Category Archives: 地域社会

サマーフェスタ IN 天津小湊に参加しました。

といっても、弊社が出展したわけではなく、私が所属する消防第3分団の一員として、です。鴨川市と合併になってから、「天津小湊」という地名が聞かれる機会が少なくなっていたのですが、昨日はその貴重な機会の一つでした。

焼きそば・ホットドッグ・生ビール・かき氷などを炎天下汗だくになりながら作り、売りさばきました。いやー、タフな仕事でした。特に焼きそば作るのが。祭のときもそうですが、普段あまり外に出ないので、まず外にいるだけでもきつかったところへ、薪で鉄板を熱しながら焼きそばをかき回すのは想像以上に大変でした。最後の方は疲れすぎてほとんど思考停止してました。他の皆さんも大変お疲れ様でした。

なんだかんだ売り切ったので、売り上げはそこそこあるんじゃないかと思います。自腹でもいいからスカッ打ち上げやりたいです!

田舎生活の楽しいところ

最近、地域ネタばかりで恐縮なのですが、今日は「まー田舎はいろいろ不便だけど、それだけハックのしがいがあるってことだよね」ということについて書いてみたいと思います。

「ハック」というのはパソコンオタク用語で「手を入れてよりよくすること。改良。」くらいの意味です。既存のソフトウェアに手を入れて機能を追加したり、使い勝手をよくしたり、 そういうことを指して「ハックする」と言います。また、そういうことをする人を(尊敬の念を込めて)「ハッカー」と呼びます。コンピュータに不正侵入する犯罪者は「クラッカー」と呼ばれ、これにはもちろん尊敬の念はありません。

さて、田舎には地下鉄がない、コンビニが少ない、 映画館がない、などなどなどないものを挙げていけばキリがありません。社会的インフラの不足に限らず、人口が少ないこと、高齢化が進んでいることに起因する様々な問題があることは否定しようがないでしょう。

でも!「じゃあ、どうしたらいいんだ?」ってことを考えるところから田舎生活の面白さは始まります。

私の知っている若い人たちは多かれ少なかれ、そういうことを考えています。例えば天津地区に少年サッカーチームがなかったのを「じゃあ自分で作ればいいんじゃん」と本当に作ってしまったりとか。

そういう「ソーシャル・ハック」ができると考えると田舎の生活もなかなか面白いものです。大変だけど。「ないものをあげつらうより、作れるものを考えた方が楽しい」

私がなぜ友を見捨てているか

世に「管鮑の交わり」という言葉があります。利害や貧富にとらわれない厚い友情を、中国春秋時代、斉の名宰相、管仲(かんちゅう)とその友、鮑叔牙(ほうしゅくが)のようだというわけで、李白が「君見ずや管鮑貧時の交わりを」と詩に詠んだことから生まれた成語です。

こんな私ですが、幸運にも友と呼べる人間は数多おります。が、それでも、管仲と鮑叔牙のように、若いころ商売を共にまでした友人はなかなか多くはいません。皆さんにももちろんご友人はいらっしゃるでしょうが、商売までともにしたという仲までは多くはないのではないでしょうか。

さて、私にとっての「管鮑の交わり」の友が、ある事が思うように進まず苦しんでいます。逆風の中、一人で櫓を漕いで進もうとしている。私はそのことを知っていて傍観しています。非情のように思われるかもしれませんが、今回は敢えてそういう態度を取ることに決めました。

ひとつには、先ほど逆風と書きましたが、その中でもヨットの帆なら風を受けて進めることを学んで欲しいから、というもの。つまり他者の批判や意見を容れる度量を持って欲しい。地域づくりの一環としてやっているのなら、批判は批判として、意見は意見として受け止める大きさを持たなければ。

もうひとつには、 私の商売のポリシーに反するから、というもの。プロとは一言で言って「お金をもらえる仕事をする人」のことだと思っています。今回の件はそのプロ達に無償もしくは安価で働くことを強いている面があり、それは私の商売のやり方に明らかに反します。どんなに小さな仕事でも、プロが職業としていることを無報酬でやったら、それは経営者としての自殺行為です。その判断を「つまらない利害」と言ってしまうのは自由ですが、それでは心ある人は動きません。

