田舎の良さは Hackable (改良可能)であることだ、と思う。

 

さて、私の知り合いに、「どうすれば効率的な生活を送れるか」といったテーマでブログを書いている人がおります。もちろん役に立ちますし、私自身参考にさせてもらっています。

が、しかし。

ご存じの通り、私のブログでは、どちらかというと「お金をいかに使わないで事を済ませるか」ということを取り上げています。

上記のエントリなどは、全て「お金を出せば」解決できるものばかりですが、敢えてちょっとだけ工夫と手間を加えて、比較的安価に済ませています。我ながらチャチくてセコイことこの上ないとも思います。w

ただし、ですね、やっている当人としては、経済的な理由もありますが、その「ちょっとだけ工夫と手間」をかけることが案外楽しかったりします。また、何かを考案し実現するには、それなりに試行錯誤が必要ですが、その過程で得られるノウハウというのもあります。

例えばiPodデッキを自作したことにより、カーオーディオ関係にはかなり詳しくなりました。既製品のカーステやカーナビ、ETCの類なら、たぶんもう自分で取り付けられる自信があります。今後何か新しい製品が出てきても、そのノウハウというのは活かせます。

カブのタイヤ交換を「何の気なく」マイナスドライバーでやったせいで、自らチューブにボコボコ穴を空け、おかげでパンク修理までできるようにもなってしまいました。w タイヤレバーという400円しない工具を惜しんだがために、2本のチューブ代として3,000円使うハメになったわけですが、「今後は」自分でパンク修理もタイヤ交換もできるようになったわけで、その価値、プライスレス!・・・と自分では思うことにしています。orz

そして、自分の身の回りのことで工夫できることももちろんんですが、のみならず、概して田舎の生活というのはそういう工夫のしどころが沢山あると思うんですね。社会を変革する、とまで言ってしまうと政治家のスローガンになってしまいますが、そこまで行かない、ちょっとした「こうしたらいいんじゃないか?」という工夫をする余地は沢山あると思いますし、また実際に行なっている人も少なくありません。

改良の余地がある、ということは、それだけ不備(不便)な点がある、ということでもあるのですが、その不便な点を「耐え忍ぶ」のではなく、むしろ「楽しむ」ようにすると田舎の生活に順応しやすいのではないかと思います。

例えば。

都会ではまず見かけることがありませんが、鴨川でよく見かけるのは、コンビニやスーパーに腰掛けられるベンチが設置してある例です。これがお店のオーナーさんの親切心によるものであることは言うまでもありませんが、ではなぜそれを都会で見かけることがないのか、ということに考えを巡らせると、より理解しやすいでしょう。つまり、田舎のお店では高齢者の来客が多いので、来店するだけでも大儀に感じられるのです。といって店内に座れる場所を作ると長居されかねない。そこで、店外にベンチを置いて、徒歩で来られる方に一休みしてもらう。ベンチがある店とない店なら、お年寄りは前者を選ぶんじゃないでしょうか。

それから、先日見かけた例としては、ツイッターでもつぶやいたんですが、

市内のスーパーが、入り口に小学校の献立表を掲示していました。私は「ああ、学校の献立を参考に(子供のいない)主婦が栄養を考えたおかずを作るのにいいな」と思ったんですが、Facebookでは意外にも「これなら学校の給食と自宅でのおかずがかぶらなくていいね!」という反応がありました。なるほど、立場が違えば見方も変わるわけです。いずれにしろ、こういうちょっとした工夫は歓迎すべきだと思いますし、あわよくば自分の商売にも活かせる、かもしれません。

そしておそらく、こういうDIY的な方法を好む文化的傾向があるのは、多かれ少なかれ鴨川が「田舎」だからなのでしょう。ここでいう「田舎」というのは、農家や漁師が多いという意味で使っています。つまり、相手にしているのが丸出しの自然なので、その時その時にあった対応をしなければならない。去年まで使えた手も、今年になって使えるとは限らず、その場その場で問題解決をしていく必要がある、ということです。おおげさに言えば、毎日がサバイバル。w

でも、これはきっと悪い面にも影響を及ぼしていて、曰く「鴨川人は愛想がない・仏頂面だ」と言われるのも、人を相手にしているわけではないからなのかもしれません。もちろん愛想のいいお百姓さんや船方もいらっしゃいますが、まあ概して不愛想な方が多いんではないでしょうか。w

私には、「日本人よ、目を覚ませ!」と大上段から訴える気概も資格もありませんし、上記の如く「目の前の富、経済を優先するようなさもしい人間」でしかありませんが、社会を「具体的に」「少しだけ」よいものにすることなら可能性は誰にでもある、と思うのであります。

スーパーカブをエコカスタム!

たかが50ccの原付をいじってるだけなのに気分はスーパーメカニックの高梨です。w 最近全然更新してませんですいません。

さて、私は34にして初めて原チャリというものに乗り始め、そのあまりの燃費の良さと乗り心地(風景を生で見られたり、風を感じられたり)にすっかり酔いしれておりました。寒い季節や雨の日はちょっと避けたりはしますが、晴れた日に田んぼの中の道路を走るのは最高に気持ちいい!おまけにガソリン食わないし、ホンダ スーパーカブはお財布にも環境にもやさしい、日本が誇る最高の乗り物だと本気で思っています。

ですが、ちょっとだけ不満な点もありました。それは大きく二つ。

  1. マフラー、特にエキパイと呼ばれる、エンジンから直接つながっているパイプの部分が、とても錆びやすい。
  2. 車に比べたら断然燃費はいいんだけど、もっと燃費性能を上げられないか?

