Category Archives: 地域社会

資本があったらやってみたいこと

弊社は資本金55万円の吹けば飛ぶような弱小企業ですが、資本があったらぜひやってみたいことがひとつあります。

というのは、鴨川の特産品・海産品のオンラインショップ。いわゆる通販向きの加工品だけでなく、その日に獲れた魚なんかも売っちゃいます。

暇なときに探してはいるんですが、そしてこれだけネットが発達してるんだからありそうなものですが、他でやってるところってないんですよね。あってもあんまりイケてなかったりする。で、ない理由というのをつらつら考えてみると、こういったものを商売にしている人というのはITにうといのではないかと思い当たりました。

そこで、弊社の出番になるわけです。サイトの管理はもちろん、注文の処理・クレーム対応まで、要はネットでの接客部分を全部面倒見ます。生産者さんはいい商品を作ってくだされば結構。

まあ、逃げの話をしておくと、うちはあくまで注文があった分しか仕入れないので、在庫を抱えることはないというのが前提です。食べ物なんて、特に鮮魚なんて在庫で腐らせてしまうのはリスクなので。

プロモーション方法もいろいろ考えています。例えば、魚のさばき方とか料理法を動画で解説すれば、若い主婦層にも買ってもらえるかもしれませんし、わかりやすいところでは食べタレを使ってもいいでしょう。

面白い話だと思った人はご連絡ください。批判も大歓迎です。

民間が経済的に苦しいのだから役人も・・・という発想はおかしい。

例えばよく選挙なんかで「市職員の給与○パーセントをカットし・・・」とか、テレビで「民間が不況にあえいでいるのに、役人はこんなに給料もらっている」という報道がされたりとかしますが、あれおかしいと思うんです。

そりゃまあ使われているのは私たちの税金ですし、「俺らがこんなに苦しいのに役人ばかりいい目を見やがって!」という気持ちは心情的にはわかります。

が、しかし。

じゃあ皆さん、仮に儲かる立場にあったとして、それが大々的に報道され、首長になる(かもしれない)人に「お前らの給料カットするからな!」と声高に叫ばれたらどう思います? 「冗談じゃねぇよ!」でしょ。「いくらもらおうがこっちの勝手だ!」と。私だってそう思います。

言っておきますが、私は公務員になろうと思ったことは一度もないですし、普段の言動からもお分かりの通り、基本的にアンチ役人なんです。が、それは彼らの無能力ぶりを見て、一緒にされたらかなわんと思うからで、不況を見越してかどうかわかりませんが、彼らの取った選択はなかなか賢かったのではないかと思っています。私ほどではないにしろ。

むしろ最近は、「(彼らの能力にしては)まあまあがんばってるんでないの」と評価さえしています。

くだらない役人叩きはやめにして、給料に見合った働きをしてもらうにはどうしたらいいか、ということを考えたほうがより建設的だと思いますがどうでしょうかね。

P.S.
最後に、私が個人的にお世話になった、また、なっている行政職員の方々、このような言明をどうぞお許しください。

携帯各社はフィルタリングサービスを開放すべき&ネットいじめについて

今日、保護者・子供向けに作られたDVD「ちょっと待って、ケータイ」を見ました。本当はずっと前から借りていたのですが、なかなか時間が取れず、今日になってしまいました。
#今日になってわかったんですが、オンラインでも見れるんですね。早く探しとけばよかった。orz

私がしようとしているのは、子供向けではなく分別のある(はずの)大人向けの地域SNSですから、微妙に視点がずれているのはひとまず置くとして、「これを見終わった後に子供に携帯持たせようとする親はいるだろうか?」と感じました。

子供向けのフィルタリングサービスがどのような形で提供されているのかは未調査ですが、根本的な問題は、「フィルタリングサービスが携帯キャリア各社の提供するものしか利用できない」という閉鎖的かつ独占的な状態にあると思います。これでは競争の原理が働きませんし、負荷分散の意味からしても健全な状態にあるとは言えません。

一方、精度のいいフィルタリングサービスならお金を払ってでも利用したい、という保護者側のニーズは容易に予想できますし、これを提供するための手法なら、インターネットで培われた技術(プロキシ、ベイジアンフィルタ、DNSBL、etc…) があります。携帯からIP網に出て行く部分は集約されていますから、そこにちょっと変更を加えれば容易に対応できるはずなのですが、そうしないのは大人の事情なのかもしれません。