というような訳で、管鮑の二人とはだいぶ違うかもしれませんが、敢えて距離を置くことも友情の一つのあり方であろうと思っています。もう少し、事が極まったらもしかしたら動くかもしれませんが、もうしばらくは様子を見ていようと思います。

平成20年須賀神社祭礼

今年の天津の祭が終わりました。青年としてあんまり役に立てませんでしたが、なんとか参加しました。

動画は最終日、仕事を半ばおっぽりだして撮影したものです。ライブの迫力が伝わるかな?天津の祭が動画でネットに載ったのはこれが世界初かもしれません。

今年は初めて神輿を担いだんですが、3回担いだだけで息があがってしまい、敢え無くKO。体力のなさを思い知らされました。orz

以前のエントリで「祭はあまり好きじゃない」旨のことを書きましたが、今年実際に経験してみてその見方が180°変わりました。

実際の祭にあったのは、地域の一体感であり、勇壮を誇る男気であり、静から動、動から静への転回であり、幼い者への愛情であり、長ずる者への敬意であり、進んで貢献しようとする心であり、常に全体を考えて行動するリーダーシップであり、その他、現代の社会が忘れつつある「善なるもの」が凝縮されていました。決して飲んだくれが騒ぐだけのものではなく、理性と秩序がそこには確かに働いています。そのことを知らなかった自分の不明に恥じ入るばかりです。

来年はもう少し段取りを覚え、体力もつけて貢献しようと思います。お世話になりっぱなしだった青年の皆さん、本当にありがとうございました。

UMPC欲すぃぃぃ

iPhoneが発売になり、知人に見せてもらいましたが、いつでもネットにつながるガジェットっていいなぁと思ったりする今日この頃です。

iPhoneもいいけど、キーボード命!の古い人間にしてみると、やっぱりUMPCに食指がそそられます。EeePC, HP 2133, Acer One 辺りが熱いです。国産の工人舎のシリーズも捨てがたいですが値段がちょっと高め。Ubuntu Linux 入れる前提なのでOSなしモデルなんて出ないんでしょうか。

昔、A5サイズの中古ノートに jfbterm, JED, mutt, w3m という構成で生活していたことがありました。CUIに徹していたわけですが、あれはあれでよかったなぁ。ポインティングデバイスなんて使わなくて済んだし、キーボードだけで全ての操作が完結するのはそれなりに快適でした。

EeePCでそれを再現してみるのも面白いかも。

太鼓の練習が始まりました。

昨日から、天津の祭り(26~28日)の準備が始まりました。といっても私は笛も大太鼓もやれないので、もっぱら外で子供の行き来を見張っています。

祭り自体はあまり好きなほうじゃないんですが、ただ、こういう地域が一体となって事に臨む雰囲気ってすごくいいなぁと思います。去年のこの時期は仕事の都合で川崎にいましたが、心細かったこと。確かに人口はあちらの方が多いでしょうが、やっぱり地元にいて肌で感じられる濃密な人間関係は何物にも代えがたいです。

ただ、小さい頃は浜町で育ったもので、未だに慣れない点も多々ありますが、よろしくお願いします。

小湊で火災発生!出動するも…

今日の8時半ころ、小湊で火災発生の警報が鳴りました。慌てて消防服に着替えて、半長靴でえっちらおっちら走って詰所に向かうとすでに出発してしまった後でした。須金君の車で現場にかけつけてみるともう鎮火した後。初出動は全く役に立たなかった次第です。

わざわざ着替えて現場に向かったのは私くらいのもので、皆さんサシコ羽織って来てました。 まあ着替えて行くのが正式なんでしょうけどちょっと恥ずかしかったっす。

当社のCSR(Corporate Social Responsibility)

