【正式告知】きゃぷる★しゃべる Ver.1.1.0

先週祭りが終わったばかりだというのに、疲れが出たのか夏風邪まで引いちまってなんだかなー、な高梨です。暑気払いにうなぎでも奮発したいけど、今年のは高くって手が出せませんやね・・・。

さて、そんな与太話はどうでもいいんですが、皆様お待ちかねのきゃぷる★しゃべるの新バージョンを8月3日にリリースしました。TwitterやFacebook、このブログのコメント欄などでも告知しているので、ご存じの方も多いと思います。新バージョンになったのに旧バージョンの告知記事でサポート続けるというのも変な話なので、遅まきながら告知します。

https://code.google.com/p/capshabe-dist/downloads/detail?name=capshabe-1.1.0.exe

今回のリリースは7/29以降変更になった新配信形式に対応したものになります。一応旧データもキャプチャできるようにはしてありますが、これは CDNという仕組みの都合上、必ず取得できるというわけではありません。

配信元仕様変更についての高梨の考え

今回の仕様変更には、皆さんかなりお腹立ちのようで、中には直々にN◯Kさんに問い合わせられた方もいらっしゃったとか・・・。ここのところについて、ツール作者としての見解を申し述べさせていただきます。

もちろん、N◯Kさんの本意としては、ダウンロード「されたくない」のが正直なところでしょう。そのために期間を区切ってストリーミングにしているわけですし、音声データを保存されちゃったら、CDやらダウンロード販売やらが売れなくなるのは目に見えています。

このツールの初期バージョンを公開した2009年当時は、自分が中国語を勉強するために作ったのを、どうぞよかったらお使いください、という感じでお勧めしたわけで、まさかユーザさんが1万超えるとは思ってもみませんでした。ちなみに去年のバージョン(0.14)ののべダウンロード数は優に10万を越えていました。

で、おそらく配信元さんもツールユーザが意外に多いことは関知していて、「こりゃなんとかせにゃ」というわけで手を変え品を変え、配信方法を変更してるんだと思います。

それで、私自身はどう思っているか、というと、それは仕方ないことだと思うんですよね。「毎度毎度手間かけさせやがって!めんどくせぇ真似するんじゃねぇ!」という気はありません。むしろ、こんなソフトがあるから手数かけちゃってるな、とさえ思います。

考えてみていただきたいのですが、今まで対応してきたように、ソフトを変更するのは一人のプログラマが1週間ウンウン唸って対応すれば済みます。(たまに遅れることがあるのはご容赦をw) ですが、あれだけ量とクォリティの番組を企画し、精査し、講師・アシスタント・スタッフの方が打ち合わせ、リハーサル、録音、編集、放送・・・という過程にかかる労力たるや、ソフトをチョロッと書き換えるのとは比べ物になりません。

それだけの手間がかかっているのですから、受益者負担という意味でも、収益化をはかるのは私はむしろ当然であろうと思います。「私は受信料は払っているのだから語学番組を好きに録音できて当然!仕様変更するN◯Kはけしからん!」という主旨の書き込みも散見されましたが、その受信料は「テレビ放送」に対するもので、当該放送局はラジオ番組について受信料を徴収していないことをお忘れなく。

なんかN◯Kの肩ばっかり持ってしまいましたが、そもそもは私だってPodCastなりで自由に取得できればこんなソフトは作らなかったんです。そうだったらよかったんですけど。ただ、これは私の勘ですが、おそらくあと数年はこんな感じでイタチごっこが続くんじゃないかと思っています。

ぶっちゃけ話をもう少々

今季の始め、このソフトを「収益化」することを念頭に、皆様にアンケートを取らせていただきました。お答え頂いた方、ご協力ありがとうございました。

当初は、このソフトを使っているひとなら必ずお使いのはずのISP事業を始めようかと考えましたが、あまり評判がよくなく(笑)、では、ということでシェアウェア化をご提案したら、今度はさらに非難ゴウゴウ(苦笑)、こいつは困った、どうすべぇ、と悩むこと3日、テキストのアフィリエイト購入思いつき、またご提案したら、こちらの反応は上々で、やっと目処がたった次第です。

まあこのアンケートにわざわざ答えていただける方はそう答えるのかもしれませんが、94%の方がツールに対して「大変満足している」または「まあまあ満足している」 97%の方が弊社の対応情況に「大変満足している」「まあまあ満足している」とお答えいただいているのは、やはり嬉しかったですね。あと意外だったのは半数以上(52%)の方が他に似たソフトがあることを「知っている」と答えられたことでした。

あと、これは普段寄せられるコメントやアンケートの回答から察せられることなのですが、弊社ソフトをお使いの方には、割とご高齢の方が多いように思っています。ネットのヘビーユーザー層は、某匿名巨大掲示板から類似ソフトさんの方を知るのでしょう。

今後サポートはフォーラムで!

ふがいない作者の対応ぶりを見かねてか(笑)、ユーザーさんからの問い合わせに親切・丁寧にお答えいただいているユーザー、いや、ご協力者様も登場されました。私にとっては神様よりもありがたいのですが、こうした方のご負担が少ない形の掲示板(やそれに類するもの)も整備しなきゃなぁ、と思いつつ何もしてませんでした。

というわけで、ちょっと使いにくいかもしれませんが、phpBBベースの無料フォーラムを新設しました。こちらのコメント欄にお寄せいただいてもいいのですが、今後はなるべく新フォーラムにご質問くださるよう、お願いいたします。

あといろいろ書くべきことがあるような気もしますが、この辺で。フォーラムへのご投稿お待ちしております!

Webdisよさげ

つーわけで、いきなり技術ネタ。

スマホの普及により、JSが移動端末でも動作するようになった昨今、Webアプリの構成も変えるべきだと思っていて、まあ Ajaxくらいは当たり前として、でも、どうせならビジネスロジックもJSで書いちゃえばいいじゃんって思ってた。それでこそJavaScriptの MVCライブラリだって活かせるんだろうし。

で、普通にやろうとすると、RDBMSやKVS にLLからアクセスして、目的のデータを出し入れするわけだけれども、ちょいまち、と。KVSクエリくらいならRESTでも充分なんじゃね?と思ったわけです。結果はもちろんJSONで受け取る。

早速 “Redis HTTP GET JSON”でぐぐったら、案の定見つかりました、Webdis。表書きを読んでみると、やはりセキュリティは気にかけていて、

Access control

Because some Redis commands can write data, exposing Webdis to clients on the web might not be a good idea. Fortunately, an ACL system matches a profile type to a list of permissions. Each access control setting can match clients by IP + range, by HTTP Auth, or by both, and lists the commands they are able and unable to execute.
This lets you disable write commands for the public, whilst still keeping a full access from your network.

