Category Archives: 経営道

今年はお世話になりました&来年もよろしく

2008年もあと数時間で終わろうとしています。年の変わり目はサーバ管理者にとっては緊張を要する一時でして、自宅でテレビを見ながらではありますが、来年になるのを待っています。

そんな今、今年一年を振り返ってみたいと思います。

さて、今年の初めに立てた抱負はこうでした。

  • 「天津に光を!」鴨川地区では早くから開通しているフレッツ光を天津にも!というわけで動こうかなと思い始めているところです。どう動いていくかは逐次ご報告します。
  • マッシュアップアワードに挑戦!Webサービスも充実しつつある昨今、面白いもの作れればなぁと。
  • 売上目標○○万円!なんだかんだ言っても食っていかなければなりません。額は明かしませんが儲けまっせ!
  • 地域SNSやってみるかも。「コミュニティの形成」ではなく、すでにあるコミュニティを取り込むというアプローチで。
  • CakePHP完全習得。ひょっとしたら Rails より見込みあるんじゃないかと思っています。使いやすいし、動く環境も多いし。
  • 嫁さんGet!(笑)今年の年賀状、みんな自分の子供写してやがんの。くっそー、俺も幸せになりたいぜ!

・・・。どっ、どれも果たしてない・・・。まあ進行中なものもありますが、一つも果たしていないとは自分の実行力の無さをつくづく思い知らされます。orz

ただ、ありがたいことに、今年もいろいろな方とめぐり合うことができました。 このブログも皆さんの応援があるからこそ(更新は少ないものの)続けられました。

来年の抱負?明日になったら考えます。来年のことを言うと鬼が笑うってね。

土人の村で靴を売る

Project LumineAK は相変わらず、難航しています。「インターネットをお使いですか」と聞いても、「使っていません」という回答がほとんど。

そこで私は考えました。「今、使っていなくても、魅力的でリーズナブルな価格のサービスを紹介すれば使ってもらえるはずだ。」と。

今、円高の影響で海外製のパソコンの価格が下がっています。特にミニノートと呼ばれるタイプのものはデーマン台で買えるものもあります。

これにWebカメラと回線をセットで売れば、ビデオチャット専用機のできあがり。ミニノートなのでテーブルに置いても邪魔になりませんし、キーボード操作も全くいりませんから初心者でも気軽に楽しめます。夕食後に遠く離れた家族との会話を楽しむ、というストーリー。

本筋の光回線誘致からは、ちょっとずれますが、明日からの電話営業を無駄にしなくて済みそうです。

モチベーション↓り中・・・

今日は、よくないことだとわかってはいますが、ちょっとグチらせていただきます。

最近、Project LumineAK の方を(自分なりに)一生懸命頑張っているのですが、思うように行かないものだとは分かっていても、実際協力を断られ続けているとやっぱり精神的にきついと感じてしまいます。特にFAX回線を別に持っていたりして、光にすると明らかにお得になるはずなのに、それがうまく伝わらないで断られると「何のためにやってるんだろう」と煩悶することしばし・・・。

世に「営業」と呼ばれる仕事をしている人たちはこんなこと当たり前に経験してるんだろうなぁ。すごいものだと思います。仕事でもなんでも実際にやってみないとわからないものですね。自分がいかに先入観でものを見ていたか、思い知りました。

まあそんなことも含めて貴重な経験を積ませてもらっていると思えばいいのかもしれません。そう考えたら少し気楽になってきました。

あ、ちなみにイブの今夜は親と過ごしました。知り合いから買ったケーキとチキンが思いの他喜ばれて、買った甲斐がありました。来年は親だけに食べさせて、私は別の過ごし方をしたいと思います。

じゃあ「実態経済」って何よ?

バイクや自動車を作っているホ○ダの社長が、テレビで「現在の状況は実態経済とはかなりかけ離れた、乖離した状態にある」という旨のことを言っていました。だから、政府や日銀が市場に介入してなんとかしてくれ、と。

バカかこいつは。

「現在の状況」が実態でなくてなんだというのでしょうか。必要なのは、この世界的な大不況にあってもなんとか事態を打開する知恵でしょうが。「円高だ、不況だ」と泣きっ面をさらすなら子供にだってできます。理性のある大人なら、ましてや大企業の経営者なら独力でなんとかしようとは思わないのでしょうか。挙句に従業員の首を切ったりするのですから、大企業の経営者というのは本当にえらいものだと思います。実態と乖離しているのは彼らの頭の中ではないでしょうか。

考えろ!考えて、考えて、レモンから最後の一滴を搾り取るようにして知恵を出せ!戦後、焼け野原になった首都を中心に奇跡的な復興を遂げた国の国民じゃないか。 その頃のDNAは失われてはいないはずだ!経営者も正社員も非正規社員も、一緒になって事態に取り組もう!