それから、いわゆる「ネットいじめ」について。

形こそ違えど、いじめは昔からありました。かくいう私も「いじめっ子」だったか「いじめられっ子」だったかと問われれば、後者に属すると思います。だから、被害を受けた側の気持ちもある程度分からないでもありません。

けれども、だからこそ学べたことというのもあります。私の場合は「相手を許す気持ち」難しく言えば「寛容の精神」がそれでした。どこまで相手を許せるか、こいつがこんなことをする背景には何があるのか、徹底的に考えてみようということに挑戦してみたら、今までは見えなかったいろいろなことが見えてくるようになりました。また、そういう考えをするようになると、不思議といじめられることも少なくなっていったような気がします。

「死ね」「ウザい」「キモい」とネットに書き込んで特定の相手を傷つけるのは、誰でもできる簡単なことです。子供のうちなら、そんなくだらなくて価値のないことをするより、「少しだけ」難しいことに挑戦して欲しいですね。大人と違って、いくら失敗してもいいんだから、どんどんやってみて欲しい。数学で100点を取るとか、夏休み中に本を100冊読むとか、部活で全国大会に出場するとか、「無理!」と思えることくらいでちょうどいい。親にも誰にも言わなくていいから、自分だけの目標を作ってやってみたらいいと思います。挫折することもあるでしょう、努力が報われないこともあるかもしれません。でも、それでいいんです。「努力は報われないこともある」ってことを学べたら、もうそれだけで十分。それに、勉強ってあなたが考えてるより無駄にはならないよ。勉強が人生の全てではないけれど、あるのとないのとでは人生の楽しみ方が全然違ってきます。

私はこの前33になったオッサンですが、まだまだ勉強したいことはたくさんあります。中国語・韓国語を話せるようになりたいし、ラテン語を読めるようにもなりたいし、ギターのコード演奏ができるようにもなりたいし、日本語のルーツを知りたいし、自動車の構造をもっと詳しく知りたいし、船や飛行機を操縦できるようになりたいし、長い人生をかけて学びたいことは、もうそれこそ山のようにあります。

子供のうちの勉強と、大人になってからの勉強は少し意味合いが違うのかもしれませんが、大人の勉強をするための土台作りと考えればいいんじゃないかな。少なくとも、「いじめ」よりは絶対やりがいがあります。

昨日の日本語教室

操法大会の練習と重なってしまったため、ここ何回か休ませていただいていた日本語教室に久々に出ました。大会当日には国際交流協会の総会があり、その場で教え子が何人かスピーチしたのですが、残念ながら聞くことはかなわず。でも、他の先生方が「良かったよ」と言っていたので、安心しました。

久々に教えることに少し不安もありましたが、まあまあシナプス発火度の高い、いい授業ができたと思います。教えることが高度になってくると、難しくなるのは難しくなるのですが、その分、彼らが話したい形に近づいてきますから、モチベーションは上がってきます。その気持ちをうまく汲み取りながら授業を進めると、大変快適な授業環境を作ることができます。

日本語を教える上で、タブーというのがいくつかあって

  • 教師は媒介語を使ってはならない(例えば中国語を使って日本語を説明してはならない)
  • 生徒は授業中、日本語しか使ってはならない

ということは、基本中の基本とされていることです。ですが、私は敢えてこの二つを無視しています。というのは、ひとつには、私の生徒は全員中国人であるから。また、週に1度の授業と、毎日行われるであろう日本語学校での授業を同一視するのは問題があると思うから。

もちろん私の中国語はお世辞にもうまいとは言えませんが、それでも簡単な指示を中国語で示すと、生徒にとっては新鮮な驚きがあるようです。と同時に、自分たちの言語・文化に対して愛着・理解があることを直に伝えることができ、それは尊敬の念につながってくるようです。

また、2番目のタブーに関してですが、これはポーランドに侵入したナチスドイツが、学校の授業でポーランド語を使うことを禁止した事例を思い起こさせます。実際彼らの職場の中には中国語で話すことが禁止されているところもあるようです。異国の地で同国人と異国語で話さなければならないというのは、私からすれば大変アイデンティティを傷つけられる、悲しい境遇だと思うのです。せめて週一回の授業の中で、同胞に説明する言葉くらいは母国語を使わせてあげるのが、仁の心というものだと私は思うのですが、どうでしょうね。

操法大会、完了!