前者に関しては、カブだけでなく、ほぼ全てのバイクライダーにとって共通の悩みではないかと思います。特にエキパイは、高温の排気を最初に受ける部分だからか、ちょっと目を離すとすぐ錆びます。

後者は、そもそも私がカブを選んだ理由が「仕事に行くのにどうせ体と道具箱一つで用が足りるのに、わざわざ自動車動かすことなくね?」という発想からだったこともあり、ここをさらに改良するのはある意味ホンダ社に対する挑戦でもありますよね。創業者の本田宗一郎自ら耐久テストで乗りまくったと言われるスーパーカブの燃費など、素人がそう簡単に上げられるわけもない、と思っていました。

が、

浜の真砂は尽きるとも世にカブ好きの種は尽きまじ

というわけで、結構皆さん工夫して乗っていらっしゃいます。ちょっと検索すれば、メンテナンス法からカスタム(改造)まで、実に興味深い試みを記事にしておられるのが分かります。

で、マフラーの錆び対策については、まあセオリー通り「耐熱塗料を塗る」というのが多いようです。耐熱塗料を塗布済みの中古純正マフラーがオクに出てたりもします。

「んー耐熱塗料ねぇ・・・」と私は思いました。まあそれが一番正解に近いんだろうし、そのためにある塗料みたいなもんですから、間違いはないです。

し・か・し!それじゃあまりにも普通すぎやしませんか? それに私は保護材としての塗料というものをイマイチ信用しきれていません。なぜかというと、塗料はすぐハゲるからです。小石がぶつかったり、なにかの拍子にぶつけたりするだけですぐ傷がつく。どうせならもう少しガッチリとガードして、絶対サビない、くらいにしてしまいたい。少しくらいカッコ悪くなったっていいじゃない、カブだもの。

・・・などなどと考えていたところ、鴨川最大の某DIYストアで「耐熱パテ」というものを発見しました。

お値段も耐熱塗料よりややお安め。じゃあこれでマフラーにアルミホイル巻けばいいんじゃね?ちょっとぐぐってもやってる人はいなさそうだったし、本当にくっつくかどうかはわからないけど、やってみるだけやってみよー!!!と、半分悪ノリで本当にやってしまいました。その写真が以下。

Before

 

 

After

 

なんということでしょう!サビを紙やすりで落として、パテを塗り、台所用アルミホイルを巻いただけでバッチリ密着。この手のパテは1時間くらいエンジンをつけっぱなしにするか乗り回すかすると硬化するので、そうしてみると、余分なパテがスキマからはみ出てちょうどいい厚さになるようです。あ、言っておきますがマフラーの先っちょだけアルミホイルを巻いていないのは、パテが足りなくなっただけのことで、決して

ムケてないとカコワルイ!(・∀・)

などと思ったせいではありません。w

そして、1ヶ月ほど経ちましたが目視した限りではアルミ表面に変化はありません。強いていえばさらに乾燥と硬化が進んで、シワになっていた部分が伸び、

血管が太くなり、怒張しているように見える

くらいでしょうか。もうしばらくこのままにしておき、アルミ箔の耐久性や内部がどうなっているかはまたレポートしたいと思います。

さて、もうひとつの課題である燃費効率向上についてですが、いろいろ方法はあるようです。その中でも最も手軽と思われるのが

フロント(ドライブ)スプロケットの丁数を上げる

方法です。「スプロケットってなんじゃい?」と思われた方(私もそうでした)もいると思うので説明しておくと、要するに、チェーンが巻かれている歯車のことです。エンジンにつながっている方をフロントスプロケット、またはドライブスプロケットといい、後ろのタイヤについている方をリアスプロケット、またはドリブンスプロケット、といいます。で、丁数というのは、歯車の歯の数のことです。

フロントスプロケット(以下Fスプロケと略記)を丁数の多いものに交換すると、加速性能は悪くなりますが、巡航時にエンジンの回転数と振動を抑えることができ、結果として燃費がよくなる、ということらしいです。調べたところ、スーパーカブ50ccのFスプロケはノーマルだと13丁、それを一気に16丁に上げてみます。

それとフロントタイヤをチェックしたらかなり減っていたし、ヒビも入っていたので、メンテついでに交換します。

 自前でタイヤ交換した人はたいてい中のチューブに穴を空けてしまうという失敗を一度はしているようで、私も例外ではありませんでした。orz 素直にタイヤレバーを使えばいいところを、持ち合わせがなかったのでマイナスドライバーで代用してしまったのが最大の敗因です。orz 軽めの作業のつもりが、なんだかんだでほぼ1日かかってしまいました。

さて、本題のFスプロケ交換自体は割とすんなりいきました。以下が、交換前のノーマルスプロケ。

で、以下が、「笑顔の国」タイランド製16丁スプロケ。

組み付け完了の図が以下。かなりブレてるのはお許しを。w ノーマルに比べて大きくなってるのがわかりますでしょうか?

