Category Archives: 地域社会

神戸で肉を食べて来ました。

毎度お馴染みの消防ネタです。3月5日から7日まで神戸に第三まとい会で行って参りました。

行きの道中でちょっとしたハプニング(私が搭乗券を紛失、団長は財布を、副団長は携帯を飛行機に置き忘れ。きっとお二人は私のことをかばってわざとそうされたんだと思っています。)はありましたが、お陰様で全員無事に帰って来られました。


姫路城遠景
泊まったのは三ノ宮というところなのですが、観光地というよりも一都市ですね。姫路城が近かったので、みんなで立ち寄ったあと、自由行動。城にはあまり興味のない私ですが、あの複雑な形を組み合わせて石垣を積む技術はすごいと思いました。

夕食は皆さんまた集まって、会食。当然酒(だけではないですがw)も入り、大いに盛り上がりました。私の周りは牡蛎を食べられない人が多かったので、一人でいくつも堪能しました。

ところで、これは特に女性にお聞きしたいのですが「ハプスブルグ家の歴史」「古代ローマ帝国の歴史」「プレートテクトニクス」「光の速さおよびマイケルソン=モーリーの実験」「人類の起源について」というような話題で会話しろと言われたら、あなたはできるでしょうか?これ実は全て私がホテルの自室に招待した女性とベッドの上で語り合った話題です。もちろん彼女に一仕事していただいた後で、腕枕をしながらお話したのですが、交流を深めたのは何も下半身ばかりではない、ということをお分かりいただけるでしょうか。

意外に思われるかもしれませんが、私の経験上、彼女たちは概してインテリで知的好奇心も旺盛です。言葉は悪いですが、その辺の大卒コンパニオンよりも数段上とさえ言えるかも。のみならず、彼女たちのサービス精神・職業意識の高さもかなりのもので、私自身顔色無からしむる思いをすることも度々あります。

一度もそういう女性のお相手をしたことがない方、そしてもしあなたが経営に関わる身であったら、勉強と思って、お店に行ってみるなり敬意をもってご招待するなりすることをぜひお勧めします。

さて、2日目は一日フリーだったのですが、何をしていたかというと、ホテルの自室でパソコンに向かってました。仕事で緊急に対応しなければならない事態が発生し、その対応をしていたのですが、これも便利なんだか不便なんだかよくわからないないですよね。どこでも仕事ができる一方、どこへでも仕事がついて来るんですから。まあ神戸にまで出かけて日がなパチンコ打っていた同輩もいるんで、似たようなもんかな。

今回の旅行報告はこんな感じです。最後に、今回の旅行の幹事をお引き受けくださり、私自身大変ご迷惑をおかけした塗谷先輩に感謝と敬意を捧げ、エントリを閉じさせていただきます。

日本語教室で痛恨の一言

このブログでも度々言及していますが、週に一度、金曜の夜、市の中央公民館で日本語教師のボランティアをしています。

で、先月テキストが一冊終わったところなので、この3週間ほどはそのおさらいをしているのですが、「~と思います」という文型を練習していたときのこと。私が質問し、生徒が答えるという形を取っていました。

私: 「日本人はやさしいと思いますか?」
生徒:「はい、やさしいと思います。」
私: 「日本語の勉強は面白いと思いますか?」
生徒:「はい、面白いと思います。」
私: 「私の授業は面白いと思いますか?」
生徒:「いいえ、面白いと思いません」

これにはがっかりを通り越して笑うしかありませんでした。(苦笑

まあ笑ってばかりもいられませんよね。彼女にそう思わせている事実は真摯に受け止めなければならないと思います。現に思い当たる節はあって、私はほとんど準備らしい準備もできないまま授業に臨んでしまうので、授業中彼らに少し待たせたりすることもあります。例文が思い浮かばなかったり、漢字が思い出せなかったり。特に後者は日頃パソコンでしか文章を書かない私にとってなんとかしなければならない喫緊の課題です。

その点、他の先生方はちゃんと予習なり、今日やるべきことを考えていらっしゃる。たまに他の先生が休むと私のクラスに混ぜて教えることもあるのですが、やっぱり差を感じてしまいます。経験が少ないことを言い訳にもできるのでしょうが、自分の努力不足なんだろうなぁと思ってしまいます。その結果が今日の一言、ということになるのでしょう。