んんー、ベーシック認証かぁ、クッキーなりセッションなりにして欲しかったなぁ、とは思いつつ、まあそこは自前で用意しなさいってことなんだろう。それに GAE の中から外部へは HTTP(S)でしかアクセスできないから、Redisに慣れててデータストアは糞!とか思ってる人は嬉しいのかも。GAEでRedis用意してくれればいいのにね。。。

なんでRedisにこだわるかっていうと、「鬼のように速い」と評判だから。まあそれは Key&Valueの1対1なデータの入出力に関してであって、全文検索とか部分一致のパフォーマンスもいいのかは、調べてないし、第一使ったことないw

認証とデータ操作制限はサーバサイドで実装する必要はあるけど、まあ最悪ビジネスロジックはサーバ側でうごかしちゃってもいし。

そんなことを考える今日このごろなのでした。

今後の方針「技術的なことも書いちゃう!だってIT企業だもん・・・(;_;)」

最近、弊社のサイト、「カブ関係」か、年度初めだと「NHKラジオ語学番組」関係で訪れる方が多くなってきました。

ただ、中には私の直接の知り合いから「高梨君のブログ読んでるよ」と、オフラインでお声がけいただくこともあり、どっちかというと、そちらを優先した内容になっていた、と思います。

なのであえて技術的な話題には触れなかったりしていた(だって大半の人にはつまらないだろうから)のですが、弊社はやはり「IT屋」です。ってか、そこをこそ語りたいw

で、はてなブログにサブブログ立ち上げたりもしたのですが、技術を売りにする弊社が技術について語るのに自社ブログを使わない、というのも大変おかしな話なので、こっちに載せることにします。あと、技術系の話題を書くときは「です、ます」体をやめ、2ちゃん風のくだけた文体で書こうと思ってますんでyrsk

セ、セルフでやるなんて初めて♡ でも意外と良かったわぁ♪

※この記事は 4月19日に書きかけたものです。本文中「今日」となっている箇所はその日付のつもりでお読みください。

世の中はナントカミクスで好景気だそうですが、ちっともお金は回ってこない高梨です。みなさん、元気にビンボーしてますかぁ?

さて、田舎で生活する上でほぼマストなアイテムといえば、なんといってもクルマ。電車もねえ!地下鉄もねえ!バスは時間に一度だけ、という状況では、買い物するにも雨の日出かけるにしても、クルマじゃないと移動できません。まー無くても暮らせるとは思いますが相当不便でしょうねぇ。。。

先日書いた通り、最近私はデジモノだけでなく、トルクモノ(?)にも凝り始めておりまして、タイヤスロープから自作し、なんだかんだやっていることは皆さんご存じの通りと思います。

そして、その苦労の最終目的といえば・・・・そう「セルフ車検」。

実は、私の親戚にはなぜか車屋さんが多くてですね、まあ田舎特有のシガラミだったりもするんですが、「車検は親戚に頼む」というのが半ば常識化しておりました。ただ、車検費用だけならいいんですが、たいていの場合「どこそこも直しておいたから総額1◯万円のご請求ね♪」という結果に・・・。え、あの車検前の見積りなんだったの!? だいたいそれ直す必要あるの? 結果的に見積り額の倍くらいになってんですけど、所有者に断りなく直していいもんなの???

と、まあこんなのはうちの親戚の場合だけでしょうが、ぶっちゃけ納得いってませんでした。皆さんももしかしたら心当たりがあるかもしれません。

私とて一応技術で口に糊する者ですから、プロの仕事に対して相応の対価を支払うことは嫌ではないんですよ。というよりそれが当然と思います。で、今までは「まあよくわかんないけど、そんなもんなんだろう」と車検の度にフタケタマンエンくらいは払っておりました。

が、しかし。

冒頭書いた通り、先天的慢性金銭欠乏症を患っている者としては、2年に1度のこの出費は痛い。なんとか抑えられないものかと諸般の事情を勘案し、人間関係にも悩んだ挙句、「自動車のメンテや車検は自分でやろう」という結論に至ったわけです。この辺りの事情はお察しあれ。

というわけで早速「ユーザー車検/セルフ車検」でぐぐってみると、あるわあるわ、皆さんこぞってブログに書いてます。セルフ車検専門に書かれたサイトなんてのもあり、今の時代車検自体もネットで予約できるようになってました。

こりゃあ自分でやらない手はないっすよ。いつやるの?

「今でしょ!」(・∀・) 

車検というのは要するに「その自動車を動かしても人が死ぬことがないように」検査するためのものです。あなたの乗り心地が少々悪かろうが、ニコチンのにおいが社内に染み渡っていようが関係ありません。まあ実際にはワイパーやウォッシャー液なんかも見たりしますが、これだって大切な安全点検項目、ですよね。つまり、ブレーキがキーキー鳴くとか、タイヤのスリップラインが出てるとかの「命に関わる」異常ないし劣化は、嫌でも気づくようになってます。まして私は「峠を攻める」人種ではなく、ほぼ街乗りに限られますし、遠出するときは電車やバスを使うので、さほど車に苦労はさせていないはず。

で、車検証についてくる「点検記録簿」に書いてあった項目を、オイル交換したときざっとチェックし、まあ問題ないな、と感じてました。ただ、タイヤの溝にそって浅い割れがあったので、今回セルフ車検で浮いた費用をタイヤ交換に回すことにしました。世の中にはタイヤ交換まで自前でやる猛者たちもいますが、いわゆるアジアンタイヤにすれば工賃くらいは出ます。まあ信頼性の面でいろいろ書く人もいますが、そもそも高速に乗らないし、そんな危険な運転はしません。

などなどと諸経費を計算すると車検だけにかかる費用は

  • 自賠責保険代(25ヶ月) ¥28,780- ※1
  • 公的費用 ¥26,300-(以下内訳)
    • 検査登録印紙代: ¥400-
    • 審査証紙代: ¥1,300-
    • 重量税印紙代: ¥24,600-

と、¥55,080- で済んでしまうことがわかりました。

また、タイヤ交換については

  • タイヤ(KINGSTAR SK70) ×4 :  ¥15,900-
  • 作業賃: ¥4,000-
  • チューブレスバルブ交換(¥500×4): ¥2,000-
  • 廃タイヤ処理料: ¥2,000-
  • 消費税: ¥400-