そう、スプロケットの組み付け自体は簡単なんです。何が難しかったかというと、その後のチェーン調整でした。

スプロケットの径が大きくなったので、それだけチェーンが下から出ることになるんですが、あまりゆるいとチェーンカバーの内側に当たるんです。走ると「ガガガガ!」とかなり大きな音を立て、フリクションロスどころかチェーンの寿命を縮めてしまいます。

かといって張りすぎると、今度はチェーンが「カッチカチ」になってしまい、「ウォンウォンウォン」とクラッチギヤが唸りをあげます。

なので、ノーマルに比べて、チェーンの張りの許容範囲が結構狭く、微妙なものになってしまいました。試走中、何度もチェーンの張りを調整し、ベストな位置を見つけるのに苦労しました。

・・・などなどと苦労はしましたが、噂通り、

20の倍数 km/h

くらいで巡航するのがとても楽になりました。w

ノーマルは、新聞屋さん向けに出足のトルク重視な感じだったので、スタート時に「ブォン!」とふかすと、ウィリーせんばかりに元気に飛び出してくれるんですが、ある程度速度が出てからそれを維持するときは、結構回転数アゲアゲじゃないとキープできませんでした。

カスタム後は、出足の加速こそ弱いものの、巡航時の回転数は下がり、振動も抑えられ、いかにも燃費にいい走行ができるようになりました。

まあ私の場合、

標準体重+約30kgの脂肪

を常に積載しているわけなので、燃費に一番いいのは、ダイエットすることなのはわかっているんですけれども。w

ところで、この手の作業をするのに必須の「工具」について。私は元々が「自動車のガス代を節約できないか?」という発想でカブに乗り始めたので、工具もやはりコストパフォーマンスを重視しています。「工具には金をケチるな」とのご意見が多いことも知っていますが、敢えて言わせていただければ、サンデーメカニックは「安くあげてナンボ」です。一生に数度しか使わないであろう工具にツェー万かけるのも、まあ趣味としてはいいのかもしれませんが、安い工具だって、100均のレンチだって使い方次第ではそれなりに使えます。

例えば、私がFスプロケに使ったのはDIYストアブランドのこのお手軽ソケット。

ハンドルは見ての通りシンプル極まりないL型ハンドルです。プロだとラチェット式のハンドルを使うのかもしれませんが、こんなものでも小型のナットを締めるには充分です。

ただ、比較的大きなナットやボルトを締めるには、しっかりしたレンチを使うことをお勧めします。日本製ですと、KTCというメーカーの工具が有名ですが、私は、それよりちょっとマイナーな、でも評判はしっかりしているTOP社製のメガネレンチを数本購入しました。それも、陳列していた内にちょっとサビが出たため商品価値が落ちたアウトレット品をヤフオクで格安落札。カブの場合、リアタイヤのセンターボルトがすんごく固いので、ここはそのメガネレンチを使っています。逆に、あまり力のかからないチェーン微調整用ナットなどは、100均レンチでも充分。

実は、各所のナットはそれを締めつけるときの力がそれぞれ規定されており、厳密に言えばトルクレンチを使うべきなのですが、元と同じ強さで締めたい、というだけなら、緩めるとき、どこまで締め付けるかを覚えておき、その力で締めてやれば大丈夫。(だと思ってます・・・) 特に、エキパイ取り付けるとき、スタッドボルトをついギューッとやっちゃいがちですが、ここは結構ソフトに締めないとボルト折っちゃうので注意が必要です。

というわけで、「バイクに優しく、お財布にも優しい」カブカスタムのお話でした!次は何やろうかな・・・♪

お待たせしました!NHKラジオ語学番組キャプチャツール 2012年度番組対応バージョン リリースします!(・∀・)

全国の語学学習者の皆様こんばんは!今年度から新番組も多く加わったNHK語学ラジオ番組、視聴されていますか?9日から2012年度のストリーミングが始まり、

  • 英会話タイムトライアル
  • レベルアップ中国語
  • レベルアップハングル講座
  • まいにちロシア語

の4番組が新たにストリーミング化されました。今回のリリースは上記新番組に加え、以前からご要望の多かった「攻略/英語リスニング」に対応したものになります。

リトルチャロ2に関しては、今年度一旦放送が終了され、7月から再放送されるとのことでしたので、本リリースには含めませんでした。ご了承ください。

では、下のボタンから早速ダウンロードしてください!

任意の寄付について

前回のリリース(2011年4月)直前には、ご存じの通り、東日本大震災が発生し、多くの尊い人命が心ならずも犠牲となってしまいました。また、今なお不自由な思いで避難生活を送られている方々には、心よりお見舞い申し上げます。

幸い、弊社が在する南房総一帯には目立った被害もなく、一部地域で停電を余儀なくされたほどでしたので、それまで弊社宛てにお願いしていた、「任意の寄付」を日本赤十字社へのものに変更し、微力ながら復興の一助とさせていただいておりました。

しかしながら、世界的な経済不安のせいか、恥ずかしながら弊社自身の業績も芳しくなく、企業努力を重ねて参りましたが、なかなか好転せず、皆様には再度任意のご寄付をお願いすることを、どうぞお許しくださいませ。

お支払いの方法は簡単で、100円を一口として、何個でも任意にご購入いただけるようになっております。

また、現金は抵抗があるけど、ポイントなら・・・という方はTポイントギフトでの寄付も承っております。宛先メールアドレスを

t-point@takanashi-it-factory.com

に設定の上、任意数のポイントをお送りくださいませ。

それでは、新年度バージョンかたがた、本年度もよろしくお願い致します!

宣言しちゃいます!キャプチャツールは2012年度新番組に対応します!