もちろん、週に一度授業をしたところで、教えられることには限りがあります。理想としては、彼らが日頃から日本語習得に興味を持ち、自発的に質問などをしてくれるようになったらいいのですが、その前にまず自分がもっと努力している姿を見せなければダメですね。最近仕事が忙しいことを言い訳に、そうした努力を怠っていました。そのことに気づかせてくれた今日の一言でした。

「何を書くか」は問題ではない。「何を書かないか」が問題なんです。

ブログなんぞを書いていると「よくネタに困りませんねー」とか「毎日ネタ探してるんじゃないですか?」とかいう質問をよくされます。

まあそうして生活している面もないわけではありませんが、私にとって問題なのは表題のことです。こうしている今も書きたい、または書く価値はあると思いながらも、諸般の事情により “Publish” のボタンを押せないでデータベースに眠っている草稿が山のようにあります。

例えば、このブログでもよく言及している通り、私は消防団に入っており、当然のことながら火事場の最前線に出ることがあります。でも、火事場の状況を写真で撮ったり、実名を挙げて報道したりはしません。

なぜなら、火事の被害者は往々にして私に近いところにいる人たちだからです。彼らの心情を思えば、安易にネットに載せようという気にはなれない。

前にも書いたと思いますが「何かを表現することは誰かを傷つけることである」という自覚の元に書いているつもりです。

例えば、よく育児日記というか、我が子の成長を日記ないしブログに載せている人がいます。一見罪もない行為に思えますが実はそうではない。現に私の妹は結婚してから6年間子宝に恵まれませんでしたが、当時の彼女がそれらの育児日記を見てどう思ったかに思いを馳せないでいられるほど、私は愚かではありません。

「そんなこと言ってたら何も書けないじゃないか」って?そうなんです。それが、それこそがすなわち、このブログの更新頻度が低い理由でもあります。書けば面白いこと、賛否はともかく評判を呼びそうなネタはいっぱいあります。でも、書かれた人たちのことを思うと、そうそう迂闊には載せられない。せいぜい、私が責任を負える範囲のことを俎上に載せていないつもりです。匿名で書ける2ちゃんならまだしも、ここに書くことは少なからず私の社会生活に影響を与えずには済まないことを私は知っているからです。

問題なのは、そうした自覚も無しに公に発言している人があまりにも多い、ということです。誰があなたの野球評論やオリンピック評論を聞きたいと思うか?誰があなたの息子がすくすく成長していることに関心を持つか?というようなことを考えられたい。文章なんてひねりだそうと思えば、漢字すら知らなくても楽々と書ける時代にあって、「この情報・感情・思想・体験は書く価値があるか」ということを考えてからキーボードに向かってもそう悪い考えではないと思います。

「時間の使い方」と「自由」について

今日、あるお客様にご請求を上げ、その後雑談交じりにいろいろお話をしたのですが、その時「時間の有効利用」について話題になりました。

時間を有効的に利用するには、まず自分の行動記録をつけることから、という話にもなったのですが、何にせよ記録をつけることに関しては人一倍億劫に感じてしまう私。それでもつらつら考えるに最近のパターンというのは思いあたります。

概ね10:00頃起床。
たまに7時くらいに起きるときもありますし、昼過ぎまで寝ているときもありますが、だいたい10時頃が一番多いでしょう。起きてすぐやることは携帯の着信チェック、メールチェックです。その後、対応を考えながら、朝食。

日中(~17:00くらい)
打ち合わせ、メンテナンス、コード書き、急患対応、諸連絡、など。

18:00頃
夕食

19:00~
JC、消防、青年、日本語教室など各種ボランティア活動。

22:00~
上からの流れで、飲み(笑) 。

25:00頃
帰宅。入浴後、3階の寝床へ。この時間には居間で母が寝ているので居間にはいられません。
寝床トップ(ノートパソコン)で、メール書き、ブログ書きなど。仕事をすることもままあります。

27:00頃
就寝。その前に時間が取れれば読書。

ここに書いたのはあくまで私の記憶から見えてきただいたいのパターンで、徹夜で仕事するときもありますし、飲まないときももちろんあります。が、おおよそこんな感じで一日を過ごしています。

