鴨川もいいのですが、たまに東京に出て来ると、それはそれで新鮮でいいものです。
もちろん遊びではなく、仕事ですよ、仕事!東京は仕事の匂いがぷんぷんしてます。こっちに住んだらどんだけ稼げるだろう、なんて皮算用をしたい衝動にも駆られますが、まあ鴨川/天津の土地柄や風土、何より新鮮でうまい魚なしには生きられなくなってしまっているので、東京進出は今のところ考えていません。
今日は初めて顔を合わせる会社さんと飲む予定です。なので、昨日天津であがった鰹を遠路はるばるアイスボックスに入れて持ってきました。予約してある居酒屋さんでさばいてもらいます。東京のぜえごっぺはまご茶という食い方を知らないはずなので、でかい顔して教えてやります。
ま、それはさておき、おかげ様でいい感じに仕事を請け負える体制が整いつつあります。リーマンショック以降はぱったり仕事がなくなって、むしろ地元のお客様のサポートでなんとか食いながらえたのですが、その時期ももう脱出しつつあるのかも。日本全体の経済はまだまだ低迷しておりますけれども、徐々に春は近づいてきつつあるように実感しています。
「二足の草鞋をはくな」とか「二兎を負う者は一兎をも得ず」とか「虻蜂取らず」とか、二つのことをいっぺんにやろうとすることを戒めることわざは沢山ありますが、一概にそうともいえないと思います。実際、弊社も「都心部or大手からの受注か、地元の小さなサポートか」という選択はいつも考えていますが、結局両方やっています。(手が回らずご迷惑をおかけする場合もありますが)
経営者たるもの、まずは二兎を追ってみるくらい貪欲でないと駄目でしょう。最初から「両方はできない」とあきらめたものでもありません。やってみなけりゃわからないのですから、やってみて両方上手くいけばめっけものくらいに考えたらいいのだと思います。