と、4本全部取り替えても ¥24,300! 一本あたり約6,000円です。ネットではもっと単価の安い品もあるのは知っていますが、送料が1本毎にもれなく1,000円ちょっとはかかりますから、結局 5,000円くらいにはなっちゃうんです。それにカブのタイヤ交換だって四苦八苦したあげくやっとできるようになったのに、車用のラジアルタイヤを自前で交換する気にはなれませんでした。w 今回はセルフ車検で出費を抑えてますから、このくらいは許容範囲かな、と。8万出して、車検が通ってタイヤも新品になるのなら、御の字ではないでしょうか。

というわけで、後は段取りです。ただ、ここのところ仕事が非常に忙しく、実際この時間を取るのが一番困難でした。ついには期限日を迎えてしまい、不本意ながら、市役所で「仮ナンバー」を発行してもらうハメに・・・。先ほど自賠責保険が24ヶ月ではなく25ヶ月となっていたのもそのためです。仮ナンバーは市役所で780円で借りられました。

temporal-number

そして、今日がいよいよ当日!タイヤ交換を午前中に済ませ、午後に車検の予約を入れました。これなら少なくともタイヤの減りが原因で落とされることはあないでしょう。w

ホイールを外す機会なんてめったにないので、後学のため、ブレーキパッドのチェック方法も教えてもらいました。エンジンルームの点検したときにブレーキフルードがちょい減っていたので、パッドが減ってないか気になっていたのですが、メカニックの方いわく「新品同様です」とのこと。自分で目視した限りでもまだまだ相当厚みがありました。

午前11時にはタイヤ交換が終わったので、まだ早いですが、下見も兼ねて車検場へ。

shakenjo

しかし、この時点で「必要書類をタイヤ工場に置き忘れる」という痛恨のミスが発覚!www 幸いなくなってはおりませんでしたが、危ないところでした。orz

もう一回工場→車検場を往復しなければならなくなったわけですが、合間に昼食を取り腹ごしらえをしておきました。

そしていよいよ申請。自分の受けるのが「継続検査」だというのはわかっていたので、入ってみると・・・

hajimete-plate

いきなりこんな無慈悲な看板が。orz 書かれている通り、⑥番の窓口で必要書類一式を揃えました。「ユーザー車検を受けたいんですが・・・」と言うと、向こうの方で各種印紙を用紙に貼り、書き方を教えてくれます。私は自分の字が汚すぎるのでワープロを覚えたクチですが、必要書類というものを揃えることにさほど困難を感じないので、当然自分で書きました。、こういうのは書き間違えたらどうしよう、と怯えるから間違えるんで、間違ったら線で消して直せばよい、くらいに思っていると、存外間違えません。

で、改めて②の窓口へ。係の方はあまり明瞭とは言えない喋り方でしたが、根は良さそうな男の人でした。レーンは4本あり、3番と4番の間に見学者用の順路があるので、そこでやり方を覚えてから検査を受けなさい、と、私の申請書類に赤エンピツで「マル初」を書き込みながら教えてくれました。wmaruhatsu

その模様を実際に見学すると、皆さん慣れているせいもあるでしょうが、割合短時間で済むようでした。ネットではエンジンオイルの量も見るとかの書き込みもありましたが、それはここではしないようです。

で、キセルで一服し、落ち着いてからいざ検査レーンへ。

ここからが肝心の部分ですが、写真も取れませんでしたし、取り急ぎ結論だけ。

「車検通すなんて、誰でもできます!」(キッパリ

書類にマル初が書いてあれば、係員の人も丁寧に教えながら対応してくれますし、何も怖いことはありません。

私がやってしまったポカといえば、

  • ホイールキャップをつけたままレーンに入ってしまった。ホイールのネジがゆるんでいないかをチェックするため、事前にはずしておかないといけない。
    ホイールキャップを外し、その箇所だけ再度検査を受けることになりました。
  • 光軸を1目盛り上げたままだった。係員の人が見てくれて、一番低く修正してくれました。

くらいでした。まあ次回からは気をつけることにしますし、もう迷うことはないでしょう。

皆さんも、半日ほど時間が取れるのであれば、ぜひご自分でやられることをお勧めします! 車というものの勉強にもなりますよ!

おまたせッ!2013年度対応「きゃぷる★しゃべる(旧称:NHK語学ラジオキャプチャツール)」待望のリリース!

4月15日10:25追記:機能追加・ブラッシュアップ1.0.1までで対応できていなかった機能のうち、ご要望の多かった

  • MP3への変換
  • 保存先を選択可に
  • ソートを考慮した日付

の3項目対応およびブラッシュアップを行いました。
https://code.google.com/p/capshabe-dist/downloads/detail?name=capshabe-1.0.2.exe&can=2

皆さん、大変大変大変長らくおまたせしました。4月1日からNHKサイト側の仕様変更により、データが取得できなくなっていた NHK語学ラジオキャプチャツール」、ついに、ついに新バージョンが完成しましたぁぁぁ!

6日18:09追記:今回のリリースを機に、ユーザーの皆様へのアンケートを用意しました。前半はこのソフトの利用実態を把握するため、また後半は弊社にとっての「利益化」のために重要なご質問となっております。お手数をおかけしますが、ご利用の際にはなるべくご記入のほど、お願いいたします。

 

まずは、今回のリリースにあたり快くご協力をお申し出いただいた、テスターの皆様に感謝申し上げます。テスターの方々のご協力なくしては、大きなバグを含んだままリリースしてしまうところでした。

さて、お待ちかねのダウンロードですが、下記URLから「capshabe-1.0.0.zip capshabe-1.0.1」を入手し、解凍した上で、きゃぷる✭しゃべる.exe 起動してください。

https://code.google.com/p/capshabe-dist/downloads/detail?name=capshabe-1.0.0.zip&can=2

https://code.google.com/p/capshabe-dist/downloads/detail?name=capshabe-1.0.1.zip

今までのツールに準じた操作感になるよう工夫しましたが、今回の改良点として、過去の週のものも取得できるようになりました。(ただし、NHKサーバーに残っているもののみ)これで、月曜の朝「しまった!取り忘れた!」というときにも安心。

付加的な機能として、画面上部に作者からのメッセージを表示するようにしました。新バージョンのお知らせや、対応状況などをここでご確認いただけます。

皆様、首をろくろ首のように長くして(笑)お待ちいただいていることでしょうが、待望の新バージョン、どうぞお試しください!

bB車検前メンテ!エンジンオイル、オイルフィルタ、成り行きによりATFも交換!(;・∀・)

春です!春ですよ、皆さん!猪木のモノマネしてたけど、アントキノに完璧にくわれた芸人のことじゃなくて、本物の春がやってきました。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!