「自分の時間がないじゃないか」って?そんなことはないですよ、全部自分の時間だと思ってますから。経営者たる者、仕事に費やす時間を自分の時間と思わなければ失格でしょう。それに日中もネットで情報(新聞記事や旬なトピック、自分の興味あることを含む)を得たり、音楽を聞きながらコード書いたりと、いわゆる趣味と仕事をオーバーラップさせているので、そんなに苦になりません。

が、将来もし人を雇うことになったら、これではいけないだろうなぁと暗澹たる思いになることもあります。社長が仕事中にiPod耳に嵌めてるわけにはいきませんからねぇ。

それにも増して現実的に心配なのが、もし嫁さんをもらって家庭を持ったら、こうまで自由に時間を使えるか、ということ。家族との団欒も必要でしょうし、そうなったらボランティアに費やす時間を削らなければならなくなるかもしれません。同年代の知人、特に同級生たちが、結婚した途端、社交的でなくなるのも無理はないかもなぁとも思ったりします。

「休日は何をしてるんだ?」って?これがまた色々埋まってしまうものなのですよね。JCの例会および関係団体の手伝い、青年の手伝い、ウィークデーにやりきれなかった仕事、etc, etc… 正直、デートなんかしてる暇がないです。w

ただ、誤解の無いように申し上げておくと、私はそれを楽しんでやっています。まあ楽しめないとしても、少なくとも自分の意志でやっています。その点、会社や上司から命令されてサービス残業せざるを得ない社畜ども被雇用者の方に比べれば自由を満喫しているつもりです。

このブログや普段の言動からお分かりの方も多いでしょうが、私は自由であることをことの外愛しています。発言・言論の自由、行動の自由、学問の自由、職業選択の自由、タバコを吸う自由、などなど。その結果いわゆる社会規範(年上・年下の関係、親子の関係、近所づきあいの関係、顧客・サービス提供者の関係)を逸脱することもままあり、それは重々承知しています。ですが、福沢諭吉が「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言ってから、もう100年以上も経っているのですから、無条件に人にへつらうのは止めにしてもいいんじゃないか、と思います。そう言った以上、私は例えば年下にタメ口で喋られても気にしないことにします。また、鋭い方ならご明察いただけるかと思いますが、自由と平等は背反するものではなく、セットで考えて初めて成り立つものです。

あれ、書き出しからずいぶん違うところに来てしまいました。結論らしい結論も出せないままですが、もう夜も明けてしまうので、今日はこの辺で寝ることにします。おやすみなさい。

小人閑居して・・・

ここのところ仕事やらJCやらで超絶的に忙しかったのですが、こうしてブログを書いていることからもお分かりの通り、少し落ち着ける時間ができてきました。まあ普段きっちり予定立てて動いているわけでもないんで、半分自分の責任もあります。

さて、「小人閑居して不善を為す」という言葉がありますが、この「閑居」って「一人でいること(他人の目がないこと)」という意味で「暇をしている」という意味ではないんだそうです。要は「つまらない人間は人の目がないと悪いことをする」ということらしいです。

私は聖人君子からは程遠い小人の見本のような人間ですので、やっぱり暇になるとむくむくと妄想が浮かんできてしまいます。思いついたアイデアはWikiにまとめていますが、後で読み返してみると暇なときにはロクなこと考えてないですね。w

現実的なところで今のところ頭の中にあるのはこんなアイデア妄想です。

鴨川市立図書館レビューサイト

そもそも借りた本が自動でどこかにリストにあると面白くね?というところから発展しています。要は「最近借りた本」をブログに張り付けたかったのでした。しかも自動で。
前に「公の図書館では個人の貸出記録を3ヶ月(?)で破棄している」ということを聞いたことがあります。借りた人がどういう思想を持っているかを調べる材料にならないように、ということらしいんですが、その真逆を行く発想です。

