神ならぬ身には未来がどうなるかなどということはなかなか見通せるものではありませんが、それでも今現実にある技術から未来を想像してみるのは楽しいものです。
さて、使っている方も多いと思いますが、最近の携帯電話にはGPS機能がついていて、自分が今どこにいるかを地図で確認することができます。私も最近携帯を買い換えたので、やっと使えるようになりました。
これを手にしてまず思ったのは、なるほど「ピンポイント爆撃」が可能なわけだ、ということでした。標的の正確な緯度・経度をミサイルに教えれば、後は衛星とのやりとりを元に誤差10mくらいの精度で簡単に爆撃できます(もちろん途中で打ち落とされなければの話ですが。)民生用の携帯でこれだけの精度を使えるのなら軍事用GPSではもっと高精度で可能でしょう。
まあ怖い話はこのくらいにして、私に見えた未来というのはもう少し平和的なものです。
FAX・電子メール全盛の現代においても、やはり紙による郵便配達というのは必要なものです。信書や公文書は言うに及ばず、年賀状だってまだまだ紙の方が主流でしょう。ただ、今の郵便システムに問題があるとすれば配達を人が行っているということでしょう。当然人件費もかさみますし、これを機械化できないか、と考えるのは自然な流れといえます。
そこで、携帯に搭載できるまでに小型化されたGPSと、ロボットヘリを組み合わせて郵便局から自動で配達させるというのはどうでしょうね。各家庭の郵便受けは玄関ではなく屋根に設置するようにします。
交通渋滞もなんのその、年賀状の季節には郵便ヘリが市内の上空を乱舞する様が目に浮かぶようです。
問題があるとすれば、
- まとまった郵便物を十分長い距離に渡って搬送できるロボットヘリの開発が可能かという点
- 天候に左右されやすい点
などがあるかもしれませんが、これらは比較的克服しやすいのではないかと思います。
ゴタゴタも片付いたようですし、日本郵便西川社長、このアイデア買ってくれませんでしょうか?w