啓蟄もすぎると、走りの虫、イジリの虫がわらわらと湧いて来ますよね!ね!ね! 菜の花満開の田んぼを突っ切るもよし、バイクやクルマのメンテするもよし、カーキチ・バイキチにとっては絶好の季節!

「カブ カスタム」「カブ メンテナンス」などのキーワードで結構な順位を占める当ブログですが、今まで魔の手を封印していた、ク・ル・マ方面に挑戦することにしましたぁ!!! :*:・。,☆゚’・:*:・。,ヽ(・∀・)ノ ,。・:*:・゚’☆,。・:*:

さて、私の愛車はトヨタbB君です。「君です」なんていうと愛着あるように聞こえますが、実はMINIのキープに挫折し、両親・親戚・カーディーラーから言われるままに購入してしまった、「政略納車」で乗り始めたクルマでした。。。オーナーと似ていてちょっと横幅広めですが、若者感漂う風貌が気に入っています。

bB

※写真はハメコミ合成です

 

5年前から乗っていますが、今までぶつけたとき、整備はもちろん車検もすべて伯父(整備工場会長)に任せっきりでした。。。というか、そもそも手をかけるのが面倒くさかった。まあ普通はそうですよね。

しかし! 今度の4月の車検は「ユーザー車検」 つまり自分で袖ヶ浦の車検場まで乗って行って車検を受けよう!と一大決心をしたのであります!(大げさ)

そう思うに至った理由はいくつかあります。

  • プロに頼むと、なんやかんやで10万はかかる。。。。(´;ω;`)
    諸経費(重量税・検査手数料・自賠責保険など)で5〜6万はしょうがないとして、各種整備もやってくれます。まあ安全のためにはやってもらったたほうがいいんでしょうが、中には「これ直す必要あんの?」というものまで・・・。相手が親戚だと、つきあいもあるのであんまり強く言えないんですよね。そんならいっそ自前でやっちゃる!と親戚づきあい蹴っ飛ばすことも辞さない覚悟を決めました!
  • カブのメンテやカスタムで、小なりとはいえ、乗り物をいじる経験は積めました。もちろん原付と自家用車では全くといっていいほど違いますが、まあやることはネジをしめたりゆるめたり、オイルやフルードを注いだり、と基本はかわりません。それにカブのエンジンは4ストだし、似たようなもんです。w
  • 大山在住のクリスというアメリカ人の友達からセルフ車検をやったよ!とFacebookに書き込みがありました。技術レベルはおくとして、アメリカ人にできて日本人の俺にできない理由はないだろう、と。w 少なくとも書類手続きで困ることは無さそうです。
  • 陸運局のサイトを筆頭に「ユーザー車検」「セルフ車検」でググると結構な情報が出てきます。ブログネタとしては持ってこいですやね。先達の証言や情報を元に充分準備できる、と考えました。

ユーザー車検の情報と並行して、bBのメンテナンスについても調べていたところ、「オイルエレメントは車検を目安に交換しましょう」との記事が。

「オイルエレメント?なんじゃそれ?オイル添加剤のことか?」とまあそんなレベルからの出発でした。

とりあえず、オイルとオイルフィルターの交換を自前でやろう!

カブのメンテも、最初は「自分でオイル交換できるようになれば工賃取られずにオイル代だけで済むんだよなー」と、なんともセコい発想から始まりました。前述のオイルエレメントというのはオイルフィルターともいい、つまりエンジンオイルの濾過材です。まあフィルター変えてないからといって車検が通らないわけではありませんが、メンテナンスの手始めにはちょうどいいと思い、当面の目標をここに定めました。

クルマの下に潜ってみたい!

自動車整備といえば、アレですよね、車体の下に仰向きで潜り込んで、なにやってるかわからないけどレンチだのなんだの使って作業する、あの格好をやってみたい♡と思いました。普通に考えればジャッキで車体上げてウマはかせて・・・となるのでしょうが、ジャッキにしてもウマにしてもそれなりにお金かかりますし、いちいちジャッキアップするのがめんどくさい。というわけで、タイヤスロープ(カースロープともいいます)を、まず自作することにしました。

カ◯ンズで1本248円(2×4 6フィート)の安い木材を6本買い、↓こんなものを作ってみました。

切り終わって仮組みしたところ

切り終わって仮組みしたところ

自作タイヤスロープ

 

実際に車を載せてみたところ

実際に車を載せてみたところ

木が黒く汚れているように見えるのは、防腐剤を塗ったからです。乗り上げたときに進みすぎて落ちないよう先の方に輪留めを設けました。木材を斜めに切るのに骨折りましたが、まあまあ満足できるものができました。

いよいよオイル交換! のはずでしたが・・・

これでいよいよ車の下に潜り込む目処がつきました。あとは交換用のオイルとエレメントを買って替えるだけ。へっへー、楽勝じゃん!と、このときは思っていました。

排出されたオイルを受けるための箱

排出されたオイルを受けるための箱

エレメントを収めているカップ型のパーツ

エレメントホルダー

手順としては、

  1. オイルパンのドレーンボルトを緩めて箱で受け、出し切ったところでまたボルトを締める。
  2. ホルダーを外してエレメントを交換し、組み付ける。
  3. オイルを規定量入れて、糸冬 了…_φ(゚∀゚ )アヒャ

となるはずでした。1.は簡単でした。

順調に流れ出ているように見えるオイル。しかし・・・!

順調に流れ出ているように見えるオイル。しかし・・・!

ほら、ちゃんと出てますよね?オイルパンからオイルが出ている、そうしたんだから当たり前のことです。(が、このとき犯した重大な間違いにはこの時点で気づいていませんでした。)

じゃあさくっとエレメント交換するかー、とホルダーを回そうとしたところ・・・かっってえぇぇぇ!なんじゃこりゃぁ?形状からして手で回せるものと思い込んでいましたが、ビクともしません。ほんとに外れるのかってくらい固い。しかたなく、周囲に二箇所ある突起に当て木して、玄能で叩いてみましたが、それでも回りません!おいおいこれどうやって開けるんだっつーの!?