で、一覧だけじゃ面白くないので、レビュー(感想)なんかもつけられるといいな、と。他の人が見て参考にもなるでしょうし。

自動化するには、インターネット利用時のパスワードをお預かりする必要があるので、その辺がアレなんですけどねー。

Twitter, Remember the Milk のクライアントを Titanium Desktop で作りたい

先日、disったとまでは言わなくても、「何が面白いんだかわからない」的発言をしたTwitter ですが、前言撤回します。知ってる人がいればそこそこ、いや、結構面白いです。普通のチャットと違って、すぐ相手から反応があるわけではありませんので、基本会話ではなく「つぶやき」になるんですが、それに慣れてしまえば、それなりのつぶやき方もあります。20日に近所の稲荷様の縁日(?)があって青年で手伝ったとき、いろいろな方面で先輩のS藤さんがやっている、しかもハマっていると聞いて「ほほぉ、Twitterもここまで普及したか」と思い直しました。ま、Twitter についてはまた別の機会に。

今まで不思議というか「なんでWeb上のサービスはWebブラウザでしか使えないんだろう」と思ってました。当たり前だろ、と言う声が聞こえそうですが、例えば郵便番号から住所を検索する(2995503 →千葉県鴨川市天津)なんてのは大抵のWebフォームでやっていることですが、これ、例えば顧客管理ソフトとか住所録ソフトで使えればかなり便利だと思うのです。悲しいかなその手のソフトはパソコンのハードディスクにあるデータを元にしていますから、「先月合併して市長村名が変わった」なんてケースに対応できません。だからデータはネット上に置き、それを必要に応じてアクセスする、というのが望ましいわけです。

で、 その手のアプリケーション開発環境といえばAdobe Airが有名ですが、ActionScript覚えなければなりません。その実JavaScriptみたいなもんなのでまあ敷居は低いっちゃ低いんですけれども、Rubyラヴな私としてはRubyでデスクトップアプリ作りたいとつねづね思っていました。ActiveScriptRuby はそれができる候補の一つで、ご好評いただいている(コメントに反応しなくてごめんなさい orz)「NHKラジオ語学番組キャプチャツール」もそれで作っていますが、悲しいかなWindowsでしか動きません。

そこへもってきてこのTitanium Desktop(前置き長っ)。Rubyはおろか PHP, Python, そしてもちろんJavaScriptなど各種LLでデスクトップアプリが作れるというスグレモノ。そして実行環境もWindows, Mac, そしてLinuxと、どんだけユニバーサルなんだって感じになっています。

画面はHTMLで記述でき、ロジックを各種言語で書くようになっているので、 Web屋がデスクトップアプリ作るにはうってつけのツールです。Twitter, RTMに限らず、Web上には便利なサービスのAPIが公開これでもかってほどあるので、いろいろ遊んでみたいと思います。

メールお預かり&IMAPで読めますよ(ウィルス、スパムフィルタ付き)サービス

地元で仕事をしていて案外多いのが「複数のパソコンで一つのメールアドレス(正確にはメールボックス)を共有したい」 というリクエスト。もちろん複数人で読む場合もありますが、宿泊施設ではメインユースのPCが使えなくなったときに予備のPCで読みたい、という需要もあります。

で、それをするにはPOP3ではなくIMAPというプロトコルが便利で、現に私も使っています。が、普通のプロバイダでIMAPに対応しているところは少なく、POPで「サーバにメールを残す」に頼らざるをえません。しかもロクにフィルタしてないので迷惑メールがバンバン入ります。

そこで思いついたのが、できれば直接転送(MXレコード変更 or .forward転送)していただき、それが不可ならPOPで現行サーバからメールを取り出し、弊社のサーバでお預かりする、というサービス。転送あるいは取り出した時点でフィルタにかけ、不要なメールを篩にかけます。付加的に、Webメールとか携帯での読み書きができるといいな、と。

真に具合のいい、すぐにもできそうなサービスですが、ただこれ全部Googleがすでにやってることなんですよね。w しかもロハで。どうやってgmailと差別化するかが課題です。

コンビニプリントサービスとQRコードを活用した地域ミニコミ誌

「そういうものは自腹で印刷しろ」という声が聞こえて来そうですが、ご存じの通り世界一小さな規模を誇る弊社には、市内の皆様に紙媒体でまとまった量の情報をご提供できるだけの資本力はありません。それに完全に紙ベースのものならすでにKamoZineでやっています。(まあKamoZineの内容は外向きのものですが)