「地域の情報化」じゃダメじゃね?

あんまり「地域の情報化」という言葉が好きではありません。じゃあお前のしていることは何なんだと言われそうですが。

どうも語感がお役所臭くて嫌というのもありますが、「情報化推進」「情報の共有」「情報で人を繋ぐ」・・・、どれも手段であって目的にはなりえないと思うんです。だから、それを旗印に掲げて活動している方々には、申し訳ないけれも、何をしているんだろうなぁと思います。

大切なのはその先のなんじゃないかと。人は「情報」で動くわけではありませんよね。

わかりやすい例では、ニュース番組なんかは事実を報道すればいいわけですから、字幕とニュース映像さえ流せば事足りるはずです。それをなぜわざわざアナウンサーがニュース原稿を読み上げているか。やはり人がどこかで介入しないと人間の心には刺さってこないからだろうと思います。

では何に最も人間性を感じられるかと言えば、やはり「言葉」ですよね。その人の持つ独特の言い回し、表現の仕方、癖、そうしたものが人の心に訴えるのであって、それは「情報」という干からびた語感からはかけ離れていると思うのです。

もちろん、「情報化」が全く無意味だとは言いません。情報の共有によって生まれてくるメリットも沢山あるでしょう。けれども、本当に大切なのはその先ではないか、と敢えて問いたいのです。

「地産地消」を再考してみる

以前のエントリで、「地産地消じゃだめじゃね?」というサブタイトルでこんなことを書きました。

前から違和感を感じていたのですが、「地産地消」ってよく言いますけど、本来あるべきは「地産他消」ですよね。地元の物産を地元で消費してどうする。よそへ売ってお金にしなきゃだめでしょう。地産地消を推進しても意味ねぇんでねぇの?と素朴に思いますがどうでしょう?

この考え方は今もって変わっていないのですが、例えば、地場産品を取れたその場で消費してもらう、のだったらベストですよね。わかりやすい例では飲食店とかお土産屋さんとか、その場でお金を払ってもらえば、わざわざよそに売りに出すコストもかからず、地元にお金が入るんだからいいわけです。

もしかして「地産地消」ってそういうことだったのかぁ、と遅まきながら気づいた今日このごろです。根がひねくれているせいか、どうも素直な発想ができなくてすいません。orz

きっとこの言葉には様々な意味があるのでしょうが、↑のような考え方だったら納得です。地産地消大いに結構!ガンガン行こうぜ地産地消!

・・・っと一人で盛り上がってもしょうがないので何かしたいところです。幸いいろいろ考えている人たちは周りにいるので、機会があったら話あってみたいと思います。

弊社的アイデアプール

人に頼まれてやるばかりが仕事ではありません。経営者たるもの常に考え行動することを心がけたいもの。

そこで、高梨IT製作所で、というより私の頭の中で暖めているアイデアを紹介したいと思います。

情報基盤としての地域SNS

携帯電話にも対応している OpenPNE というSNSシステムは、地域の情報基盤として有効に活用できるんじゃないかと思ってます。単なる交流の場としてだけではなく、実用的なレベルで活用できる。

特にコミュニティ機能は一斉同報に転用できます。例えば学校から保護者への連絡は、現状電話による連絡網ですが、これを携帯メールに置き換えれば、伝え間違いを防ぐことができ、なおかつ早く済む。簡単な用件だったらプリントの代わりにもできます。

学校での活用はすでにご提案し、説明にうかがう予定です。

SNSが普及したら・・・

参加者にQRコードを発行し、地域ポイントシステムとして動かしたい。店側で必要なのは携帯電話だけ。参加者のQRコードを店の携帯で読み取り、システム上でポイントを加算する。

これは今日ご提案に行ったのですが、商店の経営者は年配の方が多いので、「店側が対応できるか?」という点が最大の障害になりそうです。 話の持っていく先を間違えたかなぁ。宿泊施設&飲食店辺りを狙えばいいのかも。でもそうすると地域SNS色が薄いですよね。まだまだ思案のしどころです。

ブログをもっと普及させたい

Kamox.net をリニューアルして一月半、皆さんそれぞれ面白い記事を書いてくださっています。もちろんこのサイトのために書かれているわけではないですが、結果的にそうなっている。

でも、もっと多くの人に書いてもらいたい。できれば、個人的なものではなく、見られることを意識した情報を寄せてもらいたい。書くネタがない?いえいえ市内には活動報告をするだけで面白い記事になる情報がたくさんあることを私は知っています。これを当事者だけのものにしておくのはもったいない。