慌ててスマホで「オイルエレメント 交換」でググると、なにやら「フィルタレンチ」という専用工具が必要らしい。ホルダーにも25N・m とか鬼のようなトルクが刻印されています・・・。

しかたない。オイル無しじゃ走れないので、エレメントの交換はあきらめ、とりあえずオイルを入れて退却することにしました。じゃあまあオイルを適量注ぎこんで、ゲージでチェックして・・・あれ?全部抜いたはずなのに、ずいぶん余計に入ってるな?んんー、なんでだろ?と疑問を抱えつつ帰り道に着くと・・・

は?ギヤシフトがおかしい?回転数だけあがって速度が出ない???え?なんなのこれ???

ここに至って自分が犯した重大なミスに気づきました。エンジンオイルを抜いたつもりが、ATF(オートマフルード)を抜いちまった!!!そう、なんか色が焦げ茶じゃなく赤紫だったから、変だなぁとは思ったんですよねぇ。orz

知り合いの車屋さんに速攻電話し、「エンジンオイルと間違えてATF抜いちゃったみたいなんですけど」と告げたところ「合うフルードがないなぁ。一応走るんなら、用心して帰りなよ。」とのこと。ミッションが壊れないことを祈りつつ、気もそぞろに車庫までたどりつきました。はぁ。

翌日、カーディーラーに問い合わせてATFの在庫を確認したところ、4リットル缶を確保してもらうことができました。お値段約3,500円ナリ。orz

bB用純正オートマフルード

bB用純正オートマフルード

ついでに、フィルタレンチなる工具もカ◯ンズで入手。

エーモン フィルターレンチ 小径 G702 980円@カインズ

エーモン フィルターレンチ 小径 G702
980円@カインズ

また、再度交換用にカインズブランド5W-30のオイルも買いました。前回は10Wの安いやつを買いましたが、結果的に捨てざるをえなくなったので、それでよかったのかも。

さて、これで準備は整いました!まずは間違えて抜いてしまったATFを補充しなければなりません。ここは詳しくは省きますが、オイルと同様ゲージが刺さっている管にジョウゴをはめ、若干こぼしながらも一応規定量は入りました。この時点で軽く試走し、クラッチの異常が解消されているかをチェック。港湾道路で70km/hくらいを出してみましたが、特に問題ありませんでした。これでやっと振り出しに戻ったことになります。

作業場所を比較的地面が水平な天津港埋立地に定め、いよいよ「オイル&エレメント交換」に入ります!

今度は間違えずに、左側のオイルパンのドレンボルトを外します。こちらも結構なトルクがかかってました。(後で知りましたが、規定トルクは29.5N・m)

オイルをドバーッとあらかた出し切ったところで、懸案だったエレメントホルダを外しにかかります。

この写真だと、周りの2つの突起にレンチをかけてますが、それでは外れませんでした。レンチの輪を小さくして、外周部全体にギザギザがかかるようにして、「ぐぬぬぬ!」と全身全霊の力を込めて反時計回りに力をかけたら、「ガッ」と少し動きました。やったー!

少し回ると後は楽なもので、レンチでゆるめ、さらに手回しでもゆるめられます。

そして、外れた結果がこちら。

ついに外れたエレメントホルダ

ついに外れたエレメントホルダ

ひっくり返してみると、んーやっぱりエレメント汚れてますなぁ。新品と比べるとよくわかります。

で、めでたく装着完了。Oリング(黒いリング状のゴム)ももちろん新品に替えます。

あとは、これを元の位置に取り付ければよいだけ。規定の締め付けトルクは25N・mですが、これはまあ「ぐぬぬぬ」で判断しました。w エレメントホルダ、ドレンボルトともに組み付け完了した図が以下。

さて、いよいよボンネットを開け、オイル入れるべぇ、と立ち上がったら、ギャラリーを一人発見。どうやらカモメの中にもクルマ好きはいるようです。

何か変なことやってるヤツがおる…と思って見に来たんでしょうか?

何か変なことやってるヤツがおる…と思って見に来たんでしょうか?

注入口のキャップを開け、オイルを缶から直接入れようとしたんですが、ここで困った事態が。風が強くてオイルが煽られ、かなりの量がこぼれてしまいます。。。うーん、と悩むこと10秒、車に厚手のつるつるした紙(日本語教室で使った古カレンダー)があることを思い出し、即席のジョウゴを作りました。これならロスなく注ぎ込めます。

規定量は後で知りましたが、エレメント交換後は3.1リットル。4リットル入りの缶を全部入れたので、こぼれた分を計算に入れるてもちょっとオーバーかな。いや、もちろんゲージでも確認したんですが、オイルが新品なので、色が薄くてわかりにくいんですよ。

オイルキャップをきっちり閉め、いよいよエンジンをかけてみます!緊張の一瞬!

ぶぅぅぅん!

おおー、かかった!かかりました!(当たり前) エンジン内にオイルを巡らせるため、少しアイドリングさせます。

んー、油温が上がると、静かにかつスムーズにエンジンが回っているのがはっきりわかります。本来はこんなに静かなんだなぁ。

港湾道路をしばらく試乗し、問題なさそうなことを確認して、車庫へ。長かった挑戦がやっと終わりました。(頭の中ではプロジェクトXのエンディングテーマが流れてます。w)

公道を乗り回すのは後日にするとして、この時点で気になっていることがいくつか。

  • エレメントについてきた白いプラスチック部品(エレメントプラグ、というらしい)は何のために使うのか?
  • 先達の情報によると、ドレンボルトにはアルミのワッシャー(ドレンワッシャー)がはまっていて、これを潰すようにして締め付けるはず、なんですが、ついてなかった。なのでちょいキツ目にボルトを締め込みました。

この辺は人に聞くなり調べるなどして、解決しようと思います。

まあまあ、なんとか無事に目標は果たせたの一安心です!ATF交換したのは想定外でしたがw しかし、カブのメンテから考えると、やっぱりクルマって「フクザツ」だよなぁ。オイル・フルード関係に限っても

  • エンジンオイル
  • ブレーキフルード
  • ATF(オートマフルード)
  • パワステオイル

と4種類もありますし、さらにエンジンクーラント、バッテリー液、ウォッシャー液などもチェックしなければなりません。それにエンジンは4気筒なのでプラグも4つありますし、EFIだのコンピュータだの。。。ああセルモーターやダイナモもあったわ。

これだけの機構が間違いなく動かないとまともに走れないんですから、そりゃクルマ屋さん繁盛するわけですよ。パーツ自体もバイクに比べたら高価ですしね。

・・・なんてうがったことも考えてしまいましたが、思わぬミスで事故が起こらないことを祈りつつ、今回の挑戦にはピリオドを打ちたいと思います。長文お読みいただき、ありがとうございました!

 

キャプチャツール 年度末対応パッチ リリースします!