そこで、記事のタイトル、本文冒頭(あるいは要約)、サムネイル写真を載せた紙をネットプリントなど各種コンビに印刷サービスで取り出せるようにしておき、欲しい方はコンビニで紙に印刷していただくという形をとったらどうだろうと思っています。記事全文や写真は紙上のQRコードで携帯からアクセスしていただき、より詳しい情報を得られるようにしておく。弊社は印刷にかかるコストを全く負担せずに済み 、欲しい方だけ小額の印刷代をご負担いただくだけなので、まあフェアなのでは、と。

副次的な効果としては、携帯を使える若年層が、そうでない高齢世代に内容を読んであげたりなんかすると、世代間の交流が深まっていいかもなぁなんて考えています。

またも長々と妄想をぶちまけてしまいました。orz 上に挙げたのはアイデアにすぎないので、私に代わってどなたかやっていただいても全く構いません。できれば事後報告していただけるとありがたいですが。

またまた久々の消防ネタ

もう10日くらい前のことになってしまいましたが、消防の出初式に参加しました。「最近、消防関係のこと書いてねーじゃねぇか」とのご指摘をいただきましたので、まとめて、というのも何ですが、書かせていただきます。

夜警はこてらんねーど!

今年も消防の夜警の季節がやってきました。カーンカーンという鐘の音と共に街中を行く消防車を見かけることもあるかと思います。そんな時には「ああ、やつらも頑張ってるんだなぁ」と思っていただければ幸いです。さて、当番ではなかったのですが、年末暇が取れたので消防小屋へ顔を出したところ、思わぬ役得に預かりました。 まずはこれ。ドン。

特製海鮮汁

特製海鮮汁

見てお分かりの通り、伊勢海老とハマグリでダシをとったスープです。私の拙い筆力では到底この味をお伝えすることはかないませんが、ハマグリのエキスと伊勢海老のミソ、その両者の持つ濃厚にして豊潤な味わいのドリームマッチが一椀の中で繰り広げられており、口中に含めば潮(うしお)が波となって岩に浜辺に打ちつける情景が瞼の裏に浮かんでくるような、そんな逸品でした。 そして次にこれ。ドン。

ナガラミ

ナガラミ

若干ぶれてますが、ナガラミという貝を茹でたものです。味で言えば塩味しかしませんが、独特の食感に釣られてついつい杯を重ねてしまいます。清酒が合うとは思いますが、私は日本酒が不得手なのでビールでいただきました。 こんなにうまいものを食いながら夜警やってるのは、日本全国広しといえどもうちの分団だけじゃないかと思います。いや、マジで。 その上仲間とヤヘェやりながら、好きな酒を飲みながら、なんですから楽しくないわけがないですよ。「こてらんねー(こたえられない)」ってのはこのことなんじゃないかと思います。

餅つきぺったんこ

年末といえば、餅つきだろう、というわけで、近所の子供たちを集めて餅つきをしました。 FxCam_1262143907307FxCam_1262146227717FxCam_1262147567532FxCam_1262149432981 私も久々に子供相手に遊びましたが、いやー、くたびれました。(笑) これで子供が生まれて子守をさせられるようになったら、大変でしょうねぇ。 餅のほうは、副団長 嶋津靖市 さんのお母様の多大なるご協力の元、上々の出来栄えに仕上がりました。

最後に、冬は乾燥しやすいので、皆様火の元には重々ご用心くださいませ。m(__)m

久しぶりに消防ネタです。

まず最初に謝っておきます。最近、手入れすっぽかしてばかりいてごめんなさい。忙しさにかまけてついつい忘れてしまい、気づいたら「あ、今日は手入れだった!」って後になって思い出すんですが、後の祭りとはこのことですね。カレンダーにも印をつけてありますし、愛するママにも気づいたらいってもらうようにもしているんですが、なかなか・・・。

と、言い訳はここまでにして、今日たまたま消防のメンバーと顔を合わせたのですが、そのときM晴さんに「最近ブログに消防のこと書いてねぇじゃねぇか」と指摘を受けたので、書かせていただきます。

そもそもなんで顔を合わせたかというと、S市さんに頼まれていた書類ができあがったので、見てもらおうと思い、連絡したところ、Fよしで飲んでいるとのことだったので、うかがってお届けしたのが始まりです。