※2012年4月12日追記:新年度番組に対応したバージョンをリリースしました。以後、お問い合わせはそちらのページへお願い致します。

コメントたくさんいただいておりますのに、お返事しておりませんですみません。

ご好評いただいている、弊社「NHKラジオ語学番組キャプチャツール」ですが、この新年度から新しい番組がいくつか追加になるようです。

以前からご要望いただいていた「攻略!英語リスニング」はもちろん、

  • レベルアップ 中国語
  • レベルアップ ハングル講座

そして、もし解析がうまくいけば

  • ニュースで英会話(音声データのみ)

にも今回のバージョンアップで対応します!ここまでは、今の手法でもできるはずです。新年度編成になり次第、確認・修正の上、可能な限り早い時期にリリースします。

また、NHKのラジオサイマル放送「らじる★らじる」なら、上級者向け番組「アンコール」シリーズも、(放送時間分の時間はかかりますが)録音できるはずだと考えています。こちらは上記リリース後に対応を検討してみます。

そして・・・・・。

「任意のご寄付」を震災後のリリース以来お断りしておりました。しかしながら、弊社の努力至らず、正直なところを申し上げまして財務的に苦しい日々が続いております。弊社と致しましても反省すべき点は多々ございますが、このバージョンアップを機に、再度任意の寄付をお受けさせていただければと思っております。

また、ご存じのように、現状コメント欄のサポート状況が芳しくございません。そこで、このソフトに関するFacebookページを開設し、ユーザー様間での相互連絡・助けあいの場として使っていただくことを考えております。

取り急ぎ、現在考えている方針を書いてみました。どうぞリリースをお楽しみに!

ソーシャルメディアの使い分け

ブログを始める前は「自分の日記をネットに晒して何が楽しい?」Twitterを始める前は「他人の食ったメシなんざ知ったこっちゃねーよw」と思っていた高梨です。先ほどのスマホアプリエントリに引き続いての連投失礼します。

さて、商売柄、話題になっているネット上のサービスにはいち早くアカウントを作り、チェックすることにしています。ただ、ソーシャルメディア系のサービスは、実際の知り合いがやってないと全く興味を持てませんので

アカ作成!(・∀・)

2、3年放置(´・ω・`)

日本でブーム キタ━(゜∀゜)━!

そろそろ俺も本腰入れてやってみるか(`・ω・´)

というパターンになることが多いです。実際、TwitterやFacebookはそうでした。

ただ、日本で流行り始めたはいいものの、じゃあどうやって使ったらいいんだ?というところは皆さん考えるところだと思います。しかも最近ではGoogle PlusやTumblrなるものも出てきていますし・・・。

というわけで、私は

  • このくだらない社長ブログw
  • Twitter
  • Facebook
  • Google Plus

を主に使っているのですが、それぞれの使い分けかたをご紹介したいと思います。

ブログ

今、若い芸能人なら大抵やっていますよね。私も有名になりたい、というよりは、ITで起業するならブログくらいやっとかないと、と思い始めました。その割に更新少なくてすいません。(ーー;

それ以来6年に渡ってやってわかったのは、ブログというのは基本的に「個人」向けの発信ツールだ、ということです。私も基本一人でこのブログを書いているわけですが、例えばこれが大企業とは言わないまでも、10人以上の意思決定権者がいるような組織とか、複数人によって運営されるような組織であったら、おそらく面白いブログを作ることは難しい、できたとしても「最新の企業情報の更新」にしかならないでしょう。何を言いたいかというと、書かれている内容もさることながら「誰がそれを書いているか」ということも大変重要なのです。そして、何を書くべきか実効性高く判断できるのは、個人の頭の中だけではないか、と。例えば週一回ミーティングを開き、今回の記事は何にするか、を話しあって決め、皆で原稿を持ちあって突き合わせ・・・という作業はコストが高いだけでなく、「誰が書いているか」が見えにくくなってしまう。なので、ブログを一人で書くことは重要なのだと思います。

最初は私も「誰がこんなブログ読むんだろう」と思っていましたが、地域の方だけのみならず、国内はおろか世界各地からアクセスがあるようになりました。だいたいの方から「面白い」という反応をいただいているので、そうなんだろうと思っています。まあつまらなきゃ読まなくなるだけで、わざわざ「お前のブログつまんねーからやめろ」と言ってくれる人はむしろ親切なのかもしれませんが。w

ただ、これも私が起業して「社長」になったから始めたので、もしどこかの会社の会社員になっていたら、きっとやっていなかったと思いますし、どういう視点から書くか、ということも決まりがつかなかったと思います。

ですので、もしこれからブログを始めたいという方がいたら

  • どのようなスタンス(立場)から
  • 誰に向けて書くか

ということを想定した上で始めることを想定します。ユニークな記事であれば、同じ嗜好を持つ人が検索エンジンから探しだしてくれるでしょうから、読者を集めることは今ならさほど難しくないと思います。

Twitter

Twitterが海外で有名になった当時、私もアカウント作ったんですが、長らく放置していました。私の実際の知人のみならず、フォローしたい人さえもいなかったからです。が、確か3年前の稲荷様でS先輩が「忍、Twitterが面白ぇぞ」と言ったのを聞き、この人がやっているなら他の人もやっているだろうと思い、積極的に使うようになりました。

今、私のフォロワーは1,300を越え、タイムラインは矢の如く流れていきます。とてもじゃありませんが、全部追いきれません。たまーに読みたい人のリストをチェックするくらいで、後は自分からの発信です。

書いていることは基本的にITにまつわることですが、たまにこんな感じ↓で「高梨の房州弁講座」をやったりしていますw (クリックで拡大)