【4月7日追記】

こちらのバージョンはすでに現行サイトに対応しておりません。2013年度対応バージョンを下記ページにて公開しておりますので、ご確認ください。
http://www.takanashi-it-factory.com/archives/1673

いつも NHKラジオ語学番組キャプチャツール をご利用いただきありがとうございます。開発者の高梨です。

昨日より、同ツールにてダウンロードできないとのご報告を多数いただいております。調査したところ、NHKサイト側に仕様変更があったようで、今までFlashプレーヤーに埋め込まれていた「ランダム文字列」が廃止されておりました。 (2013年3月25日追記:一度廃止になった「ランダム文字列」がその後復活しまして、現在はそれに対応した Ver.0.14.2を配布しています)

先々週までのトラブルは、主に弊社側の障害が原因でしたが、今回は配信元の仕様変更が原因になります。(弊社の事情に考慮した?そんなわけないか^^;)

今回の仕様変更に対応したパッチプログラムを配布いたしますので、お使いいただければと存じます。

適用方法ですが、下記リンクから get-flv.exe をダウンロードし、今までの get-flv.exe に上書きしていただくだけです。(2013年3月25日追記:この「上書き」の意味がわかりにくかったようで申し訳ありません。mp3, flv というフォルダが見えているフォルダ内に、下記リンクからダウンロードしたget-flv.exe をドラッグアンドドロップでコピーしてください。「上書きしますか?」との旨の確認メッセージが表示されますが「はい(Y)」をクリックしてください。)

https://nhk-rtmp-capture.googlecode.com/svn/trunk/get-flv.exe

適用されたかの確認は メニューバーで Help >Versionと選択し、

NHKラジオ語学番組キャプチャツール Ver.0.14.1 Ver.0.14.2

と表示されていればOK。

お手数おかけいたしますが、今年度内はこちらをお使いください。

ただ、来年度も近くなっておりますので、そのタイミングで再度仕様変更などあるかもしれません。その際はまた対応が必要になることも予想されますので、随時お知らせいたします。

今後ともよろしくお願いいたします。

高梨的「賢い(?)」買い物メソッド

市内の百均やカイ◯ズ、◯D◯YAなどもよく行きますが、ネットでもよく買い物をする高梨です。

このブログをお読みの皆さんなら、すでにネットで買い物をしているかもしれませんが、今日はもうちょっと踏み込んで、「賢く」「騙されずに」買い物をする方法をご紹介します。はじめにお断りしておきますが、この記事によって生じたいかなる損害も私は保障いたしません。採用・不採用はあくまでもご自身の責任で。

オクではウォッチリストで「アタリ」をつけておく

オークションサイトといえば日本最大の「Yahoo!オークション」。きっとご利用の方も多いと思います。市内で手に入りそうな人気商品はもちろん、ネジ一本から中古の部品まで、まず見つからないものはないといっていいでしょう。レアなところでは「ミジンコの卵」を買ったことがあります。ww

難点なのは、「オークション」なので、一度入札に参加してしまうと、高値更新されるか実際に落札するまで降りることができないこと。複数商品があった場合には、他に入札した方が安くて、損した気分に・・・なんてこともあると思います。

そこで、欲しい品を見つけたら、一旦「ウォッチリスト」に登録しておくことをオススメします。よほどレアな商品でなければきっと今後も出品されるでしょうし、同じ商品が複数出品されていることもあるでしょう。パッと見て、安いところをいくつか登録しておきます。

そして、その競りが終わった頃に「終了したオークション」を確認し、だいたいの「相場」を把握します。つまり、つい競りに入れ込んで、相場より高い値で落札してしまうことをこの方法で防ぐわけです。

あと、オークションではあまり「高いモノ」を買わない方が、いろいろな点で賢明と言えるでしょう。実際私も、商売で必要なモノ、つまり道具やPCパーツなど、自分の目が効くものを除き、趣味で買っているのは高くても数千円の品ばかりです。1万円を超えるものならネットショッピングの方が安心ですし、安い場合も多いです。

アヤシイ出品の見分け方

よくも悪くも、いろいろな品があるのがオクのいいところですが、中にはちょっとどうかな?と思う出品があるのも確かです。見分けるのはなかなか難しいですが、私はこんな点に注意をしています。

  1. 日本語が変
    日本人でも書き間違いはありますが、外国人特有の間違え方、というのもあります。例えば、敬語・丁寧語の使い方がおかしかったり、形容詞(大きい、安い、など)の接続の仕方がおかしかったり・・・。文法的な間違いが頻繁に見受けられるようであれば、注意した方がいいかもしれません。
  2. 送料・梱包料が馬鹿に高い
    商品はかなり安く出品されているのになぜか入札がないなぁ・・・と思ってよくよく見てみると、小さな品なのに送料があり得ないほど高い!しかも同梱不可!なんてことがよくあります。せっかく激安落札できても、送料や梱包料でお金を取られるなら結局は損をしてしまいます。詳細をよく確かめ、送料にいくらかかるかをチェックした上で入札しましょう。
  3. 商品写真がイメージ画像のみ
    つまり、自前で撮影した写真ではなく、Amazon他のショップサイトで採用されているタログ用画像を転載しているケースです。実際に品があるのであれば、説明用に撮影できるはず。それなのにイメージ画像しかなかったら、ちょっと気をつけた方がいいでしょう。

Amazonでの私の買い物

ヤフオクと並んで「何でもある」系のサイトといえば、やはりAmazonでしょう。最初期は書籍のみの販売でしたが、今では家電・生活雑貨・食品・衣服・機械ものなどなど、なんでも揃いますよね。しかも送料が安い、または無料で、市川に配送センターがあるので、千葉県民なら短時間のうちに商品を手に入れることができます。

私がAmazonで買うのは、書籍、特に技術書の類と、PC用パーツが多いです。書籍は自習用、パーツはお客様への納品物として購入しています。

書籍について

ただ、最近書籍については自腹で買うこともだいぶ少なくなりました。どうしても手元に置いて置きたかったり、ファンの著者の本なら買いますが、あらかたの概要を知りたい、あるいは一度読めば充分、という場合には、市立図書館にお願いして、千葉県内の公立図書館で取り寄せてもらいます。技術書籍は、新品はもちろん中古価格も高いですし、かさばってしまうので家に置くには向かないのです。それに技術は「頭の中に入れてしまえばこっちのもの」じゃい!なんちゃって・・・。