なんでも今日の午前11時(!)からハシゴ交じりで飲んでいるとのことで、皆さんいい加減酒臭くなってました。俺も飲みたかったんですが、車で来てたし、H樹が出してくれた1杯だけの貴重なウーロン茶で我慢しました。

で、しばらくヤヘェやってたら、話題がM晴さんに8枚も貸しているDVDのことに流れてきました。誤解のないように言っておくと、そのDVDは、男女が愛を交わす過程を忠実に描写した、興醒めな画像加工処理など加えられていない、淳風美俗の香り漂う極めて高尚な内容の作品でして、決して猥褻なものではないのですが、中にはそう捉える方もいるかもしれません。同期で年下のH樹がぜひ見たいと言い出したのをきっかけに、その場にいた、S市さん、Sげさん、M晴さん全員に俺も俺もとせがまれ、一旦また帰宅して取りに行くことになりました。独身は俺だけだったのですが、見たいDVDも見れなくなるなんて、結婚するとずいぶん不自由になるもんだなぁと思わずにはいられませんでしたね。

シャッフルするとかしないとか、誰が何枚借りるだとか、俺のはハズレに違いないとか、ひとしきりすったもんだがあった後、年功序列と恥じらいと図々しさの絶妙なバランスの結果、M晴さん8枚、S市さん3枚、Sげさん3枚、H樹3枚ということで折り合いがつきました。また、新たな試みとして、みんなで鑑賞後の評価を残していこうということになりました。幸いディスクの表に空白があるものばかりだったので、マジックで○×△を書くことになりました。

その後、バーミヤンに行ってラーメンでシめようということになり、もちろん飲んでいない私が運転することになりました。「どこまで世話焼かせるんだ!たいがいにしろ!」という言葉はぐっと飲み込み、ディズニーランドのスタッフそこのけの笑顔で送り届けさせていただきました。もちろん帰りもお連れしなくてはいけないので、みなさんがおいしそうにラーメン食べている中、私一人だけちびたアイスクリームを舐め、苦いコーヒーをすすっていたわけですが、鬼のような先輩にアゴで使われている自分のことが可哀想で可哀想で、あふれ出す涙を周りに気づかれないようにそっと拭いていました。ああ全くなんて連中なんでしょうか。ひどいと思いませんか、皆さん。

・・・とまあ、冗談まじりに書きましたが、久しぶりに消防の仲間に会って話をすると、「消防っておもしれぇなぁ」と心の底から思いますね。みんな広い心の持ち主ばかりですし、まあ確かに基本的には年功序列で縦社会かもしれませんが、シャレのわかる方たちばかりなので、一緒にいても楽しいです。私なんかはかなり甘えさせていただいてます。

近いうちに忘年会もあるとのことなので、ぜひ参加しようと思います。ああ、その前に手入れ忘れないようにしなきゃ。(汗

天津(鴨川含む)と国の銃士たち

アレクサンドル・デュマの名作「三銃士」を先日読み終えました。

いやー面白かった。久しく古典を読んでいなかったので、その意味でも新鮮ではありました。NHKの人形劇はきっと子供向けにアレンジされているのでしょうが、原作は十分大人でも満足できます。というより、むしろ子供向けではないです。

で、思わずにはいられませんでしたね、「俺は果たしてダルタニャンになれるだろうか」と。

少し解説しておくと、「銃士」というのは当時のフランス王のための近衛兵のことで、普及しつつあった銃を使うのでこの名で呼ばれました。ダルタニャンはその銃士の部隊、銃士隊に入隊することを夢見てガスコーニュからはるばるパリまで出張ってきた、まだ子供とも言えるくらいの若者で、アトス、ポルトス、アラミスの先輩三銃士と邂逅し、数々の困難を痛快に乗り越えていく、というのが大筋です。時代背景としては、フランス革命前夜、世界が中世から近代へ移り変わるちょうどその境目のころになります。

それで思ったわけです、「果たして俺と死地を共にしてくれるほどの仲間はあるだろうか」と。

でも、すぐに思い直しました。「俺のために死ぬ馬鹿はいないだろうが、銃士が王や王妃やトレヴィル殿に捧げているに匹敵する愛を、地域に対して抱いている現代版の銃士ならいくらでもいるではないか」と。