これ、突発的にやっていますが、なかなかウケがよく、たいてい反応もらえます。

正直な所、Twitterに限らず、ネットに「むくり」(今起きた)とか、「今日のランチはこれ!(写真付き)」とか書いても、はっきり言って

ネット帯域・資源の無駄

だと思うんです。それを流して何の意味があるんだ、と。どうせ書くなら思想とまでは言わないまでも、何か人の役に立つこと書けよな、と思います。まあそれで「おはよう」とか「おいしそう!」と言ってもらえるのが嬉しいんならどうぞ、という感じですが。

あと、現実的に役立つ使い方としては、防災情報をツイートしている人やボットがありますから、それらをフォローしておくといいかもしれません。

Facebook

Facebookを始めようと思ったのは、「外人さんと絡みたかった」からでした。w といっても、フランス人の彼女を作りたいとかそういう話ではなく、田舎に住んでおりますと英語を話す機会がなかなかないので、自分の英語力を保つために、という意味です。誤解無きよう。

そういう動機で始めたFacebookですが、Twitterのつぶやきをウォールに流すようにし、日本人の知り合いも増え・・・といった感じで使っていたら、もうすっかり日本語しか使わなくなってしまいました。たまに海外の友人と英語でチャットするくらいです。

おおっぴらにTwitterには書けないような、知人だけに知ってほしいことを書きこむようにしています。Twitterともリンクしているので、それにFacebokで反応をもらうこともあります。

あと、個人的に取り組んでいるのは、「地域を勝手にデータ化しちゃうぞプロジェクト」です。例えば、カ◯ンズの店内配置図や、愛用している図書館のデータを再構築して載せたりしています。

Google Plus

Facebookでは果たせなかった「外人さんとの絡み」は、主にこちらでしています。書いている内容は、ガチなギークネタwww 日本人ユーザはまだまだ少ないので、今のところは英語で書いた方がいいメディアかもしれません。

このブログでも発表した車載カーステをiPod用に改造したやつとか、中古無線LANルータを改造してネットラジオ専用機にするアイデアとか、親父がテレビ消さないまま寝たときに自動でオフになるスイッチとか、どちらかというとハードウェア寄りの話題が中心です。ご存じの通り本業はソフト屋なんですが、「こんなの考えたけどどう?」というノリで書き込むと、知らない人からアドバイスがもらえたり+1されたりと、反応があるので面白い。まあ、そうそう面白いネタを考えつくわけでもないですし、英語で書くのもそれなりにしんどいので、更新は少なめです。

 

・・・と言った感じで、このブログ以外にもいろいろな情報発信をしています。特にTwitterを始めると、自分の考えていることを始終細切れにアウトプットするクセがつくので、なかなかまとまってブログを書く気が起きません。なので、ここのところ更新が滞っておりました。

どのメディアをどう使うかはあなた次第!この記事が参考になれば幸いです。

スマホ歴2年半の俺が使っているアプリを淡々と晒すエントリ

3年前の7月、HT-03Aを衝動機種変してしまって以来、ずっとスマホを使っていても、未だに「使いこなせている」実感が湧かない今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

そんな私が今もなお現役で使っているのは、なんと初代NexusOne(以下N1と略記)であります! ebay.com で人生初の個人輸入した商品でもあり、並々ならぬ愛着を持って使っています。

わかってるんです。国内携帯各社からスマートフォンのラインナップが充実している今、国内の機種を使えば楽になれることは。

でも!そこはN1の前にNexusなく、N1の後にNexus無し、とまで謳われた(かどうかは知りませんが) Google入魂の名機であることに変わりはありません。先日も大容量(3500mah)のバッテリだけを、またebayから購入してしまいました。

さて、N1自慢が長くなりましたが、ご存じの通りスマートフォンは、パソコンと一緒でインストールするアプリによって機能を拡張できるのが大きな特徴です。N1の場合、アプリをインストールする領域が若干少なめなのが玉に瑕で、調子に乗ってアプリを入れているとすぐ「容量低下」のアラートが出てしまいます。

そんなわけで自ずとアプリを厳選する習慣がついておりまして、同じ機能を持つ2つのアプリがあったらよく比較してどちらかを使っています。というわけで、ジャンル別にご紹介してみたいと思います。

ビジネス/お役立ち系

Google日本語入力Beta

日本メーカー製のスマホですと、最初から便利なIME(文字入力プログラム)が入っているのかもしれませんが、私のは海外製なので、これを使っています。Googleのことですから、おそらくクラウドからの情報を元にしている予測変換が賢くて便利。

Evernote

言わずと知れた重宝アプリ。何かメモりたい情報があったら、これでスナップショット(写真)を撮り、Evernoteのクラウドに上げることにしています。これの便利なところは、なんといっても画像の中の文字を読み取って、その文字で検索してくれるところ。スマホがOCR+全文検索エンジンになっちゃうわけです。

QuickPic

デフォルトで入っている「ギャラリー」の代わりとして使っています。「ギャラリー」はとにかく動作が重くて・・・。

Bizcaroid Lite

こちらも有名な名刺管理ソフト。前述のEvernoteでも名刺管理は可能ですが、ローカルの「連絡先」に保存できるのが嬉しい。

CallTrack

着信・発信履歴をGoogle カレンダーに保存してくれる常駐型アプリ。私はこれで、電話を受けた日時の記録をつけ、請求書に「何月何日ご対応分」と併記しています。よくある「この請求の件、覚えがないんだけど」というトラブルをこれで防げますし、請求書の説得力も高まります。