PCパーツについて

これは商売のネタばらしにもなっちゃいますし、一般の人にはあまり参考にならないかもしれません。市内の家電量販店でもある程度の機器なら揃えられますが、PCの筐体を開けてゴニョゴニョするための部品となると、まず置かれていません。なので、結局ネットに頼らざるを得ないわけですが、Amazonの有利な点はなんと言っても「安くて早い」ことです。もちろんAmazonプライムにも加入しています。

お客さんから「パソコンが壊れた!」の通報を受け、状態を確認し、その帰り道にスマホで発注すれば、もう当日か翌日には届く。この利便性は捨てがたいですね。在庫を抱えなくて済むので、商品の陳腐化や在庫管理に頭を悩ませることもありません。

おまけ:鴨川市内での買い物

以上、ネットでの買い物について書きましたが、もちろん市内で買い物をすることもあります。もっとも私が買うのはDIYの材料や、100均で「本来の使い方とは異なる」使い方をするためのものにほぼ限られますが・・・。ネット通販とは異なり、送料もかからず、現物を手にとって確かめることができるのが魅力。また、その店独自のブランド(PB:プライベートブランド)の商品なら、かなり安くなっています。

レンタル系ですと、GEO鴨川横渚店の「マイショップメール」に登録しておくと、旧作・準新作が安く借りられるセールをお知らせしてくれます。(ちなみに現在も、22日までの長期セール実施中!)私の「友人」はそのタイミングを見計らってある分野の作品をまとめ借りし、面白いことをやっている、と聞いています。。。

また、市の図書館で定期的に「本のリサイクル市」をやっています。図書館に寄贈された本を、なんと「無料」で手に入れることができ、私もほぼ毎回いただいてきています。(おかげで家の中は本だらけww)

 

なんだかいつにも増してセコセコ感満載の記事になってしまいましたが、ご参考にいただければ!不況・デフレの世を賢く生き抜きましょう!

技術があれば、お金を稼ぐだけでなく、節約することもできる。

ときどき、お金の発明というのは、人を本当に幸せにしてきたのだろうか、と疑問に思う高梨です。この要るときには必ずなくて、要らないときにはある(こともある)、不思議な数字の単位が元で生まれる不幸というのも少なくないはずです。

・・・と、ちょっと大げさな書き出しにしてしまいましたが、ま、ここからは軽くお金と技術について思うところを書いてみたいと思います。

Twitterのプロファイルでも「世界一儲かってないIT企業の社長」を自称してはばからない私ですが、世の中の皆さんと同じく、そりゃお金は欲しいです。「俺は金なんてどうでもいい」なんて言いません。

ではありますが、お金よりももっと大事にしたいと思っているのは「技術」です。技術って言ってしまうと硬い感じですけど、要するに「他の人の役に立つ自分であること」とでもいいましょうか。何かを作ること、直すこと、育てること、理解し応用すること、これみなひっくるめて、以下「技術」という言葉を使います。

ご存じの通り、最近私は変に乗り物づいておりまして、原付に飽き足らず、ここ数日は自動車の勉強まで始めているところです。まあもちろん「峠を攻める」とか「◯◯レースに出場を目指す」といった大それたものではなく、また、人様の御乗り物に手を出すつもりも全くなく、「自分が困らないため」にやっているわけです。カブの改造、じゃなかった、カスタムやメンテにしても、まあ自家塗装はちょっと挑戦しすぎた感はありましたが、あくまで「実用的」な路線を狙っているつもりです。

自分でカスタムやメンテナンスをやることは、それ自体楽しいことではあり、この年になってやっとそれがわかってきたような次第でもあるのですが、楽しみと同じくらい大きなメリットもあります。

そう、それが、この記事のタイトルでも言っている「お金を節約することもできる」なんですね。

例えば、わかりやすいところでいうと、エンジンオイルの交換。カブに乗り出したときは、買ったお店に頼んでやってもらっていたのですが、オイル代含めて、ホームセンターで買える一番高いオイルの約2倍のお金を払っていました。自動車のオイルもほぼそんな感じ。

これを、ぼっているとは口が裂けても言いません。自分にできないことをやってもらっているのですし、自分自身、他の人にできないことをやってお金をもらっている身分なわけですから。

がしかし。セコいと思われる向きもあるかもしれませんが、「もしこれが自分でできるようになったら?」と、別分野では一応技術者である私は、つい考えてしまうんですね。もともとがガソリン代を浮かせるためにカブに乗り始めたクチですから、なおさらそう思うんです。それに、あのドレンボルト抜いて、ドバーッと古いオイルを出す作業って、なんか楽しそうじゃないか? 第一、ンッンッコホン(咳払い)「この人にできて、俺にできない理由って何かあるわけ?」(あー言っちゃった― ・_・;)

もちろんプロに総合的な技術力で勝てるべくもありませんが、一つ、たった一つだけ、素人が有利な点があります。それは、

「自分の物だけ面倒を見られればいい」

ということ。私の場合ならカブとBbのドレンボルトの位置さえわかっていれば、オイル交換はできるのです。他の車種?知ったこっちゃないっすね。w

とはいえ、もちろん自分で何でもやろうとは思いません。車を電柱にぶつけてボディが減っこんだら板金屋さんのお世話になります。カブの前輪がロックして2回コケ、ロックする原因がわからなかったらバイク屋さん呼びます。実は、最近までタイヤの手組交換(ホイールごとじゃなく)を自前でやろうと思っていたのですが、「ホイールバランス」なる調整があることを知り、タイヤ屋さんに依頼することにしました。

カブに関しては経験積みましたから、現時点でできることを挙げれば

  • エンジンオイル交換
  • パンク修理
  • タイヤ・チューブ交換
  • フロント・リアスプロケット交換
  • チェーン交換
  • 全塗装(自己満足ですが)

と、まあ、なんかあっても大抵はなんとかなるんじゃないか、というくらいにはなりました。自分でなんとかできれば、業者にお金を払う必要もないわけで、ほら、技術でお金は節約できるんです。

本業の方でも同じことはもちろん言えます。素人さんなら、「パソコンが壊れた!」といって買い換えなければならないものを、私は故障した部分だけ直してすませることができます。それが仕事だから当たり前だけど。これにしても、まあ節約になってるとも言えます。

自画自賛過剰になってきたので、私にできないありふれた技術を挙げましょう。それはズバリ、「料理」です。正確に言えば、まあ、やってできなくは、ないです。必要な材料を買ってきて、切って、調理して、味付けして・・・ということはできます。ただ、冷蔵庫にある材料から何が作れるかを考えたり、手早く野菜を刻んだり、魚をおろしてさばいたり、うまい具合に煮付けたり、といったことが、できません。味付けも、なんかいつも今ひとつ足りない感があるんですよね。口に入れても不快ではないレベル、といったところでしょうか。ましてや凝った包丁使いなどは、とてもとてもおぼつきません。だから、一人暮らしのときはもっぱら外食やコンビニのお世話になってましたが、これは経済的な点では大いに損失でしたよね。