一朝火が出れば、死ぬ気で火事場に飛び込んでいく消防団、自らの理想のために労苦を厭わず社会貢献に邁進している青年会議所、地域の催しごとのために仕事を振ってやりとげる青年団、その他、その他・・・。

義ですね、漢(おとこ)たちの世界ですねぇ。気の効かない私ごときが何をしているわけでもありませんが、末席に加えられてその勇姿を目の当たりにするにつけ、いつも惚れさせられてます。

先日、消防の手入れをサボって、東京の議員会館というところに行ってきました。議員会館というのは、あの国会議員の先生方が政務を行う事務所が集まっている建物のことです。言うまでもなく私一人で乗り込んで行ったわけではありませんで、齋藤元県議に連れられて、天津小湊地区への光ファイバー誘致活動のご説明とご協力を請うためにうかがったのですが、いろいろ得ることの多い一日でありました。

いやはや、びっくりましたねぇ。何が驚いたといって、会う人会う人の頭のよさそうなこと。実際ある議員先生の秘書の方にもお会いしてお話したのですが、ああもやすやすとこちらの言いたいことが伝わるという経験は久しく、というより初めてだったかもしれません。田舎インテリを気取っていた自分が恥ずかしくなりましたよ。世の中にはやはり上がいるものです。

頭の切れもさることながら、彼らの気概というか、天下国家のために働いているんだという信念のようなものが、話をしていてひしひしと伝わってきました。それに比べて自分はなんと卑小な存在なのだろう、と。

天津には天津の銃士がいて、国には国の銃士がいる。そうして世の中が動いていることを知って、社会というものにより親しみを感じた一日でした。

弊社発 地域SNSの立ち上げが遅れている理由

ことあるごとに実生活のエクスキューズを垂れ流している本ブログですが、関係者各位には大変お世話になっております、地域SNS「Zeego.org」の正式稼働が遅れている事情などをご説明したいと思います。

SNSじゃないよね

学校関係者の方からいろいろ機能の削除要請を受けておりまして

  • 日記機能
  • コメント機能
  • コミュニティ管理者だけが一斉配信できるように

などなど、機能追加ではなく「機能削除」しなければならないという点がまず一つ。そして、そうした要請に応えてできたものがはたしてSNSと呼べるのか、という内部的な葛藤があります。実のところ、私も日記機能なんかいらんよな、とは思っていて、もっと面白いアプリが載せられるといいと思っております。例えば手渡しすることが前提のオークションとか、オークションにせずともフリーマーケットみたいなものがあれば、バザーを通年できることになりますし、エコロジーかつエコノミー。

ただ、そうしたアプリを自由度の高い形で載せるには土台の方もかなり手をいれなくてはならなくて、それならイチから作り直した方がいいんじゃないかと模索しているところです。

地元の学校でも新型インフルエンザでバザーが中止になったり、休学になっていたりするので、今が一番求められているところではありますが、より受け入れられやすい形にすべく、頭をひねっています。

それでも登録しない人対策

人間というのは誠に不思議なもので、相手が人間なら個人情報を教えるのに何の抵抗がなくとも、「お手持ちの携帯から入力してください」となったとたん、抵抗を示す傾向があるようです。私個人に教えるのも、私が作ったシステムに入力するのも結局は同じ事なんですが。

そこに働いている心理というのはどういうものなんだろうと考え続けています。そして、そういう人にも抵抗なく登録してもらうにはどうすればいいのだろうと。既存SNSは自己登録が当たり前ですが、代理登録できるようにするといいのかもなーと思っています。

広告掲載に代わる資金調達

最初は広告メールを配信することで、広告主から運営資金を調達することを考えていました。でも、それにはある程度登録者数が集まらないと説得力ないですし、携帯電話では広告の表現力にも限りがあります。

よって、もっと直接的で受益者負担的な資金調達方法を模索しています。

幸いなことに田舎の時間は可塑性を持っているので、ある程度遅れても看過いただけるのですが、さすがにそろそろ何らかの形にしなくてはいけないと思っております。もしかしたら既に遅いのかも。(汗

「地図が読めない女」は本当だった・・・。orz

流行に乗り遅れるのが大好きな私は、「ベストセラー」として宣伝されている本をめったに読みません。流行から何年か経って、本屋の在庫から切れかける頃合いを見計らって読むことにしています。