Chrome to Phone

使用頻度は少ないですが、ブラウザで見ているページをスマホで確認したいとき、いちいち自分宛てにメールを書いたりするのが面倒なので入れています。

ソーシャル/連絡系

弊社のメイン業務連絡ツール。もちろんPCでチャットすることが多いのですが、出先ではこれで確認します。ただ、Skype立ち上げておくとバッテリーの減りが速いので、必要なときにしか起動していません。

Twitter / ReTweet

 

ソーシャルメディアの代表格サービスですね。Twitterクライアントは他にも沢山あるのですが、結局一番ベーシックなものにしています。ReTweetはクラシック書式で返信するためのアプリ。

Facebook

こちらもソーシャルメディア。どっちかというと書き込み用には使っていなくて、タイムラインを確認するために使っています。書き込みはPCですることが多いです。

Google Plus

Googleが運営するSNS。Facebookに負けまいとしているのでしょうが、やはり出遅れの感は否めません。日本人で使っている人は少ないので、英語でギークネタを時々書き込んでいます。

裏技系

無音カメラ

N1は着信音を無音化するだけで、標準カメラアプリのシャッター音を消せるので要らないといえば要らないのですが、一応入れています。かわいいペットを驚かせずに写真を撮ることができて、大変便利w

Call Me Later

電話の着信を自作自演するためのアプリ。「何分後に着信音を鳴らせ」と設定できます。用途は、つまらないミーティ・・・いえ、ご想像にお任せします。w

お買い物/クーポン系

ヤフオク

 
世界一の「下流」IT企業である弊社は、中古品をよく活用します。中古部品・中古書籍などなど。PCであらかたウォッチリストに入れて目星をつけておき、出先からこのアプリで価格をチェック。競り落とす場合もありますが、だいたいは相場価格を知った上で、即決価格が大差ないようであれば、即決で買うことが多いです。

Amazon

こちらもネットショッピングするなら欠かせない大御所。なんといっても発送センターが千葉県内にあるので、到着が速い!アマゾンといえば書籍がメインなイメージですが、新品のパーツが急に必要になったときに重宝しています。

カカヒカク

あまりこのアプリ使ったことないのですが、この手のアプリでは割合評価が高かったので入れています。価格.comと楽天で欲しい商品の価格比較ができます。

 

んー、自分で書いてて言うのも何ですが、ベタなアプリばかりですね・・・。もっと調査すれば便利なものがあるのかもしれませんが、調べるのも手間ですし、あくまで参考程度にしていただければ。

それでは素敵なスマホライフを!

鴨川市内限定! スマホ出張レッスン始めます! (2,800円/1時間)

各所から某旅行のことを書けとせっつかれておりますが、それをガン無視してお知らせさせていただきます。

最近、いわゆる情ヲタに限らず、普通の携帯からスマートフォンに乗り換える方が多くなってきました。どの機種にしたらいいかというご相談も多く受けます。

が、だれでもやはり最初は操作に戸惑うもの。特に今まで使えていた、電話・メールでさえ、思うように使えず、不便な思いをされている方も多いと思います。

そこで弊社では、この度「スマホ出張レッスン」を承ることに致しました。基本的に出張ですので、ご自宅にお呼びいただき、お客様のやってみたいこと、または私がスマートフォンを使っている上で便利なサービスやその使い方をお教え致します。また、対象はとりあえず市内に限らせていただきます。

料金は見出しの通り、1時間につき、2,800円。もし1レッスンが1時間未満(例えば40分)で終わったとしても2,800円です。ご希望であれば、何度でもうかがいます。

料金や詳細については、今後改訂されることもありますので、ご了承ください。

取り急ぎ、お知らせでした。

キセルうめぇwwwそして安い!(・∀・)

こんばんは。こう見えて煙草は1☓歳のときから吸っていた、元チョイ悪少年の高梨です。

だからもうかれこれ15年以上煙草というものとつきあっているわけです。悪癖もここまでくると自慢していいのではないでしょうか。

しかし、ご存じの通り煙草の値段は近年とみに上がって来ました。私が吸い始めた当時、200円そこそこだったものが、今では440円もします。ほぼ倍ですよね。1000円札を出しても2個しか買えません。

煙草の価格推移

中には禁煙に成功したラッキーな方もいらっしゃるでしょうが、私の生活から煙草をなくしてしまうと、もう人間らしい楽しみがなくなってしまうので、今のところ、禁煙するつもりはありません。でも、お金は節約したい。

で、貧乏人のための国産煙草「わかば」に乗り換えたりもしました。これなら一箱250円と10年前のお値段で済みます。

最初は痛かったいがらっぽかったけど、そのうちだんだん慣れてきて・・・最後にはやめられなくなっちゃいました♡

がしかし、家で吸ってる分にはいいんですが、出先だと「なに、高梨くんはわかば吸ってるの?」「ずいぶん渋いタバコ吸ってんじゃんよー」などと言われたります。まあ気にしてるわけじゃないんですが、「おまえ、そんなにまでしてタバコ代浮かせたいか」と言われているようで、わかばを吸っていることに基づいた私の人格を否定されたような気がしたことも事実です。(キリッ