3月から練習を重ねてきた、操法大会が、先の日曜日に終わりました。

終わってみれば、狙っていた目標には及ばず、選手としては少なからず悔いの残る結果となってしまいました。練習に協力してくれた団員の皆さんには失望させてしまったと思います。本当に申し訳ありませんでした。

でも!団長の直人さん、指揮者の淳二さん始め、団員一丸となって操法に取り組む姿勢は、がっちり築けたのが、今回の最大の収穫だと思います。私自身、正直辛いと思ったこともありましたが、周りでサポートしてくれる人たちのことを考えると、投げ出すわけにはいきませんでした。この思いをバネにして次に生かすことを考えたいと思います。

さて、大会が終わった後は、大いに飲み、大いにはっちゃけさせてもらいました。打ち上げの席ではヤバイ写真をたくさん撮られてしまいましたが、間違ってもネットに上げたりしないように。ママに怒られちゃいます。w

また、鴨川トロン保健センター様には、快くお願いを聞き届けていただき、感謝申し上げます。

最後に、指揮者の淳二さん、1番員の光晴さん、2番員の一美君、3番員の浩樹君、本当なら一人ずつ名前を挙げるべき団員の皆さんへ。あなたたちは俺にとって最高の仲間です。操法だけでなく、手入れや消防活動でも一緒にがんばっていきましょう!皆さんには本当にお世話になりました!ありがとうございました!

久しぶりに地元ネタです。

前にも書いたように、ここのところ、消防団の操法大会に向けて鋭意訓練中です。

運動神経の鈍い私は、若干足を引っ張り気味なんで恐縮なんですが、でも、へこたれずになんとか練習に出ています。

というか、選手だけじゃなく、分団一団となっての周りのサポートがすごく心強い!それに応えるためにはそれなりの結果を残さなきゃイカンですよ。いよいよ今週末の日曜日が本番なので、みんなでうまい酒を飲めるようにするためにも、悔いのないよう臨みたいです!

正直なところ、天津は鴨川と違って操法にあまり熱心ではありませんでした。自分の番になったから仕方なくやる、そんな感じでした。

でも!今年の三分団は違います!結果はどうあれ、分団一丸となって練習に取り組んでいます。その雰囲気がとっても気持ちよくて、こういっちゃあなんですが、地元にいるのに消防団に入っていない人をかわいそうに思ったりもします。こんな面白いことをなぜやらないのか、と。

まあそれはさておき、今日は一緒に選手をしているM晴さんについて、独断と偏見で語らせていただきます。正直ねぇ、最初練習始めたときは、「俺、この人とやってくの無理かもしれねぇ」と思いました。だって言うことが無茶なんですよ。俺に「眼鏡取っちゃえよ」とか平気で言うし。でも、我慢してつきあってみると、操法に対してすごく真剣だし、練習では俺につきあって掛け声かけてくれるし、すごくいい人なんですよね。仕事の都合で今まで消防にあまり参加できずにいたことを、M晴さんなりに申し訳なく思ってるんだな、というのが一緒にいてもすごく感じられますし、こういう機会でもなければ、きっと俺、M晴さんのことをあんまり快く思ってなかったかもしれません。

表面的に見れば、消防といえば飲んでばかりの集団と思われてるかもしれませんが、それだけじゃないんです。いざ、というときに、その人がどのくらい動けるか、どのくらいまで信用していいかを把握する意味でも、酒を交えてつきあうというのは意味があると思うんです。操法の練習にしたって、火事場であんな形式的なことをやっていたらシャレにならないでしょう。でも、きっちり手順を踏んで臨めるか、何より、災害に大衆一如となってあたれるかを確認するためにも、やっぱり重要なんですよね。

・・・なんて2年やったばかりでえらそうなことを書きましたが、今日のところはこの辺で。日曜日の結果に乞うご期待!

[休日ハック]鴨川市立図書館⇔Amazon相互参照ブックマークレット

最近、よく利用している鴨川市立図書館の蔵書検索結果とAmazonを相互参照するブックマークレットを作りました。(IE6, IE7, FireFox3, Google Chromeで動作確認済)

鴨川市立図書館⇔Amazon

「ブックマークレット」という言葉に聞きなれない方のために解説すると、あるページを表示した状態でブックマークレットを選択/クリックすると、そのページの情報を元に、ちょっとした機能が使えるもののことです。

上記のリンクを、お気に入りの「リンク」に入れ、図書館の蔵書ページ(例えばこれ)やAmazonの各書のページ(例えばこれ)で、ブックマークをクリックすると、図書館のページからAmazonへ、またその逆にジャンプすることができます。

図書館にある本のレビューをAmazonでチェックしたり、Amazonで買いたいと思った本が図書館にないか確認するのに使えます。

こんなものを作っても、使うのは私一人のような気がしますが、まあせっかく作ったので公開します。w

SOHO? No, 操法!