「話を聞かない男 地図を読めない女」という本が何年も前に流行りましたが、最近、その通りかもしれないと思わされる出来事に出くわしたので、書いてみたいと思います。

このブログでも何回も言及していますが、週に一回、中央公民館で日本語を教えています。で、今私が受け持っているクラス(といっても4人ほど)は生徒がたまたま女性ばかりです。

先週の金曜のこと、「~と、○○になります」と言う文型を教えていました。例えば「このボタンを押すとジュースが出ます」「夏が来ると、暑くなります」「その交差点を右に曲がると、銀行があります。」というような文を教えるわけです。最後の例は、地図を使えば簡単に例文ができると思ったので、単純な地図を描いて、「○○はどこにありますか?」と尋ね、その答えを言わせるようにしました。

ところが、ところが。

私の生徒たちは、驚くなかれ、その地図をほとんど「読めない」のです。私が提示したのは、真ん中に十字路があって、その周囲に建物を配置しただけの、単純極まりないものなのですが、それでも彼女たちは地図の解読に四苦八苦し、地図の描かれた紙を自分が進む方に合わせて回して初めて「その交差点を右に曲がると、左にスーパーがあります」と答えてくれるのでした。いやぁ、その難儀のしかたといったら見ていて滑稽なくらいでした。言っておきますが、彼女たちは日本語の「右」と「左」を十分区別できますし、祖国では普通の教育を受け、あまつさえ「学習委員」という日本でいう学級委員長のようなこともしていたという優秀な頭脳の持ち主ばかりです。

そんな彼女たちにあってこの体たらくは何なのか、と思わずにはいられませんでした。

そこで、思い当たったのが冒頭の「話を聞かない男 地図を読めない女」です。これ、前半はともかくとして、後半は嘘だと思っていました。女性が地図を読めないのなら、どんなに精度のいい、わかりやすい地図を作っても人類の50%にしか貢献できないことになります。そんな馬鹿な話があるわけがない、と。

私はほとんど病的な方向音痴ですが、地図は読めます。というより、方向音痴になったそもそもの原因が、地図があればどこに行っても迷うことはない、と人生の早い段階で悟ってしまったことにあります。それ以降は積極的に道を覚えることはしなくなり、つまり、地図が読み方を覚えてしまったがために、方向音痴になったわけです。そんな私にとってGoogleケータイが福音なのは言うまでもありません。

まあ私の話はどうでもいいとして、実際の話、女性にエスコートされてデートしたことなんて何回もありますし、女性の方が方向感覚は鋭いのかもなー、くらいに思っていました。そんな彼女たちが「地図が読めない」わけがない、と。

まあもちろん「私は読めるわよ!」と憤慨されている方もいるかもしれません。そういう人が実際にいることは百も承知です。ですが、思い起こしてみると、私の知り合いの女性のうち「地図を読めている」と断言できる人は驚くほど少ないのです。

さきほど「エスコートされて」と書きましたが、その場合、たいていは彼女たちの生活圏内だったり、遊び場だったり、職場に近かったり、いずれにせよ、よく見知っているテリトリーになります。「どこそこに行ったことがないから今度行きましょう」というわけでは決してありません。そして、女性が見知らぬ土地を訪れるときは、必ずといっていいほどガイドを雇うなりツアーに参加するなどして、絶対に道に迷わない算段をしてから出かけるのです。見知らぬ土地を一人で逍遥してみたい、と言う女性はドラマの中には出てくるかもしれませんが、現実にはちょっといそうにありません。

嘘だと思うなら、身近な女性に最寄りの駅から自宅までの地図を描かせてみてください。きっと驚くと思いますよ。


ところで、その「話を聞かない男 地図が読めない女」という本ですが、まさか市の図書館にあるとは思わず、本屋で探して見ましたが、見当たりませんでした。が、ネットで検索してみると図書館にきちんと蔵書されているではありませんか。中身を読んでいないので断言はできませんが、タイトルから推してどこぞのフェミニストなら焚書目録のトップにあげたい本なのではないでしょうかね。その点で、市立図書館の蔵書ポリシーは誠に大衆迎合的というか、ニーズによく応えているというか、いずれにせよ市民の感覚と離れておらず、大変よろしいと思います。

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