食については言ったので、衣・住に関していえば、実はちょっとした裁縫は得意です。というより、服飾というと女性の仕事のイメージが強いですが、あれはむしろ男性的な設計感覚が必要なんじゃないかなぁ、と思ってます。住といえば、掃除や収納?ですが、こっちはまあ私ほど無関心な人間もいないんじゃないでしょうか。w というより、むしろ散らかっていた方が落ち着くんですよ。実際、きれーーいに片付けられた部屋に案内されると、お尻がムズムズしてきちゃいます。

それにお金は、例えあり余っていたとしても、下手をすると目減りしたり(円安)、一定額までしか返って来なかったり(ペイオフ)、稼いだ先から国に踏んだくられたり(税金)、技術は、そんな心配は決してありません。もっとも「時代についていく」という努力はしなければなりませんが、だから、自分の好きなことを仕事にしてる人は強いと思うんですよね。(エヘン)

というわけで、プロレベルの技術だと自分で思うなら本業にしてそれでお金を稼ぎ、ちょっとした技術はお金を節約するのに使うのが、賢い生き方かもね、特に田舎では、というお話でした。

よしなしごとをとりとめもなく

こんばんは。栄えある2013年のしょっぱなから風邪引いて寝込んでしまっていた、病み上がりの高梨です。いやーこの風邪は喉が辛いわ。皆さんにおかれましても重々ご注意ください。

さて、今日は、あんまり結論やオチを出すことにこだわることなく、キーの向くまま、気の向くままにつらつらっと書きたいことを書いてみたいと思うんであります。読んでも何かの役に立つことは、まずないので、お暇な方だけお読みください。

パソコンやらスマホやらバイクやらユーモアやらが、ごった煮になっているのが私の頭の中なのは皆さんご存じの通りかと思います。中には小発明と呼べるようなものも、このブログで何度かご紹介したこともあります。

で、なんでわざわざそーいうことをしているのか、というと、これは自分で言うのもこっ恥ずかしいんですが、やっぱり「人の役に立ちたいから」なんですね。あ、もちろん「どう、俺様のアイデアすごくね?」という、ただの自慢したがりってのもあります。やっぱり人間ですから。

「ほら、こうすれば、この問題は解決できるじゃん!みんなやってみろって!」的な感覚を大事にしているつもりです、というかしています。技術屋って人種がブログをやったら、だいだいそういう傾向に落ち着くんじゃないでしょうかね。

実際、一応 世界で一番儲かってないIT企業である弊社でも、アクセスの統計を見てみると

search-word

こんな感じで、どっちかというと道楽でやっている、カブのカスタム関係でこのサイトを探しだしてくれているようです。弊社、そのうちバイク屋に転向するかもしれません。w

まあITにしろカブにしろ、皆さんから興味を持たれているのはそれはそれでよろしい。

でもね。

時々、こうも思うんです。「自分は『プラグマティズム』に堕していないか?」って。「プラグマティズム」なんて横文字使っちゃいましたが、要するに「目の前にあってすぐに役立つものに、価値を置き過ぎていないだろうか?」と、ちょっとだけ悩んでいるわけです。人から見たら近視眼的に映ることもあるでしょう。あるいはいい年をして、おもちゃ遊びをしているだけのガキっぽいやつ、と捉える向きもあるかもしれません。そうそう、機械いじりも最近は堂に入った感がありまして、先日は某旅館さんで、ラウンジ用の石油ファンヒーターと食膳用のエレベーターまで修理してしまいました。私に修理を頼む方も頼む方ですが、直すほうも少しは仕事選んだ方がいいような気がしています。w

ちょっと話がそれましたが、私ももう「若手」で通る年代ではなくなって来ました。社会的に見れば自分の家族がいて当然の年ですし、いろいろな場面で「後輩」の存在を意識せざるを得ない年回りです。こともあろうに(少なくとも表立っては)俺が「さん」づけで呼ばれるなんて!

プラグマティズムに「堕している」お前なら、さぞかし態度で「示しをつけ」ているんだろうからいいじゃないかって?それがそうじゃないから始末に悪いんですな。

今のところ、私のプラグマティズムは、第一義的には「自分のため」です、というより「先ず隗より始めよ」の精神ですね。「俺はこうやってみて、こういう結果を得た。もっと改良を重ねることもできるかもしれないし、このままでもまずまずの結果も得られる。やるやらないはご自由に」というスタンスです。そこには、特定の誰かのために働こうという奉仕の精神はありません。

・・・なんか、当初書きたいこととずれてきたな。ええと、そう「実利・功利を追いすぎてないか?」という悩みでしたね。

悩みと書きましたが、普段からこんなことを思い煩っているわけじゃないんですよ。むしろ「プラグマティストで何が悪い」を見得を切っているというのが本当のところです。

ですけど、たまにね、「理念を語ることも、それはそれで意味があるよな」とも思うんです。選挙中、声を枯らして演説している候補者の姿を見て「ウソばっかりつきやがって」「誰がやったっておんなじさ」と切り捨ててしまうのは、私の基準からしても、少々虚無主義にすぎる。

例出があまりよくなかったかもしれませんが、政治家にならずとも、社会を良くする方法はゴマンとあることは、技術者の端くれである私自身よく知っています。既成事実を作って、ほら、こうすればいいじゃん、スゴイだろ?便利だろ?もう後には戻れないだろ?と突っ走ってしまう「やっちまったもん勝ち」なやり方があることも知っています。

でも、相手が「社会」であることを考えると、もう少し説明的というか、ポーズでもいいから合意形成の過程は踏んどきましたくらいな態度は必要だと思うんですね。ああなんか言いたいことが見えてきた。

そう、でじゃあ皆さん一緒にやりましょうよ、とまでは行かなくとも、こんなことやろうと思ってますが、皆さんどうでしょうか?という「お伺い」を立てるにしても、やっぱり「理念を語る舌」は必要なんです。

いや、本当に必要なのかな。やっぱり技術屋は技術屋らしく、作ったものや腕で勝負すればいいんじゃないかな。

なんか自分でもよくわからなくなって来ましたが、病み上がりが抜けていないせいだと思います。今度はもう少しまともなこと書きます。

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