というわけで、市民限定の無料ブログサービスを始めようかと思ってます。 パソコンを持っていない若い人のことも考え、携帯から写真つきで投稿できるようにもする。極力敷居は低く。

とまあ今日はこの辺りで

こうやって見るとそう大したことを考えているわけでもないことに気づきました。(笑)少しずつ実現していけばいいなと思ってます。

FAXサーバ構築に苦戦

現在、弊社の公式FAX番号は 020-4622-2216 です。なんでこんな番号かというと、D-FAXというサービスを利用していまして、この番号にFAXが送られるとメールで受信できるようになっています。今は使われていない020(ポケベル)番号を再利用しているわけです。ただ、この020 番号、現在サービス拡大中のひかり電話からはかけられないという致命的な欠点があります。NTTが対応してくれればいいのですが、期待するのは難しそう。

FAXを送ってくる元は限られているので、番号を変えるのはさほど問題ではないのですし、送信はPCから直接送るので、FAX実機の必要性はほとんどありません。受信を何とかしてメールで受けたいわけです。

弊社のインターネット回線はYahoo!BBで、これには050で始まるIP電話(BB!Phone)がついてきます。ただ、Yahoo!BBのモデムはNTTのと違い、IP電話専用のモジュラジャックというのはありません。電話に繋げるジャックはひとつだけで、これで加入電話番号とBB!Phoneの両方が受けられるようになっています。初心者には親切ですが、加入電話とBB!Phoneを使い分けたい場合には不便です。

思惑としては、

  • 04-7094-2051 は電話オンリー。
  • 050-1134-1526(BB!Phone) はFAX受信オンリー。FAXサーバが待ち受けていて、メールに変換&送信。

という構成にしたいのですが、Yahoo!純正のモデムだけでは不可能です。

うーん、と知恵を絞って思いついたのが、

「モデムの前にスプリッタかませば、電話とADSL信号が分けられるじゃん」

ということでした。Yahoo!のモデムはスプリッタが内蔵されているので、通常は必要ないのですが、こうすることにより、電話信号がモデムに届くまえに横取りできます。早速鴨川のK’sデンキで「LD-ADSLSSPR2」というスプリッタを購入繋げてみたところ、見事ADSLリンク、電話信号共にOKでした。

さて、ここまでは万事順調でしたが、苦戦する破目になったのはここからです。

ADSL配下にはすでに別の用途でLinuxサーバを立ち上げているので、これを援用したのですが、PCIモデムがいくら設定しても応答してくれない。いや、FAX受信を手動で指示してやれば応答するのですが、呼び出し音をいくら鳴らしても電話を取らないんです。サーバに内蔵されているPCIモデムはいわゆるWinモデムというやつで、Linuxとは相性が悪いんですが、ドライバとデーモンが見つかったので、それを組み込みました。手動では着呼するので、問題はないはずなんですが、やっぱり駄目。

というわけで、ヤフオクでLinux動作しそうなPCIモデムを選び、入札中です。落札できたら、これで試してみようと思います。

それにしても、これだけ苦労するなら月額固定料金のサービスもあることだし、それを使ってもよさそうなものですよね。私もそうは思いますけど、そこは技術者としての意地で、なんとか手間をかけてでも自前で実現させたいと思っています。

久々に技術的な話題になってしまいました。訳わからない方は読み飛ばしてください。

失注率高いなぁ・・・。

おかげさまで、いろいろな方からお仕事のお話をいただくのですが、お見積・企画まで行っても結局ペンディングになったり、方針が変わって失注になったりというケースが最近多いです。この1ヶ月だけで4件ありました。

理由はそれぞれのケースによって違いますし、弊社側に問題はないと思うのですが、やはり営業的に詰めが甘いところがあるのかもしれません。成約・正式発注まで持っていく、何かもう一押しが足りないんだろうなぁ。この辺り、技術一辺倒でやってきた私には大きな課題です。

Webサービスは使ってもらってナンボです

Web上のサービスは、Webサイトも含めて、使ってもらってナンボ、見てもらってナンボです、やっぱり。発注を受けて、仕様通りのモノを作って、納品して、お金をもらう、その後全然反響がなくても製作者サイドとしては知らんこっちゃなんです、本当は。

でも、どうせやるならやっぱり自分なりのアイデアを織り込んで、ユーザがガーッと増えて、反響続々というほうが楽しいですし、やりがいがあります。

というわけで、現在、市内の学校に使ってもらうために、あるシステムを提案中です。今回はちょっとビジネス度外視でやってみようかと思ってます。

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