Author Archives: sino

天津でドイツ語が必要になるとは・・・。orz

あんまり「国際交流」という言葉に興味の湧かない私ですが、役に立つかわからなくても、いろいろな国の言葉には首を突っ込んでいます。英語は義務教育を受けているので話せて当然としても、ドイツ語は学生のときに2年授業を受けましたし、中国語は第三外国語でやったのと、今小うるさいネイティブスピーカーたち(笑)から習っています。あと、気の向くままに韓国語、イタリア語、ロシア語をかじりました。

さて、今日、消防で同期のFよし君から「社長、ドイツ語話せるんっすよねぇ?今度ラーブ町からお客さん来るんでお願いしまーす」と軽いノリで頼まれちゃいまして、どうしたもんかと思案中です。

先ほど書いたように学生のとき第二外国語で必修だったんで2年間授業を受けはしましたけど、もう10年以上前のことですし、教わった内容だって初歩中の初歩で、挨拶と簡単な会話くらいだなんてカッコ悪くて言えませんでした。w

ドイツ語や他のヨーロッパ語を実際やってみるとわかりますが、英語の文法なんて、それらに比べたらアホみたいに簡単です。一例を挙げれば、英語の定冠詞 the に当る言葉がドイツ語ではder, des, dem, den, die, der, der, die, das, des, dem, das と12通りあり、それぞれ後に続く名詞の性や文中の格によって使い分けなければならない、と言ったらお分かりいただけるのではないでしょうか。しかも口語中ではしばしば zu  dem (英: to the)がつづまって zum となったりしますから、もう基地外の沙汰かと。

そんなわけで、今、ドイツ語の挨拶やら初歩の会話やらをぐぐって復習してるところです。目下困っているのは、ドイツに旅行したときに使えそうな例文は腐るほど出てくるのに、ドイツ語を話す観光客を迎えるための例文は皆無に等しいということです。ほんとどうにかして欲しい。

実際、私の語学力なんてたかだかこんなもんです。買いかぶりする人が多いみたいですが今の内に白状しておきます。

あ、ちなみに、韓国語は詳しくは書けない「あるシチュエーション」では大いに役に立つ、ということは言っておく価値があるかもしれません。同様の使い方をロシア語ではしたことがないのですが、いずれ機会があったら試してみたいと思っています。そして、世界に冠たる大ドイツではそのシチュエーションが合法だということも申し添えておきましょう。

GPSケータイから見えてくる未来

神ならぬ身には未来がどうなるかなどということはなかなか見通せるものではありませんが、それでも今現実にある技術から未来を想像してみるのは楽しいものです。

さて、使っている方も多いと思いますが、最近の携帯電話にはGPS機能がついていて、自分が今どこにいるかを地図で確認することができます。私も最近携帯を買い換えたので、やっと使えるようになりました。

これを手にしてまず思ったのは、なるほど「ピンポイント爆撃」が可能なわけだ、ということでした。標的の正確な緯度・経度をミサイルに教えれば、後は衛星とのやりとりを元に誤差10mくらいの精度で簡単に爆撃できます(もちろん途中で打ち落とされなければの話ですが。)民生用の携帯でこれだけの精度を使えるのなら軍事用GPSではもっと高精度で可能でしょう。

まあ怖い話はこのくらいにして、私に見えた未来というのはもう少し平和的なものです。

FAX・電子メール全盛の現代においても、やはり紙による郵便配達というのは必要なものです。信書や公文書は言うに及ばず、年賀状だってまだまだ紙の方が主流でしょう。ただ、今の郵便システムに問題があるとすれば配達を人が行っているということでしょう。当然人件費もかさみますし、これを機械化できないか、と考えるのは自然な流れといえます。

そこで、携帯に搭載できるまでに小型化されたGPSと、ロボットヘリを組み合わせて郵便局から自動で配達させるというのはどうでしょうね。各家庭の郵便受けは玄関ではなく屋根に設置するようにします。

交通渋滞もなんのその、年賀状の季節には郵便ヘリが市内の上空を乱舞する様が目に浮かぶようです。

問題があるとすれば、

  • まとまった郵便物を十分長い距離に渡って搬送できるロボットヘリの開発が可能かという点
  • 天候に左右されやすい点

などがあるかもしれませんが、これらは比較的克服しやすいのではないかと思います。

ゴタゴタも片付いたようですし、日本郵便西川社長、このアイデア買ってくれませんでしょうか?w

光誘致、ヒジョーにキビシー!!(・∀・)

本日、弊社で行っている天津・小湊地区への光ファイバー回線誘致活動について、ある程度まとまった数(200)を示せるようになったので、通信事業者の方とお話し合いを持ちました。

結果からいうと、両地区で200ではダメ。orz

600ならどうにかなるかもしれない、だそうです。OTZ

マジですか ━━━━━━━━━━━━━━━━━!!!

