の2を費やしました。ああなんでもっと早く気づかなかったのか、悔やまれるばかりです。

とはいえ、小心者の私ができる悪事なんてたかが知れております。せいぜい○○したり××したりするくらいです。

で、ここからが本題なのですが、法律とまではいかなくとも、既成の「ルール」とか「決まりごと」と呼ばれるものは、一度は疑ってみる価値があるのではないかと思っています。特に「良識」とされているものについては。

何も「積極的にルール違反をしましょう」と言っているわけではありません。「悪法も法なり」ですから。そうではなくて、何かルールや決まりごとが自分の間尺にあわないと感じたら、ルールの方を疑ってみるという考え方はあってもいいのではないかということが申し上げたい。

でなければ、世の中変わりませんし、良くもなりません。まあ一般的に言って良識から外れていることは「悪い」とされている場合が多いですから、世の中を良くしようと思ったら悪いことを考えてみる必要がある、という矛盾した結論に落ち着きます。

で、どうもこういう考えをするのは春愁に富む若者、それも男性に多いようで、年取った人は何につけても変化を好みませんし、女性はなぜかルールというものが大好きなようです。もちろん例外はありますが。前者については理由が察せられるものの、後者はなぜなのか腑に落ちないでいます。若い女性なんて一番社会的に抑圧されているはずなのに。

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