CSRとはCorporate Social Responsibilityの略で「企業の社会的責任」と訳されるそうです。法令順守以上の積極的な社会貢献、というような意味で使われていることが多いようです。

社長一人の弊社では私が参加しているボランティア活動が即ちCSRとなります。挙げてみると

  • 毎週金曜日、中央公民館で行われている日本語教室での日本語教師
  • (社)鴨川青年会議所での奉仕・社会貢献活動
  • 消防団への参加

あとは青年とかも入っていますがこれはボランティアとは違うでしょうねぇ。会議所も自己修練の一環なのでいわゆるボランティアとはちがうかも。

昨日も消防の手入れがあったので行ってきました。月に2度、1日と15日に消防車のポンプの動作をチェックします。 まあその後の詰所でのひとときが楽しくて行っています。実はそのときに、消防のことをブログに書けとのリクエストがあったので、こんなエントリを書いているというのもあります。(笑)

私が考えるに、ボランティアというのは

  • その分野においてアマチュアであること
  • 楽しんでやれること

が必要不可欠です。例えば私がホームページを作ったり、パソコンの不具合を直したりしたら、それはプロの仕事であって、お金をもらわなければなりません。お金をもらわなかったとしたらそれは市場価値を低めることであり、企業の自殺行為です。また、楽しんでやれるには、一緒にやって楽しい人がいることが大切です。

私は声をかけられればたいていのことに首を突っ込む方ですが、中には上の条件に当てはまらない活動もあり、敢えて参加していないものもあります。

まあ、本業にも力を入れつつ、CSRも積極的に行っていきたいと思う今日この頃です。

キーボードが打てればいいってもんじゃないと思うんです。

地域のポータルサイトうちの商売のブログなどを作っていて思うのは、地方の人たちに欠けているのは、実はITスキル(キーボードを打てること、デジカメ写真・動画を撮れること)ではなく、いわゆる情報発信力、もっと平たく言えば、「語り力」「ネタ見つけ力」ではないだろうか、ということです。

例えばブログをやることが決まったとして、そこそこキーボードが打てても、それだけではダメなんです。読んでくれた人に、「なるほど」「この情報は価値あり」「面白い」と思ってもらわなくては、少なくともそうなるように努力しなくては、意味がない。

ただ、そういう具合に物事を述べるというのは、かなり高度な能力です。私なんか、こうしてブログで言いたいことを言っていますけど、実際「べしゃり」はあんまり得意なほうじゃありません。「多言を弄さず、寸鉄釘を刺す」を心がけているせいもありますが、ちょっと周りを見渡せば私などよりはるかにしゃべるのがうまい人なんてザラにいます。願わくは、そういう能力をちょっとだけパブリックであることを意識しつつ、書き言葉にしてみてもらえないかなぁと思うんです。それだけで、地域の情報発信力はぐぐっと強くなり、地域全体の活性化にも繋がるはず、なんですよね。

でも、それも難しいのかなぁ。「沈黙は金」という風土は地方には根強いですからね。それはそれで美徳であるのかもしれませんが、少しだけ、自分のよさを主張することに心を傾けてもらいたい、とも思うのです。

ブログ読者と飲みました。その他

2ヶ月ほど前に、やはり天津出身でITに関わっていらっしゃる方からこのブログを通してご連絡いただき、機会があったらお会いしましょうということになっていたのですが、先の土曜にお会いすることができました。PC, IT に関しては私よりもずっと先輩の方です。天津の飲み屋でそっち方面の話をすることって非常に稀有で、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。


 昨日は、地元商工会の主導でウェブサイト構築に関するミーティングがあり、出席しました。でも正直なところ、諸事情により、あまり乗り気にはなれていません。今後、具体的なご依頼があったらお受けするという感じかな。ちょっと距離を置きたいと思っています。


最近、文庫本の値段が高くなりましたよね。Amazon で読みたかったSF小説を買おうと思ったら900円以上もしました。その割にハードカバーはあまり値あがってないのはなぜなんだろう。本は身銭を切って読む方だったのですが、借りて読むようにしようかなぁ。


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