ことあるごとに実生活のエクスキューズを垂れ流している本ブログですが、関係者各位には大変お世話になっております、地域SNS「Zeego.org」の正式稼働が遅れている事情などをご説明したいと思います。
SNSじゃないよね
学校関係者の方からいろいろ機能の削除要請を受けておりまして
- 日記機能
- コメント機能
- コミュニティ管理者だけが一斉配信できるように
などなど、機能追加ではなく「機能削除」しなければならないという点がまず一つ。そして、そうした要請に応えてできたものがはたしてSNSと呼べるのか、という内部的な葛藤があります。実のところ、私も日記機能なんかいらんよな、とは思っていて、もっと面白いアプリが載せられるといいと思っております。例えば手渡しすることが前提のオークションとか、オークションにせずともフリーマーケットみたいなものがあれば、バザーを通年できることになりますし、エコロジーかつエコノミー。
ただ、そうしたアプリを自由度の高い形で載せるには土台の方もかなり手をいれなくてはならなくて、それならイチから作り直した方がいいんじゃないかと模索しているところです。
地元の学校でも新型インフルエンザでバザーが中止になったり、休学になっていたりするので、今が一番求められているところではありますが、より受け入れられやすい形にすべく、頭をひねっています。
それでも登録しない人対策
人間というのは誠に不思議なもので、相手が人間なら個人情報を教えるのに何の抵抗がなくとも、「お手持ちの携帯から入力してください」となったとたん、抵抗を示す傾向があるようです。私個人に教えるのも、私が作ったシステムに入力するのも結局は同じ事なんですが。
そこに働いている心理というのはどういうものなんだろうと考え続けています。そして、そういう人にも抵抗なく登録してもらうにはどうすればいいのだろうと。既存SNSは自己登録が当たり前ですが、代理登録できるようにするといいのかもなーと思っています。
広告掲載に代わる資金調達
最初は広告メールを配信することで、広告主から運営資金を調達することを考えていました。でも、それにはある程度登録者数が集まらないと説得力ないですし、携帯電話では広告の表現力にも限りがあります。
よって、もっと直接的で受益者負担的な資金調達方法を模索しています。
幸いなことに田舎の時間は可塑性を持っているので、ある程度遅れても看過いただけるのですが、さすがにそろそろ何らかの形にしなくてはいけないと思っております。もしかしたら既に遅いのかも。(汗