こんな本を読んでいます。

 最近、といっても23才のときからだからもう6年になりますが、塩野七生さんの「ローマ人の物語」 を毎年ハードカバーが出る度に読んでいます。あと、宮城谷昌光さんの古代中国もの。
 高校のとき、世界史は大の苦手だったし、歴史小説はあまり読まなかったほうなのですが、このお二人の本は別。前者はヨーロッパの原点・古代ローマ人の精神性を、後者は儒教文化圏で人が持つべき徳を教えてくれます。湾岸戦争の時、なぜ大金を出した日本が叩かれたか。飲み会のとき、なぜ目下の者が目上の人に酌をしなければならないか。実は古代からの精神性というのは、現代でも決して絶えてはいず、むしろ生き生きと根付いています。
 歴史もの以外にも、SFも読んでいます。あまり現実離れしたのは好きではなく、リアリティは保ちつつ、ちょっとだけ空想が入っているくらいのがいい。J・P・ホーガンとか、グレッグ・イーガンとか。いわゆる科学オタク向けハードSFというやつです。
 ITやっているとあまり本は読まなそうに思われがちですが、実は結構活字中毒者だったりします。

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