たかだか200取るだけでもかけた電話は1000件を下らないんですよ。あと400取るのにどんだけ電話すればいいんでしょうか。ていうか、手元にある電話帳データでは母数が足りないし・・・。(;´Д`)

これは本当に思案のしどころです。世の中そんなに甘くないってことがつくづくわかりました。

富士登山に挑戦!

会議所の例会で今日、明日と富士山に登ってきます。

天候と、何より自分の体力が心配されるところではありますが、無事登頂に成功した暁には写真を載せたいと思います。

お楽しみに!

良いサポーターは「お弁当箱」の意味がわからなくてはいけない

弊社はどちらかというと企業や個人事業主など、「商売で」コンピュータを使っている方のサポートをしていまして、個人の趣味でパソコンを使っているお客様は限られています。

ですが、40代以上のお客様に顕著に見られる、あるとても微笑ましい傾向があります。

それは、その機械が果たしている機能が何であるかに関係なく「お弁当箱」と呼んで済ますというものです。

無線LANルータも、ADSLモデムも、プリントサーバも、電柱の信号増幅器も「お弁当箱」。「お弁当箱のランプが消えてるの」「天津と清澄じゃあお弁当箱の種類が違うんだよなぁ」「プリンタの線をお弁当箱に差すんですよね」etc, etc…

そんなときは「いえ、それは無線LANルータと言いまして・・・」などと野暮な解説はしません。できた医者が患者に細菌とウィルスの違いを説明したりしないのと同じ事です。

この「お弁当箱」という言い方がなんとも微笑ましくて、非常にやりがいを感じさせていただいています。「ブラックボックス」などという愛想のない言い方より数段人間味があって気に入っています。

それと、よくある誤解なのですが出先でパソコンをいじっていると「機械に詳しくていいですね」と言われることがありますが、決してそんなことはありません。車のスタビライザーもディストリビューターもどの部品のことを言っているのかさっぱりわかりませんし、「時間差信号」がなぜそう呼ばれているのか何回も聞いたはずなのに未だにわかっていません。そもそも車の運転など人間がしなくて済むようにならないものかと考えているくらいですから、男としては恥ずかしいことに車の動かし方だって下手くそです。

私が人よりまあまあ上手く動かせるのはキーボードとマウスがついた機械だけですね。これは確信を持って言えます。

祭りが終わり風が吹く・・・

※すいません、動画アップする予定だったんですが、ちょっと長すぎたみたいで、ただいま鋭意編集中です。

さて、今年も須賀神社祭礼、天津のまちが終わりました。3日間フル出場!と言いたいところですが、3日目、起きたら全身が筋肉痛で、微動だにできませんでした。orz 担ぎ番の日だったので、本当は出なきゃいけなかったんですが・・・。交通整理もしなきゃいけなかったんですが・・・。神輿の動画も撮りたかったんですが・・・。ほんとすいません!

今年はどういうわけか千葉テレビの取材を受けてましたね。もしかしたら、私のYouTube動画がきっかけ?なんて勝手に思ったりもしましたが、天津の祭りはテレビ取材を受けてもおかしくない規模だと思います。

今年の祭りで感じたのは、いかにこの祭りが地域の暖かい志によって成り立っているか、です。「祭りは心意気じゃねぇ(か)よ」と青年のどなたかが言っていましたが、本当にその通りで、怪我人を出しちゃいけない、接待には心配りをしなくちゃいけない、子供たちが喜ぶように、年寄りが喜ぶように、とみんなで心を配って初めて成り立つものです。

天津の祭りを支えているのは、七百貫の神輿を支えているのは、そうした「義を見てせざるは勇なきなり」という任侠の心意気なんだと思います。そして、その心意気にこうして筆をもってしか貢献できない自分のふがいなさを嘆くばかりです。

祭りの季節

いよいよあさってから須賀神社祭礼、通称「天津んまち」が始まります。去年YouTubeに動画をアップしたところ1300回を越える再生回数をいただきました。その動画は↓。


シーズンが近づいたせいか、ここのところ視聴率が上がっているようです。

「今年は宮出しから撮れ!」とのリクエストをいただいていますが、青年の仕事もあるので様子を見ながら撮影したいと思います。インフラと暇さえあればライブ放送もやってみたいんですけどね。

さて、子供たちを集めての太鼓の練習も、うちの地区は今日でおしまいです。天気がやや心配されるところではありますが、いい祭りになりますように。

皆既日食についてちょっとだけ

今まさに皆既日食が始まろうとしているところですが、これって実は全く稀有な現象なんです。いや、地球上で珍しいということではなく、全宇宙的に見て。

地球の大きさに比して月はかなりの大きさで、この比率をもった惑星系は太陽系の中には他にありません。これがまず珍しい。他の惑星も衛星を従えてはいますが、惑星よりもかなり小さいんです。