古いモノマネはともかく、もうこうなったらとことんタバコ代を浮かせちゃる!と思いたち、以前から興味のあったキセルに挑戦することにしました。

毎度のことで恐縮ですが、貧者の物品調達所、ヤフオクをあたってみると安いものなら500円くらいからあるようです。とはいえあまりチャチイのだとカッコ悪いので、こちらの商品を1,800円で落札。出品者さんは刻み煙草も扱っていたので3個同梱をお願いしました。キセルと葉っぱ、および送料込みの価格は、3,570円でした。だいたいわかば14箱分の値段ですね。

商品が届き、早速吸ってみようとしたのですが、なかなかうまく草を丸められない・・・。タバコ葉が髪の毛のように細く刻んであるので、すぐボロボロ崩れてしまいます。(これは後で対策が分かりました) が、なんとかキセルに詰めて吸ってみると、意外に軽い感じでした。今まで吸っていたわかばの方がキツイくらい。

・・・そして4日が経過し、今ではすっかり馴染んだ感じです。この間消費した草は、1箱とちょっと。一箱が390円なので、1日あたりのタバコ代は100円で済んでいます。わかばのときは、だいたい1日1箱吸っていたので、まだまだ元は取れていませんが、4日目にしてすでに600円節減できたことになります。1カ月も続ければ元は取れるでしょう。

ちなみに葉っぱがボロボロと崩れてしまうのは湿り気が足りないせいでした。霧吹きでちょっと箱の内側を濡らして1日置くと葉が湿り気を帯びて茶色が濃くなり、丸めても崩れなくなります。乾きすぎだとほとんど黄土色になってしまうので、すぐわかります。

あまりお金の話ばかりしても「どんだけセコイんだYO! (´Д` )」と呆れられてしまうかもしれないので、ちょっと話を変えますと、キセルを扱っているお店では、たいてい小道具として「かます(叺)」というものも売っています。要するに、キセルとタバコ葉を持ち運ぶための入れ物です。

家の中だけでなく外でも吸いたかったので、これも欲しいなぁ、とは思いました。が、革製のしか見当たらず、値段もだいたい3,500円くらいします。革も悪くはないんですが、気分は永遠に少年の私としては、デニム地(Gパンの布地)のやつがないかと思っていました。

とはいえ、そんなものは当然無かったので、「無いのなら作ってみせようホトトギス」のエンジニア精神で自作することに。裁縫針なんて去年の夏、祭りのダボシャツの股をかがって以来握っておりませんでしたが、家庭科だけは5だった昔の杵柄だけを頼りに手縫いで2日かけて作ってみました。その写真がこちら↓。

 

まあまあ洒落たモノができたと自分では満足しているのですが、どうでしょうか。ちなみに材料はセリア鴨川店で調達し、420円(税込)で済みました。

というわけで、今ではすっかりお気に入りのアイテムになったキセル。これからも末永く愛用しようと思います。ヤニ中の気まぐれに最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

何かに熱中できるとしたら、それはきっとすごくラッキーだよね。

こんばんは。自分の趣味の延長で仕事をしているもので、普段あまり仕事がつまらないとか、キツイとか思わずに済んでいる高梨です。今回は公共のネットに憚ることなく大自慢しちゃいますので、お暇な方だけお読みください。w

さて、こういう仕事をしておりますと、ときどき「そんなにお詳しいんなら、専門の学校を出られたんでしょうね?」と言われることがあります。このブログをお読みの皆様ならご承知でしょうが、私は情報工学系の専門学科の出ではありません。

また、英語圏の外国人と話していると、「お前がそうやって英語を操れることが信じられない(驚きだ・日本人じゃないみたい、などなど)」と、ほとんど会う人ごとに、と言っていいほど驚かれます。が、これも英会話学校に通ったわけでも、留学や海外在住していたわけでもないことは、やはり皆様ならご存じでしょう。受けた教育といえば中学・高校・大学の10年間くらいのもので、あまり特殊なものではないと言えると思います。(なので、昨今の英語の早期教育の風潮に疑問なのです。実感として中学から始めても充分だと思っているので。)

ただし、コンピュータと英語は、それこそ家族に呆れられるくらい(特に前者は)、熱烈に「モノにしたい」と思ってはいました。なぜかというと、どちらも、若かった当時の私にとって将来役に立つことはわかりきっていたことでしたし、自分の好みにも合っていたからです。

誤解する人がいるかもしれないので大急ぎで付け加えますが、それは何も私に「先見の明があった」からでは断じてありません。そんなものが本当にあったら今頃もう少しマシな暮らしをしているでしょう。w どちらかというと「それくらいしかできなかった」というのが本人の実感です。

その実感というのはある程度真実でして、例えばこれをお読みの方には既婚者も多いと想いますが、私は未だに独身で、もちろん子供もおりません。自分の住んでいる家を自分で建てたかって? まさか! この歳になって住まいはおろか、炊事洗濯家事親父まで面倒を見てもらっている身分です。独身貴族なら、彼女はどうか? これも否と答えざるを得ません。

・・・などなどと考えると、「高梨は英語とパソコンには詳しいかもしれないけど、彼女もいない哀れなやつ」と思えてくるでしょう。実際そうなんですから否定のしようもありませんが、ここで申し上げたいのはそういうことではないのです。