今年、所属している鴨川市消防団第4支団第3分団の操法選手に選ばれまして、なんとかかんとかやっております。普段体を動かしていないので、最初はキツかったですが、最近はだいぶ慣れてきました。

選手は当然練習に参加しますが、選手以外の人もとても積極的にサポートしてくれています。特に4番員の動きを教えてくれているM原君には本当にお世話になってます。

で、つらつら考えるに、田舎に住む良さってのはこういうところにあるんじゃないかと思います。こういうつきあいを楽しめるか否かが、鍵なんじゃないかと。うまく言えませんが「社会に組み込まれている感」を肌で感じられるのは、かなり気持ちいいものです。

今でこそ、青年・消防・JCなどなど、かなり「社交的な」生活を送っている私ですが、天津に帰ってきた当初はこういうつきあいをしていませんでした。決して「したくなかった」わけではなく、声がかかるのを待っていたのですが、そのまま何年かが過ぎてしまったというのが実状です。まあ祭りは好きなほうじゃなかったですし、高校以降、あまり地元に顔を売る機会がなかったので、仕方なかったのかもしれません。

都会では、お金と暇さえあればそれなりにうまいものも食え、余暇を楽しむこともできます。でも、田舎はそれをお金をかけずに実現できます。何を「楽しい」と感じるか、そこを変える必要はあるかもしれませんけれども。

ダッシュ村を見て「田舎で自給自足生活」に憧れている方には申し訳ありませんが、

そんな生活、はっきり言ってつまらないですよ。

だって、地域社会との接点が見えないもの。会社を退職した方に消防団をやれとはいいませんが、地元民とどう交流するか、も視野に入れてから来られたほうがいいと思います。できれば、さらに「田舎というのは閉鎖的なものだ」という覚悟をしておいたほうが、何かとショックを受けずに済むでしょう。私の知っている人で、こちらでの生活に成功している人は、いずれも社会と積極的に関わりを持っています。たぶん、ご苦労もされていると思うのですが、そんなことは微塵も顔に出しません。

さて、書き出しと結論がかなりズレてしまいましたが、今日のところはこの辺で。操法についてはまた改めて書きます。

消防手入れ

昨日は消防で定期的(毎月1日・15日)に行っている「手入れ」がありました。消火栓から放水して、消防車が正常に動くか、また動かし方について先輩たちから後輩に教えてもらいます。放水の様子はこんな↓感じです。

消防放水

この4月から新しく入った人たちもいますから、本当なら私も教えなければならない立場なんですが、はっきりいってまだまだ何にもわかってません。それどころか、先日は消防車の電気系統のスイッチを切り忘れ、バッテリーを上げてしまいました。OTZ

今日も5月17日に行われる操法大会に向けて練習があります。私は選手なので当然出ますが、他の人もサポートにつきあっていただいていて、本当にありがたいです。どのくらい成果を出せるかわかりませんが、精一杯やりますので、皆様よろしくお願いします。

PCと全く異なるモバイルサイトの “真のユーザー層”を見極めよう!:MarkeZine(マーケジン)

前にも書いたことがあると思うのですが、田舎って確かに情報端末としてのパソコンは普及していませんが、割と携帯は積極的に使われている、というのは感じていました。なので本運用を控えた Zeego.org は最初から「ケータイSNS」と謳っていますし、周りを見ても、高齢者はともかくとして、30代位までならケータイをそこそこ使いこなしています。

そんな私の実感を裏付ける記事を発見したのでご紹介します。

PCと全く異なるモバイルサイトの “真のユーザー層”を見極めよう!:MarkeZine(マーケジン)

結論からいうと、モバイルサイトは

  • 10~20代の若い層が積極的に利用している
  • 男性より女性の利用が多い
  • 大都市圏に集中しておらず、全国に散らばっている
  • しかも地方ユーザーの方がより積極的に利用する
  • PC、ひいてはITに縁が薄い職業に就いていることが多い

とのことです。まあ全国区のサービスを展開するつもりはないですけど、地方にユーザが多いというのは「やっぱりな」という感じでした。

こうなってくると高齢者を巻き込むにはどうしたらいいかが次に考えるべきことになってきます。携帯は画面が小さいので不向きです。パソコンはキーボードがネック。

となると、最初にID・パスワードだけ打ち込んでもらわなければなりませんが、後はマウスで操作できるウェブアプリかなぁなんて思ってますがどうでしょうね。

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