そして、地球と月が形を成してから、月は地球から徐々に離れています。よってこの二天体が生まれて以来、月と太陽の見かけの大きさが一致するのは、この数万年以内のことなんです。つまりタイミング的にも今だけしか見られないということです。

将来、恒星間旅行が実現し、100箇所の恒星系に訪れることができたとして、同様の現象がありうるのは地球だけだったとしても私は驚かないでしょう。

そして、それだけ稀有な現象を観測できる知的生命体が地球だけに誕生したというのは偶然のなせるわざなのか、はたまた神の意志なのか。なんともロマンを感じさせますね。

塩野七生著「神の代理人」読中レビュー

塩野七生さんといえば、イタリアの歴史小説を数多く上梓されていて、歯に衣着せぬ人物評が大変面白い人です。

ここに、世に賞めそやされる使命感に燃えた人間の持つ危険と誤りがある。たしかに彼らには、狭い意味での利己心はない。だが、高い使命のために一身を捧げると思いこんでいるために、迷いや疑いを持たないから、独善的狂信的になりやすい。それで現実を見失う。だから、やり方は大胆であっても、やるひとつひとつが不統一になるのである。結果は失敗に終る。

上の引用は16世紀、キリスト教会の頂点の座である法王を勤めたジュリオ二世という人物に対する著者の評価。ジュリオ二世は法王の権威、わかりやすく言うと法王領を守りたいがために、フランス、ドイツ、スペイン、ベネツィア共和国などの周辺諸外国をとっかえひっかえ「毒をもって毒を制す」的に利用しました。

名指しすることは控えさせていただきますが、私にもこれに当てはまる知人が一人います。彼の志の高さと熱意たるや文句のつけようのない立派なものなのですが、私から見るとやや現実離れしていて、もう少し腰を据えて取り組んだ方がいいのに、結果を求めて次のことに手を出すという感じで、どうも落ち着きが感じられない。

かく言う私も名前に似ず飽きっぽい性質なのですが、彼と違うのはそれを自覚しているという点です。志だってあるけれどもあまりそれを表に出すことはありませんし、また適度に利己的でもあります。早い話、「お金にならない仕事はしない」ということです。誤解のないように言っておくと「お金になりそうな仕事」はします。お金になりそうかどうかは自分の勘で判断するしかなく、往々にして外れることもあるのですが。(笑

特に、声高らかに自分たちのしていることを「すばらしい」「画期的」と評している集団は軽いカルトとさえ言えるかもしれません。普通だったら「ああすればよかった」「こうすればいいのに」と常に反省の目を自分たちに向けるものです。それができなくなっているというのは自己チェック機能が失われた証拠で、一種の老害でしょうね。

「仕事は何をしてるんですか?」

例えば合コンとか、例えばお見合いとか、例えば飲みの席とかで、表題のようなことをよく聞かれるのですが、どう答えたらいいものか、いつも思案してしまいます。

「IT企業の社長してます」と言うのもアレなんで、最近は「計算機屋です」と答えるようにしています。一瞬意味がわからないようで、たいていは「?」マークが頭の上に浮かんだ表情をしてくれます。(笑

自分で言うのもなんですが、パソコンの納入、コード書き、サーバ&システム保守、ユーザサポートなどなど、個人でできる範囲のことはたいていやっていますね。ずっと前に、田舎のIT屋は町医者と同じで、内科も耳鼻科も皮膚科も外科もやらなくてはいけないというようなことを書きましたが、その姿勢は変わっていません。

私の知人は自分のことを「IT土方」と言っています。その人はスキルも知識もモチベーションも自分より数段勝っているのですが、「土方」と自称するあたり、カッコイイっすね。私は雇われる立場じゃないのでそうは言えませんけど。

私はこの世界にサーバ&システム管理者として入ったのですが、いつの間にかコードを書くようになっていましたし、こっちに帰ってきてからは他人の使っているコンピュータの面倒までみるようになりました。でもやっぱり年のせいかコードを書くのが年々億劫になっています。ただ、どう書いたら楽かは知っているので、書き出したら結構早いです。

田舎でこの手の仕事をしていて一番楽というか幸せに感じるのは「納期」や「締切り」が絶対ではないということです。誤解のないように言っておくと、納期がないわけではないんです。ただ、その決まり方がかなりゆるい(「夏になって忙しくなる前」とか「台風シーズンが来る前」とか)ですし、多少お客様をお待たせさせることになっても、都会で仕事をしているときほど大きな問題にはならない。それよりも大切なのは、「何か起きたときにすぐ対応できる」姿勢を示しておくことですね。電話一本ですぐサポートに回れるというのはかなり信用を得られるようで、好評をいただいています。

ビッグマウスを叩かせていただくと、弊社があるかないかで「鴨川の情報化の早さが10年違ってくる」と言われるような存在でありたいと思っています。

Copyright © 2025. Powered by WordPress & Romangie Theme.