むしろ、私はかろうじて英語(という外国語)とコンピュータを「モノにできた(と少なくとも自分では思える)」から、 ラッキーな方だと思うのです。

例えば、かくのごとく「頭がよさげ」なことを自慢している私ですが、知的分野に限ったとしても苦手なことのリストは以下のような有様です。

  • 数学全般 (やっとこすっとこ基本的な微分積分ができる程度)
  • 碁・将棋・などのいわゆるテーブルゲーム (小学校以来、無勝の実績あり)
  • テレビゲーム (苦手というより興味がわかない)
  • 道を覚えること (地図は読めるんですが、その上で間違う)
  • 数独・クロスワードパズルの類 (若い頃は好きだったが、今は面倒くさすぎる)
  • 何かモノを作ること (親父からは「ぶきっちょ」と度々呼ばれています)

本当はこれに「歴史の勉強」と付け加えたかったのですが、最近になって(外国の)歴史モノ小説の面白さがわかって来たので、割愛しました。

だいたい上のリストを見ると「理系」なことが不得意な感じを受けるでしょうが、それを言ってしまうとコンピュータ屋として立場がないので、自分では言いません。w また、「運動・スポーツ一般」と「女性との交際」は一般的には知的分野とは呼ばれておりませんので、やはり除外しています。

というわけで、外国語とコンピュータはたまたま私の適性に合っていただけの話で、それさえモノにできなかったら今頃どうしていただろうか、と恐ろしくなることさえあります。実際、方向音痴が治るんだったら、頭の中にある英単語100個と引換えにしても惜しくはないですね。

ただ、冒頭でも申し上げた通り、私はコンピュータというものがやはり好きで、それこそICサイズのものからクラウドまで使いこなし言うことを聞かせることをメシの種にしており、自分の好きなことを仕事にできているというのはものすごく幸せだよなあと思うんです。あまつさえ、この3日ほどお客様から「お前が地元にいて何かあるとすぐ来てくれるから本当に助かるよ」という旨のお言葉をいただいたところですし。

だから、若い人が職業を選ぶにあたって、ぜひ考えに入れていただきたいのは、それが「自分のやりたいことか」と「人から感謝されることか」の二つです。もしその二つをクリアできているなら、それはやる価値がきっとあります。あ、あともちろん他にも「儲かりそうか」もあります。w 「他にやっている人がいない」とか「ダサい・カッコ悪い」とかはあんまり考えなくていいんじゃないかな。(むしろそれらはチャンスなんじゃないかとも思います。)

成人式とかセンター試験の季節になったので、またくだらないことをと思いつつ書いてしまいました。参考にしていただければ幸いです。

綿鋼雲泥 2012

皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年は本当に大変な一年でございました。なんといっても未曾有の大震災が日本を襲った3月11日。10m級の津波が関東をも襲うとの警告が発せられたときには、我が人生もこれまでかと覚悟を決めましたが、結果的に南房総一帯は比較的被害は少なく、その後の余震も多少はあったものの、今ではほぼ平常通りの生活を送ることができる状態に回復しております。甚大な被害に見舞われ、今なお復興にあたっている東北の方々には申し訳なくも、ふと気づくと日々の安逸な生活に埋没してしまっている自分がおります。

また、私事にはなりますが、出不精の私にはめずらしく、昨年の夏は国内外に旅する機会が多くございました。宮城・仙台に友人と出かけたり、ツアーではなく、自力で旅程を組み、はるばるニューヨークまでハリケーンの妨害にも遭いながら出張り、慣れない文化に戸惑いながらも異国の大都会を目の当たりに見て参りました。また、これは旅というより冒険になりますが、東京までバイクで往復したこともあります。

弊社として大きな出来事は、なんといっても有能で理解のある従業員を得られたことでした。今までですと、私が体調不良だったときには、どうしようもなかったのですが、そんな時代打に立ってくれる社員がいてくれるということだけで、心安らかに日々の業務に邁進することができます。本当にありがたいことです。

また、仮住まいではありますが、東京に出張所のようなものを持つことができました。こちらは、私が都内に出たときに、自由につかえる作業所といったものですが、東京支社といえばそうも言えるわけでして、大げさに言えば東京進出をついに果たした、とも言えます。

先日、ある方とのチャット中に、「自分は『綿鋼雲泥』を座右の銘にしている」旨のことを打ち明けました。実は今までこれを人に言うのは避けてきました。というのは、完全に自作ですし、披露したら「守れていないじゃないか!」というお叱りを受けることは必定だからです。

ではありますが、その銘について解説しますと、

  • 人当たりは「綿」のように柔らかく
  • 意思は「鋼」のように強く
  • 理想は「雲」のように高く

そして・・・

  • 品性は「泥」のように下劣に。

となります。最後のはまあ私なりの卑下というか開き直りですね。(笑) 事実、皆様もご存じの通り、下品なことは大好きです。

ただ、言うは易く行うは難し。意思を強く、理想を高く保つのは容易なことではありません。事実、やるべきことをやらなかったり、何事につけすぐ妥協してしまう悪いクセはなかなか抜けません。

しかしそこも、あまり強すぎても人と衝突しますし、高すぎる理想に燃えていても、一人ではすぐ無理がくることは経験上よくわかっております。

そこは中庸の徳を説いた孔子に習い、過ぎたるは猶及ばざるが如し、ほどほどに自己を御することも大切かと考えております。

私自身は今年3回目の年男になります。竜頭蛇尾に終わることのないよう、日々を大切に精進し、願わくは飛龍の如き躍進を果たさずとも、タツノオトシゴのように世に流されることなく、しっかり居場所を定められるような一年にしたいと存じます。

皆々様におかれましては、引き続き変わらぬおつきあいのほど、社員一同、よろしくお願い申し上げます。

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